アマ科  Linaceae
分類 被子植物(Angiosperm)-真正双子葉類(Eudicots)-コア真正双子葉類(Core eudicots)-バラ上群(Superrosids)-バラ類(Rosid)-マメ類(Fabids)-COMクレード(COM clade)-キントラノオ目(Malpighiales)
分布 主に温帯に約14属20種が世界に分布し、日本にはアマ属のマツバニンジンが自生する。
特徴 草本または低木。托葉は小さいか又は欠く。葉は互生、まれに対生し、単葉。葉身は全縁。花序は、集散花序又は総状花序。花は両性。萼片は(4)5個、離れ又は基部で合着し、覆瓦状、宿存性。花弁は萼片と同数で萼片に互生し、離れ又は基部で合着し、回旋状、基部で鉤爪状。雄しべの外側に2~5個の蜜腺または盤がある。雄しべは1輪に(4)5又は1(15)個、萼片に互生又は対生し、しばしばいくつかは仮雄しべに退化する。花糸は管部に基部に合着する。子房は上位、心皮2~5個、表面上は偽隔壁により4~10室に見え、1室に1~2胚珠がある。胎座型は中軸胎座。花柱は心皮と同数、糸状、離れ又は基部で癒合する。柱頭は類頭状。果実は普通、胞間裂開蒴果又は核果。種子は真っすぐな、油質の胚と薄い胚乳がある。
栽培 中央アジア原産のアマはタネからペンキやニスの原料となる亜麻仁油が採取され、茎は植物繊維のリンネルとして利用される。
アマ属 キバナノマツバニンジン Linum medium (Planch.) Britton var. medium
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