ウロコハタケゴケ  鱗畑苔
[学名] Riccia lamellosa Raddi
ウキゴケ科  Ricciaceae ウキゴケ属
三河の植物観察
ウロコハタケゴケの表
ウロコハタケゴケの裏
ウロコハタケゴケの縁
ウロコハタケゴケ
ウロコハタケゴケ拡大
 日本には2000年以降に侵入したといわれている。今では、関東地方で普通に見られるようになっている。葉状体は灰緑色、縁から腹鱗片がはみだして、縁が白色の膜状に見える。幅約1.5~3㎜の帯状で、二又に分岐し、先端中央にはっきりした、細い溝がある。腹面には白色の仮根が密生し、腹鱗片は白色、膜状。
 よく似たミヤケハタケゴケは葉状体の腹鱗片が縁からはみ出さない。ハタケゴケは葉状体の溝が浅く、広い。
[分類] 苔類
[草丈] 3~8mm(長さ)
[生育場所] 湿った畑、土上
[分布] 外来種  欧米原産
[撮影] 豊橋市石巻町   10.10.22
TOP Back