シラネワラビ   白根蕨
[中国名] 广布鳞毛蕨 guang bu lin mao jue
[英名] Northern wood fern, spreading wood fern
[学名] Dryopteris expansa (C.Presl) Fraser-Jenk. et Jermy
オシダ科  Dryopteridaceae オシダ属
三河の植物観察
シラネワラビの葉表
シラネワラビの小羽片裏
シラネワラビの鱗片
シラネワラビ
シラネワラビ2
 根茎は短く、斜上する。葉柄は葉身の長さの1/2~1/3、葉柄の基部には鱗片の中央が濃褐色になる長さ約1.5㎝の卵形~広披針形の褐色の鱗片が密生する。葉身は黄緑色、厚めの草質、長さ25~50㎝、幅12~35㎝の5角状卵形、3回羽状深裂~全裂。羽片は6~11対つき、卵状披針形、最下羽片の下向き第1小羽片が最大で、短柄。裂片の先は鋭く尖る。ソーラスは葉脈の枝の途中につき、包膜は円腎形でほぼ全縁。2n=82
 オクヤマシダは根茎が細長く、走出枝を出す。また、葉柄の鱗片が淡褐色。
[草丈] 60~70(90)㎝
[生活型] 夏緑性
[生育場所] 亜高山帯の林内
[分布] 在来種  北海道、四国、九州、朝鮮、中国、ロシア、北アメリカ
[撮影] 茶臼山   05.5.29
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