ミツデウラボシ  三手裏星
[中国名] 金鸡脚假瘤蕨 jin ji jiao jia liu jue
[学名] Selliguea hastata (Thunb.) Fraser-Jenk.
Crypsinus hastatus (Thunb.) Copel.
ウラボシ科  Polypodiaceae セリゲア属
三河の植物観察
ミツデウラボシの葉表
ミツデウラボシの葉裏
ミツデウラボシ
 日本産などのミツデウラボシ属 Crypsinus はセリゲア属  Selligueaに含められるように整理された。
 根茎は直径2~3㎜、密に鱗片がある。鱗片は赤褐色、長さ約5㎜の披針形。葉柄は長さ2~20㎝、直径1~2㎜、硬質、無毛、わら色で、下部は紫褐色。葉身は紙質~草質、両面とも無毛、長さ2~20㎝、幅1~2㎝の単葉~3出葉、葉の基部の幅が最も広く、縁に刻み目(ノッチ)がある。中肋と側脈は明瞭で、細脈は不明瞭。葉裏は粉白を帯びる。ソーラスは直径2~3㎜の大きい円形で、中肋寄りにつき、裏全面につく。
[草丈] 5~20㎝
[生活型] 常緑性
[生育場所] 低山の岩上、道端の乾いた場所
[分布] 在来種  北海道西部以南の日本全土、朝鮮、中国、台湾、ロシア、フィリピン
[撮影] 蒲郡市三谷町     04.3.9
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