葉状体は淡緑色、長さ1~2㎝、幅2~4㎜の帯状で、二又に分枝する。葉状体は背面が平滑で、背面に明瞭な線状の溝がある。腹鱗片は白色、膜状、縁からはみ出さない。気室は2
~3層、不明瞭。雌雄同株。胞子は直径80~90μm、表面の網目が細かく、遠心面の径上に9~11個。n=16
よく似た
ハタケゴケは、葉状体が幅1~2㎜とやや小さく、背面の溝が広く、凹みになっている。また、気室がない。ミドリハタケゴケも気室がなく、葉状体の幅が約1㎜。
外来種の
ウロコハタケゴケは膜状の腹鱗片が縁からはみ出して見える。
コハタケゴケや
ウキゴケは葉状体の幅が2㎜以下と狭い。
冬に見られる
カンハタケゴケはやや大きく、背面に突起があり、ガラスのように輝く。