ホソバトウゲシバ  細葉峠芝
[別名] トウゲシバ
[中国名] 蛇足石杉 she zu shi shan
[英名] toothed club-moss
[学名] Huperzia serrata (Thunb.) Trevis. var. serrata
Huperzia serrata (Thunb.) Trevis 広義
Lycopodium serratum Thunb. var. serratum
ヒカゲノカズラ科  Lycopodiaceae コスギラン属
三河の植物観察
ホソバトウゲシバとヒロハノトウゲシバ
ホソバトウゲシバ葉
ホソバトウゲシバ
 茎は斜上し、2又に2~4回分岐し、直立する。葉は紙質~薄い革質、幅2㎜以下の狭披針形~倒披針形、無柄、鋭鋸歯縁、鋭頭。ソーラスは葉の基部につき、二枚貝状の黄白色。ホソバトウゲシバ、ヒロハノトウゲシバ、オニトウゲシバの3種を合わせてトウゲシバとする見解が普通になってきている。ヒロハノトウゲシバは葉の幅が広く、オニトウゲシバは葉幅が5㎜以上とさらに広く、明瞭な葉柄がある。
[草丈] 5~20㎝
[生活型] 常緑性
[生育場所] 山地の林下
[分布] 在来種 日本全土、朝鮮、中国、ロシア、インド、ブータン、ネパール、スリランカ、チ、カンボジア、ベトナム、ラオス、マレーシア、ミャンマー、インドネシア、フィリピン、オーストラリア、太平洋諸島、中央アメリカ
[撮影] あてび平(長野県)   04.12.11
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