コウヤワラビ  高野蕨
[中国名] 球子蕨 qiu zi jue
[英名] sensitive fern
[学名] Onoclea sensibilis L. var. interrupta Maxim.
イワテンダ科  Woodsiaceae コウヤワラビ属
三河の植物観察
コウヤワラビの胞子葉
コウヤワラビの葉
コウヤワラビの芽
コウヤワラビ
コウヤワラビ葉の裂片
 芽どきには淡褐色の軟毛と鱗片に被われている。根茎は長く這う。葉は2形。葉質は草質、無毛。栄養葉は葉柄が長さ20~50㎝、わら色。葉身が長さ14~30㎝、幅13~25㎝、広卵形~三角状楕円形、2回羽状浅裂~中裂。羽片は披針形で、鈍頭、基部はくさび形。上部の葉片は中軸に連続した翼状となる。胞子葉は葉柄が長さ20~45㎝、葉身が長さ15~25㎝、幅2~4㎝、小羽片が直径約2㎜の玉状になる。ソーラスは玉の中に包まれている。胞子は冬に熟す。
[草丈] 20~60㎝
[生活型] 夏緑性
[生育場所] 山地の日陰
[分布] 在来種  北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、ロシア
[撮影] 岡崎市    06.7.22
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