アオキ科  Aucubaceae
分類 被子植物(Angiosperm)-真正双子葉類(Eudicots)-コア真正双子葉類(Core eudicots)-キク上群(Superasterids)-キク類(Asterids) -シソ類(Lamiids)-ガリア目(Garryales)
旧分類(クロンキスト体系)ではアオキ属はミズキ科とされていたが、新分類(APG)ではアオキ属は独立科とされた。ガリア科 Garryaceae に入れることも認められている。
分布  東アジアに1属10種が分布し、日本にはアオキ属のアオキが自生する。
特徴 低木、中高木。枝は対生し、円柱状。葉は対生し、無托葉、有柄、単葉、羽状脈。葉身は裏面が淡緑色、表面が濃緑色、光沢があり、乾くと、暗褐色、黄色や白色の斑紋があるものもあり、厚い革質~紙質、短毛があるか又は無毛、鋸歯縁~歯牙縁、まれに全縁。花序は頂生し、円錐花序又は総状花序状の円錐花序。花は4数性、単性、放射相称、1~2個の苞腋につく。雄しべ4個、花弁に互生する。子房は上位、心皮は1個、1室、胚珠1個、垂れ下がる。花柱は短く太い。柱頭は頭状、真っすぐ又は曲がり、わずかに2裂する。果実は核果、肉質、熟すと赤色になり、乾くと黒色になり、宿存性の萼歯、花柱、柱頭を頭部に冠する。
栽培 アオキはよく庭木とし植えられている。
アオキ属 アオキ Aucuba japonica Thunb.
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