イボミズゴケ
疣水蘚
[中国名]
疣泥炭藓 you ni-tan xian
[英名]
papillose sphagnum
[学名]
Sphagnum papillosum Lindb.
ミズゴケ科 Sphagnaceae ミズゴケ属
大形、
オオミズゴケ
に似る。色は淡緑色~黄色~褐色、
ホソバミズゴケ
より白っぽい。茎は表面細胞が3~4層、透明、孔が1~3(5)個ある。髄は褐色~黒色を帯びる。茎葉は長さ0.7~0.9㎜、幅0.6~0.7㎜、短舌形~楕円状舌形、先は円く、先がささくれる。 枝は短い。枝葉は長さ0.7~1.0㎜、幅0.7~0.8㎜の広卵形、透明細胞の側面にパピラが密生し、表面から白っぽく見える。葉緑細胞はほぼ狭い台形、透明細胞との側壁はパピラが密生する。蒴体は見られない。
[分類]
蘚類
[草丈]
15~20㎝(長さ)
[生育場所]
林内、林縁、湿地
[分布]
在来種 北海道、本州、四国、九州、中国、ヨーロッパ、グリーンランド、北アメリカ
[撮影]
あてび平(長野県) 04.12.11
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