更新記録
2020年7月1日 マツバギク、ランプランサス・アウレウス、レウコスペルムム・リネアーレ、レウカデンドロン・サマーサン、サルビア・スペルバ、タニガワコナスビ、キュウリ、トウガン、クロウリ、ワタスギギク、サンタンカ、シマダイダイ、チューリップ・レディージェーン、フヨウカタバミ・ガーネット、ユーフォルビア・アスコットレインボー
 草樹2647種、シダ類159種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ388種
訂正 オカトラノオ、キク科の属、トウダイグサ
2020年6月2日 オウゴチョウ、オオツルボ、ティアレア・ウェリー、ジュラシックツリー、ミッキーマウスノキ、フランネルフラワー、マツバハルシャギク、イオクロマ・キアネウム、エリトリキウム・カナム、イランイランノキ、ヤナギバルイラソウ・ケイティ、ホソバヒャクニチソウ、ドンベヤ・ワリッキー、ヒトツバマメ、ウコンサンゴバナ、キンヨウボク、プルメリア・オブツサ、ヒメゴクラクチョウカ、プセウデランテムム・ラキシフロルム、オオキバナカタバミ八重、ベニバナアセビ、フヨウカタバミ白花、ヒメムラサキハナナ、ベルチナバナナ、ムスカリ・マクロカルプム、パレニス・マリティマ、ハイマツゲボタン、ニワゼキショウ・カリフォルニアスカイ、ムラサキセンダイハギ、ホザキアヤメ、シマツルボ、ハクチョウゲ、オージースノーブッシュ、カーネーション、ルリギク、リシマキア・アトロプルプレア
 草樹2632種、シダ類159種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ388種
訂正 ツルボ、カキノキ、キダチチョウセンアサガオ、ホオズキ、ヒトツバタゴ、ハグロソウ、イチリンソウ属、オオカモメヅル、ツルニンジン、シデシャジン、キウイフルーツ、オオニワゼキショウ
最近の状況
 バラの花が5月中旬から満開になり、もう最盛期を過ぎてしまった。庭ではユリが咲き始めた。
 タカサブロウ属を調べ直したところ、2007年の研究報告で、Eclipta angustataが新たに報告され、整理されていた。これは形態学的な研究であるため、正式に採用されるかわからないが、これに従ってタカサブロウ属を整理した。モトタカサブロウの名が提案されたがあまり使われていないようであるため、モトタカサブロウを別名とし、和名はタカサブロウに戻した。
 ニワゼキショウという名で普通に見られるニワゼキショウより大きな花の植物が販売されていた。ニワゼキショウ属を調べ直したところ、ニワゼキショウ・カリフォルニアスカイ Sisyrinchium bellum 'Californian Skies' であることがわかった。葉の幅が広く、花は大きく、花冠は青色、ほぼ平開し、黄色の筒部はごく短い。花糸が完全に合着した筒が花冠の中央に直立し、基部まで見える。葯は筒の先の周りに並び、中心から小さな柱頭が突き出す。
 オオニワゼキショウは学名が不明としてきたが、メキシコ、中央アメリカ、南アメリカ原産のSisyrinchium micranthum Cav.に落ち着いたようである。
2020年4月22日 チドリソウ、フリチラリア・ウバブルピス、フリチラリア・ペルシカ、ブロウネア、エロディウム・ペラルゴニフローラム、ファセリア・カンパヌラリア 、ヒイラギソウ、ナシ、トウサワトラノオ、シュンギク、キバナオドリコソウ、ビレア・ハロエドゴールド追加
 草樹2597種、シダ類159種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ388種
訂正 ウスユキソウ属、エゾコウゾリナ属、オケラ属、オナモミ属、オニタビラコ、タンポポ属、キランソウ属、マツバウンラン、オドリコソウ、ミカン属、カラタチ
最近の状況
