トラノオシダ  虎の尾羊歯
[中国名] 虎尾铁角蕨 hu wei tie jiao jue
[学名] Asplenium incisum Thunb.
チャセンシダ科  Aspleniaceae チャセンシダ属
三河の植物観察
トラノオシダ葉
トラノオシダのソーラス
トラノオシダのソーラス2
トラノオシダの茎
トラノオシダ
トラノオシダ2
 根茎は短く、這い、直立し、叢生し、ときに無性芽を出す。鱗片は暗褐色~黒色。葉柄は長さ4~10㎝、緑色、裏面は紫褐色。葉身は長さ10~27㎝、幅2~4(5.5)㎝の披針形、1~2回羽状複葉。羽片は12~22対つき、短い柄があり、下部の羽片は小さく耳形、中部の羽片は長さ1~2㎝、幅0.6~1.2㎝の三角形、 鋸歯縁。ソーラスは中肋寄りにつき、全面に広がる。包膜は全縁~波状。2倍体、2n=72。
[草丈] 20~30㎝
[生育形態] 常緑性
[生育場所] 低地の山野、道端
[分布] 在来種  日本全土、朝鮮、中国、台湾、ロシア
[撮影] 蒲郡市形原町     04.5.5
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