グミ科 Elaeagnaceae
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分類 |
被子植物(Angiosperm)-真正双子葉類(Eudicots)-コア真正双子葉類(Core eudicots)-バラ上群(Superrosids)-バラ類(Rosid)-窒素固定クレード(nitrogen‑fixing clade)-バラ目(Rosales) |
分布 |
北半球の温帯から亜熱帯に3属約90種が分布し、日本にはグミ属が自生する。 |
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特徴 |
中高木又は低木、落葉又は常緑。ほとんどの部分は特有の銀色又は帯褐色の盾状の鱗片や星状毛を持ち、ときに枝は先が刺状になる。葉は互生、対生又は輪生、托葉は無い。葉柄は普通、あり、ときに短い。葉身はしばしば革質、単葉、全縁又は類全縁、葉裏は密に星状毛又は盾状鱗片があり、羽状脈。花は単生又は束生又は短い総状花序につき、放射相称、両性又は単性(雌雄異株)。萼は両性花や雌花においては、2~6(~8)裂し、ヒッポファエ属の雌花は2個の膜質萼片になる。花弁は無い。雄しべは4~8個、分離、萼筒につく。雄花の雄しべは裂片の2倍、両性花においては、裂片と同数、互生する。子房は上位、又は萼の分化した基部にしっかり包まれ、明らかに下位、1室。花柱は長く。柱頭は側生。胚珠は1個、基部につき、倒生。果実は核果様、非裂開、萼筒の基部に包まれ、1種子を入れる。 |
栽培 |
果樹として、ナツグミ、トウグミ、ダイオウグミ(ビックリグミ)などが庭に植えられる。 |
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グミ属 |
アキグミ |
Elaeagnus umbellata Thunb. |
ツルグミ |
Elaeagnus glabra Thunb. |
トウグミ |
Elaeagnus multiflora Thunb. var. hortensis (Maxim.) Servett. |
ナツグミ |
Elaeagnus multiflora Thunb. |
ナワシログミ |
Elaeagnus pungens Thunb. |
マルバアキグミ |
Elaeagnus umbellata Thunb. var. rotundifolia Makino |
マルバグミ |
Elaeagnus macrophylla Thunb. |
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