きのこ図鑑
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 キチチタケ  黄乳茸
中 国 名 鲑黄色乳菇 gui huang se ru gu
英  名 yellowdrop milkcap
学  名 Lactarius chrysorrheus Fr.
分  類 坦子菌門 ハラタケ亜門 ハラタケ綱 ベニタケ目 (Russulales)
科  属 ベニタケ科  Russulaceae  カラハツタケ属
 傘は直径3~10㎝、中央が窪む饅頭形~漏斗形~浅杯形、縁が内巻きする。背面は湿時、粘性があり、黄褐色~橙黄色、やや濃色の環紋がある。柄は長さ3~8㎝、幅1~2㎝、円柱形、中空、表面は平滑、傘と同色~やや濃色。ひだは密につき、垂生、クリーム色~ベージュ色、傷つくと白汁が出て、すぐ黄色の汁になる。傷は変色しない。肉は脆く、白色、強い辛味があり、無臭、傷つくと白汁が出て、すぐに黄汁に変色する。胞子紋はクリーム色(黄色を帯びる)。胞子は無色、長さ6~9µm、幅5.5~7.5µmの類球形~広卵形、高さ0.5~1µmの刺状突起と不完全網目がある。縁シスチジアは長さ32~62µm、幅5~10µm、紡錘形~棍棒形。側シスチジアは同形、やや大。
キチチタケ
キチチタケ2
発生時期 夏~秋
大 き さ 中型 直径3~10㎝
栄養摂取 菌根菌
発生場所 ブナ、マツ、モミなどの樹林下
分  布 北半球の暖帯~冷温帯に広く分布
食  毒 有毒
撮  影 豊橋市  14.11.6
キチチタケ傘
キチチタケ柄
キチチタケひだ
キチチタケひだ2
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