ホソバコケシノブと似ている。ホソバコケシノブの一型と見なされていた経過がある。
根茎は細く、長い。葉は2回羽状複生、分岐の角度が広く、丸みを帯びる。葉裏の中軸に毛がある。ソーラスは葉の先端に固まってつく。包膜は2弁状で、鋸歯はない。
ホソバコケシノブはソーラスが葉の先端だけでなく、葉の中間の裂片にもつく。
コウヤコケシノブは裂片に鋸歯がある。ミカワコケシノブもホソバコケシノブに似るが、包膜の縁に欠刻状の著しい歯牙がある。キヨスミコケシノブも包膜の縁に鋸歯があるが、コウヤコケシノブに似て裂片の幅が広い。