イワデンダ  
[中国名] 耳羽岩蕨 er yu yan jue
[学名] Woodsia polystichoides Eaton.
イワデンダ科  Woodsiaceae イワデンダ属
三河の植物観察
イワデンダの葉表
イワデンダの葉裏
イワデンダ
 根茎は短く、斜上し、葉を叢生する。葉柄は光沢のある褐色で、上部に間接がある。葉は厚い草質。葉身は長さ10~23㎝、幅1.5~3㎝、単羽状葉、狭披針形。羽片は16~30対つき、左右不相称の三角状長惰円形、基部前側に耳がある。羽片の両面や中軸は多毛。ソーラスは羽片の縁寄りにつく。包膜はコップ状で、宿存しない。2n=82
 ツルデンダは葉が平面状に岩に張りつき、葉柄、中軸に密に鱗片がつく。また、ソーラスはほとんど羽片の上側だけにつき、包膜は大きく、宿存性。
[草丈] 10~30㎝
[生活型] 夏緑性
[生育場所] 低山地の湿った岩場
[分布] 在来種  北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾、ロシア
[撮影] 設楽町  07.9.17
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