ハコネシダ  箱根羊歯
[別名] ハコネソウ
[中国名] 单盖铁线蕨 dan gai tie xian jue
[学名] Adiantum monochlamys Eaton
ホウライシダ科  Parkeriaceae ホウライシダ属
三河の植物観察
ハコネシダの葉
ハコネシダの裏
ハコネシダ
 根茎は長く這い、鱗片が密にある。鱗片は線形、黒褐色。葉柄は長さ15~28㎝、紫褐色~赤褐色、細く、光沢がある。葉身は紙質、長さ15~30㎝、幅3~10㎝、3~4回羽状に分裂し、羽片には細い柄がある。小羽片にも細い柄があり、長さ6~10㎜、幅5~8㎜の狭扇形、上部には不規則な鋸歯がある。ソーラス(胞子嚢群)は上部の辺縁のくぼみに1個つく。2n=116
 ホウライシダは小羽片は扇形~平行四辺形状扇形で、上辺が不規則に切れ込み、ソーラスは上部の辺縁に数個つく。
[草丈] 10~20㎝
[生育形態] 常緑性
[生育場所] 山地のやや乾いた岩上
[類似種] ホウライシダ
[分布] 在来種  本州(東北南部以西)、四国、九州、朝鮮、中国、台湾
[撮影] 寸又峡   07.8.5
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