ヒメミノリゴケ
[中国名]
小頂鱗苔 xiao ding lin tai
[学名]
Acrolejeunea pusilla (Steph.) Grolle et Gradst.
クサリゴケ科 Lejeuneaceae ミノリゴケ属
樹幹に着生する小形の苔類。茎は長さ0.5~1㎜、側面からのクサリゴケ型の分枝だけである。葉の背片は長さ0.3~0.6.㎜の非相称の卵形、円頭。腹片は長さが背片の1/2~2/3、切頭で2歯がある。腹葉は円形、幅は茎径の約2倍。葉身細胞は平滑で、トリゴンはやや大きい。油体は多数。雌雄異株。花被は側枝の先につき、5稜の倒卵形。無性芽はつかない。n=9
湿ると葉が背側に曲がり
フルノコゴケ
に似ている。フルノコゴケは全体に大きく、腹片が小さく、歯が3~5個。
[分類]
苔類
[草丈]
0.5~1.5㎜(長さ)
[生育場所]
低地の樹幹
[分布]
在来種 本州、四国、九州、沖縄、中国
[撮影]
三谷町 10.12.8
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