担根体(rhizophores )は匍匐する根茎や匐枝にだけある。葉は黄緑色、冬は赤味を帯びることがある。地上茎は3~4回羽状に分裂する。地上茎が葉柄状になり、葉が密につく。葉は二形になり、開出してつく腹葉と前向きの背葉とがそれぞれ2列に並ぶ。腹葉(ventral
leaves )は上部にだけに微鋸歯がある。背葉(dorsal leaves )は全体に微鋸歯があり、先端は芒状にならない。胞子嚢穂は小枝より細い四角柱状で、小枝の先に1個ずつつく。異形胞子性であり、1胞子嚢穂の中に大胞子嚢と小胞子嚢の2種を持ち、大胞子嚢には4個の大胞子ができ、小胞子嚢には多数の小胞子ができる。、
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