茎は長さ2~5㎝、側面及び腹面からも分枝し、葉を重なってつけ、腹葉の基部に仮根をつける。葉は黄緑色~緑色、長さ1.5~1.8㎜の舌形。葉先は切頭~円頭で、ほぼ同じ大きさの小歯が5~10個つく。腹葉は茎の幅の1~1.5倍の幅があり、深く2裂し、側歯が1~2個ある。葉身細胞は六角形(まれに5、7角形)、薄壁、トリゴンがほとんどなく、平滑、紡錘形のブドウ房状の油体が3~5個ある。雌雄異株。n=9
ツクシウロコゴケは葉の長さがやや短く卵状方形で、葉縁の歯が大きく不揃い。
オオウロコゴケは葉の両肩に1個ずつ小歯がつく。