 4月中旬になり、サクラ、モモやカリンの花も終わり、ツツジが道端で見られるようになった。マツバウンランやオッタチカタバミもよく見られる。マツバウンランを調べ直したところ、オーストラリアのNew South Wales Flora Online にマツバウンランとオオマツバウンランの違いが掲載されていたのを見つけ、これにより記載を修正した。花の大きさや、形が違うだけでなく、マツバウンランには腺毛があり、オオマツバウンランには腺毛が無いなどの違いがある。
 浜松フラワーパークで撮影した写真の中にキバナオドリコソウの花があることに気が付き、オドリコソウ属を調べ直し、これを機会にキク科の属を少しづつ修正している。オニタビラコは最近、日本のものがアオオオニタビラコ(subsp .japonica)、アカオニタビラコ(subsp. elstonii )として亜種に割り当てられるようになった。Flora of China の解説では葯筒の長さが異なり、アオオオニタビラコは長さ1.7〜2o、アカオニタビラコは長さ0.6〜1oである。近くでいくつか観察してみたが、いずれも葯筒が1o程度だった。まだ、葯筒の長いものを見たことがない。 
2020年2月29日 ギボウシスイセン、フブキバナ追加
 草樹2585種、シダ類159種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ388種
訂正 ヒガンバナ科の属、イヌマゴ属
2020年2月23日 ラッパバナ、ブラジルデイゴ、カエンボク、トキワネム、オオベニゴウカン追加
 草樹2583種、シダ類159種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ388種
訂正 ミソハギ科の属、キリモドキ、ピンクノウゼンカズラ
最近の状況
 2月17日に浜松フラワーパークに出掛けた。11月に展示されていた大型盆栽がまだ飾られていた。梅の花が咲き始め、カンヒザクラが満開に近かった。スイセンの花も見られたがまだ咲いている種類が少ない。花が満開だったのは温室近くのシャクナゲモドキである。ツバキの花に少し似て、花期もツバキと似ているが、マンサク科に属し、花が密集して華やかである。 屋外の花はまだ、少ないが、温室の花が多種類見られた。ノウゼンカズラ科の花が橙色のカエンボクは果実ができ始めていて、小さなバナナに似ている。オオベニゴウカンは赤色の雄しべが多数ついて、花序が丸くなり、red powder-puffと呼ばれる。ブラジルデイゴはバラのような刺があり、葉の脈上にまで刺がある。花は赤色で多数、采配状につき、細い象牙形で開花しても筒のままである。ラッパバナはナス科のつる性木で、ラッパのような大きな花が咲く。ベトナムツバキは安城のデンパークにも鉢植えがあった。葉が大きく、ビワの葉に少し似ている。アマゾンユリは真っ白な花が下向きにつく。ユリの名がつけられているが、ヒガンバナ科である。ドンベヤ・ワリッキーは終わった花が多数、ついていた。ピンク色の花が多数、密集した大きな花序が下向きに垂れ下がる。 
2020年2月6日 ネリネ、カッコウアザミ、メキシコハナヤナギ、クフェア・メルベラ、プレクトランサス・モナラベンダ−追加
 草樹2578種、シダ類159種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ388種
訂正 カヤツリグサ科の属、種の整理、スノーフレーク、ミソハギ科の属の整理
最近の状況
 1月30日に運動不足のため、浜名湖ガーデンパークに散歩に出掛けた。パンジー、梅の花、熱海桜が満開だった。フクジュソウの花芽が出て咲きかけていた。この形がフクジュソウの花のイメージであるが、今までなかなか見られなかった。これから花が次々と咲き、茎が伸び、葉も開いてくる。カッコウセンノウと思われる白花が1本だけ咲いていた。普通は春咲きであり、あまりに、暖かいせいかと思われる。ネリネ(ヒメヒガンバナ属)が2箇所で咲いていた。これも普通は12月までの花である。ギンバイカの黒い実が少しだけ残っていて、枝の下に落ちた実がたくさんあった。
