ユリズイセン科  Alstroemeriaceae
分類 被子植物(angiosperm)-単子葉類(Monocots) -ユリ目(Liliales)
 旧分類ではユリ科、ヒガンバナ科に属していた。
【ユリズイセン科の属】
Alstroemeria(アルストロメリア属)、Bomarea(ボマレア属)、Luzuriaga(レオントキール属)、[Schickendantzia]、Schickendantziella 
分布 中南米に約4属250種が分布する。日本に自生するものは無い。
特徴 多年草。直立又は巻きつき、根茎があり、貯蔵根をもつ。葉は無柄、単葉、全縁、一般に反り返り(基部近くで又は葉身に沿って捻じれ)、頂部に集中し、又は茎に沿って並び、又は短い茎にロゼット状になる。葉の両面は無毛又は表面にパピラがある。花序は頂生し、散形花序、単生、又は分枝した集散花序であり、2個~多数、まれに1個の花をつけ、葉状の苞に包まれる。花は放射相称又は左右相称、両性。花被片は6個、花弁状、離生、2輪につく。内花被片(花弁)はしばしば外花被片より短く、模様があり、基部は狭くなり、蜜を分泌する水路状の導管がある。雄しべは6個。葯は偽底着、縦に裂開し、内向き。子房は下位、3心皮、1室・側膜胎座又は3室・中軸胎座。胚珠は多数、倒生胚珠。花柱は頂生。柱頭は3個、湿性。果実は乾き、革質又はまれに肉質、胞背裂開蒴果(まれに液果)、まれに非裂開。種子は球形、赤色の肉質種皮 が有又は無。
栽培  ユリズイセンやアルストロメリアは園芸植物としてよく植えられており、野生化したものも見られる。
アルストロメリア属  アルストロメリア Alstroemeria sp.
ユリズイセン Alstroemeria pulchella L.f.
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