タチシノブ  立忍
[別名] カンシノブ
[中国名] 野雉尾金粉蕨 ye zhi wei jin fen jue
[英名] carrot fern, Sichuan lace
[学名] Onychium japonicum (Tunb.) Kunze
ホウライシダ科  Parkeriaceae タチシノブ属
タチシノブの葉表
タチシノブの細葉表
タチシノブ包膜1
タチシノブ包膜2
タチシノブ
タチシノブ細葉裏
タチシノブの葉裏
 和名の由来は葉がシノブとよく似ており、直立することから。別名は冬にも青々していることから。根茎は直径約3㎜、長く這う。葉柄は長さ7~45㎝、わら色、ときに褐色、無毛。基部は紫褐色。葉身は草質、長さ20~48㎝、幅10~20㎝の卵状披針形、3~4回羽状深裂。裂片は細く、先が尖る。ただし、裂片の幅はごく狭いものからやや広いものまである。ソーラスは裂片の先に、幅いっぱいにつく。包膜は長さ5~7㎜、両側から挟むようにつくのが特徴。2n= 58, 87, 116, 174
[草丈] 30~70㎝
[生育形態] 常緑性
[生育場所] 林内、山地の日のあたる場所
[分布] 在来種  本州(福島、関東地方以西)、四国、九州、沖縄、中国、台湾、タイ、オセアニア
[撮影] 本宮山   04.5.26
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