 カヤツリグサ科を整理したところ、いくつか訂正の必要な個所が見つかった。ホタルイ属はホソガタホタルイ属とフトイ属に分けられていた。アンペライは和名のネビキグサに訂正した。メキシコハナヤナギとクフェア・メルベラを追加し、ミソハギ科の整理も行った。サルスベリの園芸品種も調べてみたところ、アメリカで育成された品種が多数あり、品種が1000種を超えそうである。
2019年12月29日 ソバ、ハナトウガラシ、ゴシキトウガラシ追加
 草樹2573種、シダ類159種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ388種
訂正 ツヅラフジ、アオツヅラフジ、タデ科の属、種名の整理、カンアオイ属、ウマノスズクサ属
2019年11月26日 ハナホウキギ(コキア)、ロベリア・スペキオサ、ヒポエステス、アニソドンテア、ユウゼンギク、ヘビウリ、メリアンサス・マヨール、ハツコイソウ、シレネコロラタ、ハナゴマ、リンドウ・コイベニ、ポーチュラカ・ギリエシー、テリハバンジロウ、キミノバンジロウ、レースラベンダー、カイノキ追加
 草樹2570種、シダ類159種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ388種
訂正 イソホウキギ、カラスウリ、マンテマ、オオバコ、テイカカズラ、ケチジミザサ、ノウゼンカズラ、カラムシ、ニオウヤブマオ(オニヤブマオ)、ウワバミソウ、ザクロソウ、クルマバザクロソウ
最近の状況
 11月15日にバス旅行で鳥取砂丘に行く途中で、岡山県の閑谷(しずたに)学校に立ち寄った。カイノキの巨木が2本あり、1本が真っ赤に紅葉していた。赤い実が少しだけ残っているのが見られた。葉は奇数羽状複葉であるが、頂小葉が落ちやすいのか、偶数羽状複葉に見える葉があった。カイノキは標準和名がランシンボクらしいが、普通、カイノキといわれ、属名もカイノキ属といわれる。カイノキ属で最も一般的に知られているのはナッツのピスタチオである。
 カラムシ属はヤブマオ属ともいわれ、両方が使われている。植物分類の報告ではヤブマオ属が使われていることが多いが、一般的にはカラムシ属といわれることが多いので、カラムシ属に統一した。カラムシ属は無性生殖するものが多く、変化が多いため分類が難しく、学名も混乱している。基準標本がオニヤブマオやニオウヤブマオなどは間違っていたこともある。現在ではオニヤブマオの名は使われなくなったため、オニヤブマオとしていたものはニオウヤブマオと訂正した。
 ザクロソウの学名はMollugo stricta L.からTrigastrotheca stricta (L.) Thulin に変更されていることがわかったため、訂正した。
2019年10月24日  レウコフィルム・フルテスケンス、アカバセンニチコウ、フェイジョア、セイヨウシャクナゲ・サフロンクイーン、ツリージャーマンダー、アカバナヒョウタンボク、オオバナノコギリソウ、コウシュンカズラ、サンゴバナ、ダルマヒオウギ、ソラマメ、シカクマメ、アメリカセンニチコウ、アマルクリヌム・メモリアコルシー、コレア・レフレクサ、ゴレンシ、キヤニモモ、ブータンルリマツリ、メボウキ(バジル)、コロマンソウ、ブラジルキンギョソウ、セイヨウフウチョウソウ、ピティロディア・テルミナリス、アメリカマユミ、ルエリア・ブレビフォリア、チョウマメ、キンランジソ(コリウス)、コリウス・テラノバ・マラケシュ追加
 草樹2554種、シダ類159種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ388種
訂正 シャジクソウ、アカザ、ツルノゲイトウ、グレビレア、ツルノゲイトウ、セイヨウシャクナゲ、スイカズラ、ノコギリソウ、センニチコウ、ハマオモト、アルストロメリア、ユリズイセン、アオチカラシバ
