きのこ図鑑
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 ハチノスタケ  蜂巣茸
中 国 名 大孔多孔菌  da kong duo kong jun
英  名 hexagonal-pored polypore
学  名 Polyporus alveolaris (DC.) Bondartsev et Singer
分  類 坦子菌門 ハラタケ亜門 ハラタケ綱 タマチョレイタケ目(Polyporales)
科  属 タマチョレイタケ科  Polyporaceae  タマチョレイタケ属
 子実体は1年生、幅3~6(10)㎝、厚さ2~7(10)㎜、形は変化し、普通、半円形~腎臓形、典型的なものは側着生、短く太い柄があり、たまに中心生で柄が長く、円形になる。柄は長さ0.5~2㎝、幅1.5~5㎜。背面は淡褐色~橙色、放射状に小鱗片を密生し、不鮮明な環紋があり、古くなると退色し、より平滑になる。ときに小鱗片がほとんどない淡色のものもある。腹面は白色~黄白色、管孔が垂生し、孔長1~3(5)㎜。孔口は長さ2~3㎜、幅1~1.5㎜のダイアモンド形(ハチの巣形)が放射状に配列する。肉は厚さ2~3㎜、柔らかい革質、白色~クリーム色、無味、温和臭。胞子紋は白色。胞子は無色、長さ7~12µm、幅3~4µmの紡錘形~円柱形、平滑、非アミロイド。2菌糸型、原菌糸と結合菌糸をもつ。原菌糸はクランプがない。結合菌糸は幅2.5~3µm、疎らに分岐する。
ハチノスタケ
ハチノスタケ
発生時期 初夏~初冬
大 き さ 中型 幅2~6(10)㎝
栄養摂取 白色腐朽菌 
発生場所 広葉樹の枯木、落枝
分  布 世界に広く分布
食  毒 不食
撮  影 西尾市 14.11.27
ハチノスタケ横
ハチノスタケ傘
ハチノスタケ管孔
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