ヒカゲノカズラ  日影葛
[中国名] 东北石松 dong bei shi song
[英名] running club-moss , ground pine
[学名] Lycopodium clavatum L.
ヒカゲノカズラ科  Lycopodiaceae ヒカゲノカズラ属
三河の植物観察
ヒカゲノカズラの胞子穂
ヒカゲノカズラの直立枝
ヒカゲノカズラの匍匐枝
ヒカゲノカズラ
ヒカゲノカズラ主軸
 日影の名がついているが、日陰でなく、日当たりを好む。
 茎は主軸と側枝がある。主軸(匍匐枝)は地表を横に長く這い、枝分かれして側枝(直立枝)が直立し、高さ20~25㎝になる。胞子嚢穂は長さ2~6㎝、幅約4㎜の円柱形、直立枝の先に枝分れして数個つく。胞子葉は長さ1.5㎜、幅1.3㎜の広卵形。
 エゾヒカゲノカズラは直立枝がやや短く、胞子嚢穂に柄がない。ミズスギは胞子嚢穂が枝先に垂れさがる。アスヒカズラは側枝がヒノキの枝のように扁平である。
[草丈] 地を這う(高さ20~25㎝)
[生活型] 常緑性
[生育場所] 向陽の斜面
[分布] 在来種  日本全土、朝鮮、中国、南アメリカ、北アメリカ
[撮影] 茶臼山     01.10.6
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