サクライカグマ
[中国名]
裸叶鳞毛蕨 luo ye lin mao jue
[学名]
Dryopteris gymnophylla (Baker) C.Chr.
オシダ科 Dryopteridaceae オシダ属
根茎は短く這う。葉柄は長さ30~40㎝、鱗片は褐色で、中軸や羽軸には鱗片は残らない。葉身は長さ25~40㎝の5角状卵形、3~4回羽状深裂。最下羽片は最も大きく、長さ10~25㎝、幅6~18㎝の鎌形、長柄があり、最下羽片の第1小羽も大きい。ソーラスは中肋寄りにつく。包膜は円腎形。愛知県には少なく、愛知県の絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。
ミサキカグマ
は最下羽片が鎌形にならず、ソーラスが縁寄りにつく。
[草丈]
50~80㎝
[生活型]
常緑性
[生育場所]
低山の斜面
[分布]
本州(宮城県以南)、九州(大分県)、朝鮮、中国
[撮影]
旭町 05.4.2
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