ノコギリコオイゴケ
[中国名]
齿叶褶叶苔 chi ye zhe ye tai
[学名]
Diplophyllum serrulatum (Mull.Frib.) Steph.
ヒシャクゴケ科 Scapaniaceae シロコオイゴケ属
ヒシャクゴケ科は腹葉がなく、葉が基部で折れ畳まれ、折れ目がキール状になり、背片が小さく、腹片が大きい。
茎は長さ5~10㎝。葉は斜めに瓦状につき、黄緑色。腹片は長さ0.7~1.2㎜の長舌形で、先が尖り、縁にノコギリの歯に似た細かい歯がある。キールは長さが腹片の約1/5。背片の長さは腹片の半分以下。腹片の縁にも背片と同様の歯がある。葉身細胞は厚壁、トリゴンはほとんどない。雌雄同株。花被は長さ約1.5㎜、茎に頂生し、円筒形、多稜。無性芽は茎の頂部につき、1~2細胞からなる金平糖状。n=9
[分類]
苔類
[草丈]
.5~15㎝(長さ)
[生育場所]
低地の土手
[分布]
在来種 本州、四国、九州、台湾、東アジア
[撮影]
幡豆町 10.10.27
TOP
|
Back