最近の状況
 超大型の台風19号が去って、朝晩は寒さを感じるようになった。天気がよいので、10月20日に浜松フラワーパークに出かけた。今年の3月から舘山寺スマートインターチェンジが利用できるようになり、かなり便利になった。大型盆栽展が開催されていて、入り口付近に盆栽が展示してあった。盆栽といっても普通の盆栽と違い、庭木くらい大きな木が鉢植えされているものである。黒松盆栽の銘品は見たことがあるが、このような大型の黒松盆栽は初めてである。
 秋になると花が少なく、入園料金も下がる。主に温室の花を観賞した。屋外の花は残りわずかで、バラも咲いてはいても、寂しげである。チョウマメ、バンクシアの花が見られた。コキアが真っ赤に紅葉し、スズランノキも紅葉し始めていた。変わったコリウスがあり、帰宅してから調べたところ、コリウス・テラノバ・マラケシュという品種だった。温室内ではいろいろな花が咲いていた。アサバソウ、アサヒカズラ、オウコチョウ、ソラナムパンプキン、ヘリコリア・ブシッタコラム、パキスタキス、プセイドランテマム、バンダ(ヒスイラン)などである。初めて見る花がほとんどだった。
2019年9月14日 ゴウダソウ、トレニア・カタリーナ・ブルーリバー、キリラ・ラセミフローラ、クサキョウチクトウ、アザレアツバキ、セルリア・カルメン、ヒメハナヤナギ、ベンガルヤハズカズラ、ゲットウ、バナナ、サボンソウ、アーティチョーク、カラクサゲシ、クダモノトケイソウ、ツキヌキニンドウ、シロミノコムラサキ、ロシアンセージ、カイドウツバキ、ツバキ・ロゼフローラ、ハナカンザシ、シレネ・カロリニアナ、ヨシノツツジ、シベリアツルボ、ホコガタハナガサ、ソケイノウゼン、オリヅルラン、インカカタバミ、インカカタバミ・バーギット、オオタチカラクサ、コガネノウゼン、キンチョウ、カンガルーポー、タコノアシ、グレビレア・ガウディーチャウディー、グレビレア・ブロンズランバー、トウテイラン追加 
 草樹2526種、シダ類159種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ388種
訂正 カジイチゴ、ミヤマフユイチゴ、ミヤマニガイチゴ、シバザクラ、ヤブツバキ、ハナミョウガ、チョウセンアザミ(カルドン)、スイカズラ、キリシマツツジ、チューリップ、カタバミ、ヒルガオ、ルリトラノオ
最近の状況
 秋になり、やっと涼しく感じられるようになった。最近、トウテイラン、タコノアシなどの珍しい花を見ることができた。トウテイランはオオバコ科 ルリトラノオ属に分類される。ルリトラノオ属(Pseudolysimachion)は別属とする説とクワガタソウ属(Veronica)に含める説がある。Flora of China、The Plent Listでは別属としている。染色体の違い、花冠の筒部が長いことなどから区別される。GRINやYListではクワガタソウ属のシノニムとしVeronicaに含めている。ルリトラノオ属とクワガタソウ属を調べるために、かなり時間が掛かってしまった。トウテイランは日本固有種であり、自生のものはなかなか見られないが、園芸種として販売されていたものである。植物全体に白色の綿毛があり、白っぽく見える。花序は直立せず、アーチ状。花は洞庭藍の名のように藍色ではなく、薄い青色からほとんど白色だった。花冠は4裂して平開し、筒部は白色。咢は深く4裂。雄しべは2個で、裂開前の葯は紫色、花柱より、かなり長い。花粉は淡黄色。柱頭は膨れず、小さく、切形。
2019年7月22日 ブロッコリー、ニーレンベルギア、ヌカイトナデシコ、ソフォラ・ミクロフィラ・サンキング、トキワガマズミ、アメリカヤマボウシ、ムラサキナツフジ、メカルドニア、アオセイヨウヒルガオ、アメリカクサレダマ、ドイツアヤメ、セイヨウサンザシ、ベニニガナ、マルバノヒゴタイサイコ、ルリタマアザミ追加 
