ヒメノキシノブ  姫軒忍
[学名] Lepisorus onoei (Franch. et Sav.) Ching
ウラボシ科  Polypodiaceae ノキシノブ属
三河の植物観察
ヒメノキシノブ2
ヒメノキシノブ石垣上
ヒメノキシノブのソーラス
ヒメノキシノブ
ヒメノキシノブ葉表
ヒメノキシノブ葉裏
 ノキシノブに似ていて、小型。杉の枝につくことが多いが、高くてよく見えないことも多い。写真は杉の枝についていたものが、暴風で枝が折れて落ちてきたもの。根基の丸い葉はムギラン。石垣などにつくこともある。
 根茎は細く、長く這う。鱗片は長さ2~3㎜の線状披針形~披針形、褐色。葉は単葉、3~8㎝の線形~線状へら形で、葉柄がある。葉先は鈍頭~円頭。ソーラスは円形、葉の上部半分だけにつく。若いソーラスを被う微細な楯状鱗片はほぼ円形でノキシノブより小さく、長さ0.2~0.3㎜。
[草丈] 3~10㎝
[生活型] 常緑性
[生育場所] 樹幹、岩上
[分布] 在来種  北海道(西部以南)、本州、四国、九州、朝鮮
[撮影] 旭町   04.4.4
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