クルマシダ  車輪羊歯
[中国名] 狭翅铁角蕨 xia chi tie jiao jue
[学名] Asplenium wrightii Eaton ex Hook.
チャセンシダ科  Aspleniaceae チャセンシダ属
三河の植物観察
クルマシダの葉表
クルマシダの葉裏
クルマシダのソーラス
クルマシダ
クルマシダの羽片
 根茎は短く、直立し、叢生する。 鱗片は暗褐色。葉柄は長さ(12)20~40(50)㎝、緑色~濃褐色~暗紫褐色、表面に溝があり、鱗片は暗褐色格子状。葉身は質が厚く、柔らかく、滑らか、長さ(20)40~70(85)㎝、幅(8)15~25(30)㎝、 広披針形の単羽状葉、濃緑色で、光沢がある。羽片は披針形で、浅裂~中裂し、やや鎌状に反り返り、最下羽片が最も長くなる。羽片の基部は前部がやや耳状になり、短柄がある。ソーラスは長さ(3)9~12(14)㎜の線状、葉の縁まで伸びる。2n=144, 288
[草丈] 60~80㎝
[生活型] 夏緑性(暖地では常緑性)
[生育場所] 山地の林床
[分布] 在来種  本州(伊豆半島、東海以西)、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国、台湾、ベトナム
[撮影] 鳳来寺山     04.3.21
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