 草樹2490種、シダ類159種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ388種
訂正 ギンパイソウ、ズダヤクシュ、オカトラノオ、アヤメ
最近の状況
 7月12日、浜名湖ガーデンパークの植物観察。ニワナナカマドは花がほとんど終わっていた。シロタエギクの花は1本だけ残っていた。ユリは花期が遅いオリエンタル系の派手なものが何種類か見られ、芳香のかなり強いものもあった。珍しい花はムラサキナツフジ、メカルドニア、アメリカクサレダマ、ルリタマアザミなどであり、名札がつけられていないため、調べるのに時間が掛かってしまった。ムラサキナツフジは池の縁に1本植えられ、低く仕立てられているが幹はかなり太い。メカルドニアは低く、小さな黄色の花の1年草で、池の縁の歩道脇に植えられていた。アメリカクサレダマは百華園の2箇所に植えられている。クサレダマより黄色の花が大きく、葉柄に目立つ縁毛があるのが特徴である。ルリタマアザミはヒゴタイ属の栽培種であり、世界中で栽培され、園芸品種の種類も多い。植えられていたのは花が白色の品種である。ヒゴタイ属の花や葉はアザミに似ているが、花はアザミのような頭花ではなく、1小花の頭花が多数、ほぼ球形に集合した、偽頭花と呼ばるものである。マルバノヒゴタイサイコは頭花がアザミに似ているが、基部の苞が総苞状にならず、開出〜斜上し、花はヒゴタイ属によく似ている。他にシロシキブの花、ハスの花などが見られた。
2019年6月23日 モミジバスズカケ、ウスベニアオイ、ニセカラクサケマン、ゴロツキアザミ、ウシノシタグサ、アルカネット、シロタエギク、マキバスミレ、エンドウ(野生種)、セイヨウシナノキ(セイヨウボダイジュ)、ナツミカン、ガーベラ(園芸種)、ルリヂシャ、アッツザクラ、ニワナナカマド、セダカセンリゴマ追加
 草樹2475種、シダ類159種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ388種
訂正 ゼニアオイ、キオン、ハンゴンソウ、ボダイジュ、ハナグルマ
最近の状況
 6月13日に浜名湖ガーデンパークに出掛けた。ニワナナカマド、シロタエギクの他、バラの花もまだ多く、ユリの種類も多い。セダカセンリゴマ、ゴウダソウ、ツキヌキニンドウ、フェイジョア、ストロベリー・グァバ、ミッキーマウスの木など珍しい夏の花が多種、見られた。他にもまだ、名前がわからないものが数種あった。
 セダカセンリゴマ(背高千里胡麻)はジオウ属の観賞用の栽培種。ジオウ属はゴマノハグサ科 Scrophulariaceae、ハマウツボ科 Orobanchaceae、ジオウ科 Rehmanniaceaeなどに分類されるが、APGWではジオウ科はハマウツボ科に含められ、現在、ジオウ属はハマウツボ科と分類されている。ジオウ(地黄)は漢方薬であり、名前は知っていたが、まだ、植物を見たくことがない。ジオウ属は中国固有とされるが、日本にだけに見られるセンリゴマ(千里胡麻)がある。センリゴマは江戸時代に観賞用に栽培されていた植物であり、中国原産ではないかと考えられていた。中国には自生していないものであり、自生地の不明な種である。現在、観賞用に栽培されているのは、セダカセンリゴマRehmannia elata とテンモクジオウRehmannia piasezkii 系の園芸品種である。 
2019年5月21日 クダモノタマゴ、ワイヤープランツ、ベニバスモモ、ミヤマガンショウ、ハマカンザシ、コンボルブルス・クネオルム、シャクナゲモドキ、ムレスズメ、テンダイウヤク、シロイヌナズナ、ペチコートスイセン、ネメシア・ケイランサス、キンギョノキ、サクラマンテマ、ツルミヤコグサ、ブーゲンビリア、セイヨウオダマキ、ヒイラギマメ、オスマンサス・デラバイ、シザンサス、シネラリア、シャゼンムラサキ、カリフォルニアデージー、ハナエンジュ、カイガラソウ、コキンバイザサ、リムナンテス・ダグラシー、アフリカワスレナグサ追加
