田の畔の水路の縁でよく見られる。
山地で見られるツボゴケと同じように匍匐してランナーのように茎が伸びる。植物体は鮮緑色。茎はよく分枝し、仮根が密生し、枝は長さ2~3㎝。葉は長さ2~3㎜、幅1.5~2.5㎜の倒卵形~広卵形、、基部で狭く、先が尖る。葉縁には明瞭な舷があり、葉の上半部に鋭い歯がある。中肋は太く、葉先に達する。葉身細胞は長さ20~25μmの不規則な六角形、厚壁。雌雄異株。雄株には雄器盤ができる。蒴柄は長さ2~3㎝、黄色。蒴は長卵形。n=6,7
ツボゴケは雌雄同株、葉身細胞の大きさにややバラツキがある。。