水草として観賞用に栽培されている。湿った水田などに生えるが、最近はでほとんど見られず、全国の絶滅危惧種Ⅰ類に指定されている。
小形で
コハタケゴケによく似ている。葉状体は淡緑色、細く、幅0.5~1㎜、まばらに1~数回二又に分枝し、かなり長くなる。気室が2~3層ある。胞子体は葉状体の中で成熟し、葉状体が腐ると胞子が散布される。胞子は直径75~90µm、遠心面上に4~5個の網目がある。
コハタケゴケはロゼット状のコロニーを作り、葉状体が緑色で、短く、分枝が密。コハタケゴケは非常に多い。
ミヤケハタケゴケは葉状体の幅が2~4㎜あり、背面の溝が線状で、明瞭。