ケゼニゴケ
毛銭苔
[中国名]
毛地钱 mao di qian
[英名]
Dumortier's liverwort, liverwort
[学名]
Dumortiera hirsuta (Sw.) Nees
アズマゼニゴケ科 Wiesnerellaceae ケゼニゴケ属
葉状体は暗緑色、長さ3~15㎝、幅は1~2㎝、表面に微小な乳頭状の白色の毛(同化糸)が密生する。気室はほとんどないが、隔壁は白色、亀甲状。腹鱗片は痕跡。雌雄同株。雌器托は秋に葉状体の先端につき、早春に柄を伸ばし、長さ3~5㎝、柄には2条の溝がある。雌器床は円盤形、表面に長毛があり、縁が浅く6~10裂し、包膜は多肉室、裂片の間にある。雄器托も葉状体の先端につき、柄が長さ0.5~1㎝。雄器床は円盤形、周囲に長毛が密生する。蒴は4~8裂する。胞子は暗褐色、直径22~26μmの4面体。n=9,18
[分類]
苔類
[草丈]
3~15㎝(長さ)
[生育場所]
低地の湿った土上、岩上
[分布]
在来種 日本全土、インド、ネパール、ニュ-ジーランド、ハワイ、ヨーロッパ、アフルカ、南北アメリカ
[撮影]
西尾市 0.4.9.23
14.6.23(雌器托)
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