和名の由来は葉の裏が白いことから。正月の鏡餅の飾りやしめ縄飾りに使われる。
コシダと同じように三河ではよく見られる.。大型のシダである。
根茎は匍匐し、直径約3㎜と太くて長い。葉柄は長さ30~100㎝、緑色、平滑。葉柄の先に1対の羽片からなる葉をつけ、羽片は長さ60~90㎝、幅18~28㎝。
羽片の間に休止芽をつけ、翌春になると、休止芽は伸びる。毎年、1対の羽片が伸び、2~3段と丈も高くなり、大きいものは2mに達する。小羽片は長さ11~16㎝、幅1.2~2.4㎝、
片側に25~35個つき、 深裂する。裂片は長さ7~12㎜、幅2~3㎜の線形。ソーラス(胞子嚢群)は縁と中肋の中間につき、胞子嚢は3~4個、包膜は無い。