 草樹2459種、シダ類159種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ388種
訂正 アンズ、スズメノヤリ、セイヨウヒルガオ、クロモジ、ブルーベリー、ミヤマオダマキ、ヒメウズ、ヤマオダマキ
最近の状況
 5月13日に花フェスタ記念公園に出掛けてみた。バラは咲き初めで、花の開いていない株の方が多く、満開の株はほとんどなかった。バラの殿堂入りになっている一重花のカクテルが満開で目を引いた。黄色系のティーローズの元となった黄白色花のパークス・イエローティー・センティッドチャイナの花も満開だった。鈍い暗赤色のブラックティー、赤花のオールドローズの代表であるグルス・アン・テプリッツなどが咲いていた。ばらの原種の里ではロサ・カンタブリジエンシス、ロサ・スピノシッシマ・アルタイカ、ロサ・ピンピネリ・フォリア、ロサ・スピノシッシマ・アンドレウシー、ヒドコート・ゴールド、ロサ・アサ・アキクラシス、ロサ・ニッポネンシス、ロサ・ヌトカーナ、ロサ・オノエイ・ハコネンス、ロサ・ギガンテア、シロモッコウバラ、黄色花のモッコウバラなどの花が見られた。
 バラ以外でヒトツバタゴの花が満開だった。花壇に色々な花色のデルフィニウムが群植(寄植え)されているところもあり、バラ以外の花も多い。花が黄色のカリフォルニアデージーやリムナンテス・ダグラシー、マメ科のハナエンジュ、剛毛の多いルリヂシャ、花が大きな咢の中にあるカイガラソウなどが見られた。
2019年3月10日 ウスユキマンネングサ、キクザキリュウキンカ、モリムラマンネングサ、フイリソシンカ、ヒメオウバイ、アフリカキンセンカ追加
 草樹2431種、シダ類159種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ388種
訂正 リュウキンカ、ソケイ、アキノキリンソウ 
最近の状況
 3月5日に豊橋の「のんほいパーク」に出掛けた。フクジュソウの花が咲き始め、ツクシ状の花姿が見られた。花は長くみられるが、次第に大きな株になり、フクジュソウらしくなくなる。屋外ではウメの花、カワヅザクラ、スイセン、ジンチョウゲ、ネコヤナギ、ミスミソウ、パンジーなどの初春の花が満開である。他にアフリカキンセンカ、ユウケンユチャなどの花が見られた。開花の早いハヤトミツバツツジやクサボケは蕾が色づき始めたところである。温室の中ではフイリソシンカのピンク色の花がほぼ満開で見られた。フイリソシンカはマメ科の高木であり、葉がほぼ円形で先が2裂するのが特徴。クダモノタマゴ(カニステル)の黄色に熟した果実が見られた。温室の中にはオオゴマダラが放蝶されていて、観察できる。3頭見られた。オオゴマダラは東南アジアに広く分布し、日本では南西諸島でしか見られない。日本のチョウの中では最大級であり、ゆっくりと羽ばたき、フワフワと滑空するように飛ぶ、その飛び方と白黒の羽の模様から『新聞蝶』とも呼ばれる。飛んでいるところの写真を撮ってみたが、うまく撮れなかった。蜜の餌場が設置され、蝶を近くで見られる。
2019年2月20日 タイワンレンギョウ・タカラヅカ 追加
 草樹2425種、シダ類159種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ388種
訂正 ノアザミ、タイワンレンギョウ、メキシコマンネングサ
2019年1月24日 キルタンサス・マッケニー、ポインセチア、ゲッケイジュ、ベニギリソウ、ピレア・モリス・ムーンバレー、ベニヒモノキ、ヒイラギナンテン・チャリティー、スミシアンサ、セイロンマンリョウ、イチゴノキ、サンサシア、ノジトラノオ、キエビネ、クラリンドウ、トウゴマ、イザヨイバラ、ヒメアリアケカズラ追加
