普通に見られる中形のコケ、淡緑色、光沢がある。茎は長さ4㎝以下、這い、不規則に分枝し、枝を斜上し、枝の幅は1~2㎜。葉は開出せず、乾いても縮れず、光沢があり、やや褐色を帯びた緑色。茎葉は長さ約2㎜(長さ1.80~1.85㎜、幅0.72~0.81㎜:China
Moss)の披針形、鋭頭。葉縁には不明瞭なかすかな歯がある。葉の中肋は葉の長さの1/2~4/5。葉身細胞は長さ60~75μm、幅3~5μm(茎葉 長さ80~90µm、幅7~8µm:China
Moss)の線形、薄壁。翼部の細胞は方形~短矩形で、区画は明瞭に分かれる。枝葉は長さ1.5~2㎜(長さ1.65~1.81㎜、幅0.47~0.59㎜:China
Moss )、葉先が細長く尖る。雌雄同株。蒴柄は長さ1.5~2㎝、上半部にだけパピラがあり、蒴柄も蒴も赤褐色。蒴は横向きにつく。蒴歯は2列、完全。胞子は見られない。n=11
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