ウラジロ  裏白
[中国名] 里白 li bai
[学名] Diplopterygium glaucum (Houtt.) Nakai
Gleichenia japonica Spr.
ウラジロ科  Gleicheniaceae ウラジロ属
三河の植物観察
ウラジロの葉表
ウラジロの葉裏
ウラジロの芽
ウラジロの芽2
ウラジロ
ウラジロ葉先
 和名の由来は葉の裏が白いことから。正月の鏡餅の飾りやしめ縄飾りに使われる。コシダと同じように三河ではよく見られる.。大型のシダである。
 根茎は匍匐し、直径約3㎜と太くて長い。葉柄は長さ30~100㎝、緑色、平滑。葉柄の先に1対の羽片からなる葉をつけ、羽片は長さ60~90㎝、幅18~28㎝。 羽片の間に休止芽をつけ、翌春になると、休止芽は伸びる。毎年、1対の羽片が伸び、2~3段と丈も高くなり、大きいものは2mに達する。小羽片は長さ11~16㎝、幅1.2~2.4㎝、 片側に25~35個つき、 深裂する。裂片は長さ7~12㎜、幅2~3㎜の線形。ソーラス(胞子嚢群)は縁と中肋の中間につき、胞子嚢は3~4個、包膜は無い。
[草丈] 50~200㎝
[生活型] 常緑性
[生育場所] 山地の斜面、林縁
[分布] 在来種  本州(福島県、新潟県以南)、四国、九州、沖縄、中国、台湾、インド
[撮影] 北山湿地     05.4.16
TOP Back