シノブカグマ
[中国名]
钝头复叶耳蕨 dun tou fu ye er jue
[学名]
Arachniodes mutica (Franch. et Sav.) Ohwi
オシダ科 Dryopteridaceae カナワラビ属
根茎は塊状で、斜上し、叢生する。葉柄は長さ15~35㎝、基部は幅広い淡褐色~黒褐色の鱗片が密生し、中軸にも幅の狭い黒褐色の鱗片が多い。葉身は長さ40~60㎝、幅15~25㎝の卵状長楕円形、3回羽状複葉、葉質はやや厚い草質~紙質。葉表は緑色で、やや光沢があり、裏はやや白緑色。羽片は有柄。小羽片は長楕円形、羽状に中裂~全裂。裂片は鈍鋸歯縁。ソーラスは葉の上部からつきはじめ、裂片の縁寄りの葉脈の先につく。包膜は円腎形、波状縁。2n=82
[草丈]
50~90㎝
[生活型]
常緑性
[生育場所]
ブナ帯~針葉樹林帯の林内
[分布]
在来種 北海道、本州、四国、屋久島、朝鮮、ロシア
[撮影]
あてび平(長野県) 04.12.11
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