クモノスゴケ  蜘蛛の巣苔
[中国名] 长刺带叶苔 chang ci dai ye tai
[学名] Pallavicinia subciliata (Austin) Steph.
クモノスゴケ科  Pallaviciniaceae クモノスゴケ属
三河の植物観察
クモノスゴケの葉状体
クモノスゴケの葉先
クモノスゴケの葉縁
クモノスゴケの蒴
クモノスゴケ
クモノスゴケの葉の鋸歯
クモノスゴケの葉身細胞
 葉状体は淡緑色~鮮緑色、扁平、匍匐し、長さ3~6㎝、幅4~6㎜、2先端が細く尖り、縁に毛状の鋸歯が散生する。中肋は明瞭で、中心束が1本。葉身細胞は6角形、薄壁、トリゴンはなく、油体が10~15個ある。雌雄異株。雌包膜はやや円筒形、先が重鋸歯状。雄包膜は中肋を挟んで、2列、先端は鋸歯状。n=8
 ニセヤハズゴケは葉状体の先が細くならない。
[分類] 苔類
[草丈] 3~6㎝(長さ)
[生育場所] 低地の渓谷の土上、岩上、腐木上
[分布] 在来種  本州、四国、九州、沖縄、中国、台湾、東アジア
[撮影] 本宮山   05.1.22
TOP Back