ワラビ  蕨
[中国名] 蕨 jue
[英名] eastern bracken
[学名] Pteridium aquilinum (L.) Kuhn var. latiusculum (Desv.) Underw.
コバノイシカグマ科   Dennstaedtiaceae ワラビ属
三河の植物観察
ワラビの葉表
ワラビの葉裏
ワラビのソーラス拡大
ワラビの芽
ワラビ
ワラビの葉
ワラビの胞子葉のソーラス
 根茎は密に栗色の毛があり、長く這い、群生する。葉は直立する。葉柄は褐色、長さ40㎝以下、基部には褐色の短毛があり、上部は無毛。葉身は草質、長さ20~80㎝、幅25~50㎝の三角形、2~3回羽状複葉~中裂、最下片が最大になる。小羽片の先は分裂せず、尾状になるのが特徴。裂片はわずかに内側に巻く。葉の裏面は多毛。胞子嚢群は葉の縁に沿って帯状につき、葉の縁が折れ曲がった擬包膜が覆う。擬包膜は膜質、縁毛がない。根茎で増え、胞子嚢群は稀にしかつかない。2n=104
[草丈] 100~200㎝
[生活型] 夏緑性
[生育場所] 日当たりのよい原野
[分布] 在来種  日本全土、朝鮮、中国、台湾、ロシア、モンゴル、ヨーロッパ、北アメリカ
[撮影] 岡崎市     04.5.15
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