基本葉体は永存性(消滅するものもあり)、長さ2~5㎜、幅1~2㎜の鱗片状、縁が不規則に切れ込む。子柄 は帯黄灰緑色~灰緑色、中空、分枝せず、直立し、単一、高さ1~2(4)㎝、直径4~10㎜の棍棒状の盃になり、先がラッパ状になる。外髄と内髄があり、共生藻は外髄にある。盃の外皮層は顆粒状になり、顆粒状の粉芽をつける。子器
はレキデア型、果殻は炭化せず、盃縁又は盃縁から出た太い柄の先に、単一又は複数つき、直径1~3㎜。子器盤は凸面、赤色、老生すると褐色になる。胞子は1室、惰円形。粉子器は赤色。スポットテスト 地衣体:K-,
C-,KC+黄色, P- 子器の盤:K+紫色。二次代謝物質はウスニン酸、イソウスニン酸 , ゼオリン、ベリジフロリン、子器の盤にはロドクラドン酸を含み赤色。
|