モッコク科 Pentaphylacaceae
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分類 |
被子植物(angiosperm)-真正双子葉類(Eudicots)-コア真正双子葉類(Core eudicots)-キク上群(Superasterids)-キク類(Asterids)
-ツツジ目(Ericales) |
ツバキ科から独立し、APGⅡではTernstroemiaceaeとされたが、新分類(APGⅢ)ではPentaphylacaceae に変更された。 【モッコク科の属】
ナガエサカキ属Adinandra、ナガバモッコク属Anneslea、Archboldiodendron、Balthasaria、サカキ属Cleyera、ヒサカキ属Eurya、Freziera、Pentaphylax、Symplococarpon、、モッコク属Ternstroemia、Ternstroemiopsis、[Visnea] |
分布 |
世界の熱帯、亜熱帯、温帯にかけ約12属400種が分布し、中央アメリカ、南アメリカ、アジアに多い。日本にはサカキなど約4属10種が自生する。 |
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特徴 |
低木又は中高木、常緑。托葉がある。葉は単葉、互生。花は腋生、先の小枝に単生、束生、偽穂状花序、偽総状花序につき、両性又は単性、放射相称、5数性。小苞は2個、宿存性、萼の近くにつく。萼片は5個、宿存性、不等長、覆瓦状。花弁5個、蕾では覆瓦状、基部でわずかに合着する。雄しべ5個、蕾の中では曲がり、花弁に互生し、花弁より短い。葯は小さく、2室、先の孔から裂開する。子房は上位、5室。胚珠は1室に2個ずつ並び、室の先から垂れ下がる。花柱は1個、先が5裂。果実は液果又は蒴果、蒴果は5室、胞背裂開蒴果又は不規則に裂開。種子は1室に1~2個、胚はU字形。胚乳は非常に薄い。 |
栽培 |
サカキ、ヒサカキは神事に用いられる。 |
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サカキ属 |
サカキ |
Cleyera japonica Thunb. |
ヒサカキ属 |
ハマヒサカキ |
Eurya emarginata (Thunb.) Makino |
ヒサカキ |
Eurya japonica Thunb. |
モッコク属 |
モッコク |
Ternstroemia gymnanthera (Wight et Arn.) Bedd. |
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