ツルデンダ  
[中国名] 华北耳蕨 hua bei er jue .
[学名] Polystichum craspedosorum (Maxim.) Diels.
オシダ科  Dryopteridaceae イノデ属
三河の植物観察
ツルデンダの葉表
ツルデンダのソーラス
ツルデンダ
ツルデンダの葉裏
 石灰岩などにロゼット状につく。根茎は直立し、褐色の鱗片に密に覆われる。葉柄は長さ2~6㎝、直径1~2㎜。葉柄や中軸に鱗片が密につく。葉身は、紙質、長さ10~20㎝、幅2~4㎝の線状披針形、単羽状葉。中軸は長く伸びて、先端に無性芽をつける。羽片は14~26(35)対つき、卵状長楕円形、縁に浅鋸歯。ソーラスは羽片の上側の縁寄りに一列に並んでつき、下側はソーラスがほとんどつかない。包膜は大きく、宿存性で、ソーラスを包み込む。2n=82
 イワデンダは葉が斜上し、葉柄上部に関節があり、ソーラスが葉縁の両側について、包膜がコップ状。
[草丈] 10~20㎝
[生活型] 常緑性
[生育場所] やや湿った斜面、岩場
[分布] 在来種  北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、ロシア
[撮影] 石巻山   04.11.3
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