コケシノブ
苔忍
[中国名]
莱氏蕗蕨 lai shi lu jue
[英名]
Wright's filmy fern
[学名]
Hymenophyllum wrightii Bosch
コケシノブ科 Hymenophyllaceae コケシノブ属
和名の由来は苔のようなシノブ(シダ)という意から。根茎は褐色~黒褐色、直径約0.1㎜。葉柄は1.5~2㎝離れてつく。葉身は長さ1.5~3.5㎝、幅1~1.5㎝、2~3回羽状に分裂する。裂片の先は鈍頭~円頭で、軸に対して30~45度の鋭角につき、裂片と裂片の間は上部を除いてほとんど離れない。ソーラスは裂片の先につく。包膜は2弁状で、全縁。2n= 56, 84
類似の
ホソバコケシノブ
は裂片の幅が狭く、軸との角度が約60度。
コウヤコケシノブ
は裂片の先に鋸歯がある。
[草丈]
5~10㎝
[生活型]
常緑性
[生育場所]
樹幹、岩上
[分布]
在来種 北海道、本州、四国、九州、朝鮮、台湾、ロシア、北アメリカ
[撮影]
あてび平(長野県) 04.12.11
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