ゼニゴケ  銭苔
[学名] 地钱 di qian
[英名] common liverwort, umbrella liverwort
[学名] Marchantia polymorpha L.
ゼニゴケ科  Marchantiaceae ゼニゴケ属
三河の植物観察
ゼニゴケ葉状体の表
ゼニゴケの葉状体の裏
ゼニゴケ葉状体の表
ゼニゴケ葉状体の表
ゼニゴケ葉状体の表
ゼニゴケ仮根
ゼニゴケ
ゼニゴケ
ゼニゴケ
ゼニゴケ
 葉状体は灰緑色、長さ3~10㎝、幅7~15㎜、横に這い、縁が波打つ。腹鱗片は紫色、腹全面に6列、最も内側の1列は線形、2列目が歪んだ三日月形で最大となる。腹鱗片の付属物は円形、縁に鋸歯がある。気室は1層。気室孔は樽形、底の細胞はT字形。無性芽器は杯状体と呼ばれ、葉状体の背面につき、外面に小乳頭がある。雌雄異株。雄株につく雄器床は浅い円盤状。雄株より雌株の方が圧倒的に多い。雌器托は年2回作られ、初夏と初冬に成熟する。雌器床は8~10深裂し、破れ傘のように見える。この傘の下に造卵器があり、胞子体から胞子を出す。胞子を出す時期には傘が上にもちあがる。n=9
[分類] 苔類
[草丈] 3~10㎝(長さ)
[生育場所] j人家付近、畑などの土上
[分布] 在来種  北海道、本州、四国、九州、世界に広く分布
[撮影] 吉良町   10.10.2
TOP Back