ヒメシダ  姫羊歯
[別名] ショリマ
[中国名] 沼泽蕨 zhao ze jue
[学名] Thelypteris palustris (Salisb.) Schott
ヒメシダ科   Thelypteridaceae ヒメシダ属
三河の植物観察
ヒメシダの葉表
ヒメシダの葉裏
ヒメシダの葉裏2
ヒメシダ
ヒメシダ羽片
 根茎は長く、湿地に群生する。葉柄は長さ20~40㎝、 わら色、無毛、基部は黒褐色。鱗片はまばらにつき、淡褐色、広披針形~卵形。葉はやや2形、胞子葉が長く、細い。葉身は柔らかい紙質、長さ22~28㎝、幅6~9㎝の広披針形、単羽状葉、深裂。裂片は全縁が普通、葉脈は2枝に分かれ、縁に達する。葉の裏面には腺点と毛がある。ソーラスはやや中肋寄りにつく。包膜は小さい円腎形、毛がある。2n=70
[草丈] 40~80㎝
[生活型] 夏緑性
[生育場所] 日当たりのよい湿地
[分布] 在来種 日本全土、北半球に広く分布
[撮影] 額田町  04.9.18
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