 草樹2424種、シダ類159種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ388種
訂正 ミズ、ガマズミ、メギ、オカトラノオ、エビネ、キンセンカ、ジギタリス、ダリア、ムラサキクンシラン
2019年1月6日 ヒスイカズラ、ゴクラクチョウカ、ドンベヤ・セミノール
 草樹2407種、シダ類159種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ388種
訂正 ヒイラギナンテン
最近の状況
 安城市内にあるデンパークに出掛けた。屋外の花は冬は少ないながら、パンジーなどが花壇に植えられていた。デンパークでは珍しい花も観られる。イチゴノキの花がほぼ満開だった。イチゴノキはツツジ科イチゴノキ属の小高木でドウダンツツジのような白色〜ピンク色を帯びた小さな花が垂れ下がって冬に咲く。果実はヤマモモによく似ていて球形の赤色。果実はほとんど落ちてしまっていたが、少しは木に残っていた。木の下に落ちる果実の様子もヤマモモによく似ている。野生のヤマモモの実より少し大きいが、黒っぽくならず赤色のままのようである。他にはハクサンボクがきれいに紅葉し、真っ赤な実をつけていた。温室内はクリスマス時のままのようで、ポインセチアの赤色、黄色、ピンク色、白色などの鉢植えが飾り付けられていた。ドンベヤ・セミノールの濃ピンク色の花や、ベトナム産のツバキの赤色の花が咲いていた。ドンベヤ・セミノールはアオイ科ドンベヤ属の観賞用の園芸品種であり、花序が丸くなり、アジサイの花を小さくしたような花序が多数つく、低木である。ドンベヤ属は世界に約200種もあり、はアフリカ、マダガスカル、マスカリン諸島に分布する。この中でドンベヤ・ブルゲッシアエが古くから最もよく栽培され、ドンベヤ・セミノールはこの系統のよく知られた園芸品種である。
2018年12月31日 ゴールドスティック、エルサレム・セージ、ゲラニウム・サンギネウム、ゲラニウム・ロザンネ、ハナセンナ、サルビア・マドレンシス(イエローマジェスティ)、サトザクラ、ナツザキテンジクアオイ、オーブリエタ(ムラサキナズナ)、ボロニア・ピンナタ、ローダンセマム、レウイシア・コチレドン、ミヤマホタルカズラ、マーガレット、タイカンマツバギク、キクモモ、ヘミジギア、ユリオプスデージー、サルビア・イオダンタ、ベニヒメリンドウ、オトギリバニシキソウ、カンザキジャノメギク、ハナテンジクアオイ(ゼラニウム)、レモンゼラニウム、ハナカイドウ、ヒナゲシ、モミジバゼラニウム、ブルビネラ・フロリブンダ、ナガバミズアオイ、ヤナギバルイラソウ、ダンゴギク、ダンギク、ロドフィアラ・アドベナ、キバナタマスダレ、ハナシキブ、インコアナナス、カロライナジャスミン、ブルーベリー
 草樹2403種、シダ類159種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ388種
訂正 ガザニア、ナワシログミ、モモ、フランスギク、ハナイバナ、キク、スノキ、エビネ
2018年10月11日 キツネユリ、ショウキズイセン、ニシキヒガンバナ、リコリス(園芸種)、レモンランタナ、フイリランタナ、ヘリトリオシベ(クロサンドラ)、マンデビラ、アリアケカズラ、チョコレートベリー、ポリガラ・ミルティフォリア、ツクシハギ、ケハギ、ヒゴロモコンロンカ、ジャコウソウモドキ、セイヨウトラノオ、サルビア・インボルクラータ、シーマニア・シルバティカ、パイナップルセージ、サルビア・グレッギー、ヤナギバヒマワリ、シマサンゴアナナス、グズマニア、パイナップル、イヌサフラン
 草樹2365種、シダ類159種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ388種
訂正 ヒガンバナ、ナツズイセン、シチヘンゲ、オギノツメ、ヒメハギ、ヤマハギ、ニシキハギ、ミヤギノハギ、シラハギ、ナナカマド
最近の状況
 大型台風の連続で、天候不安定な日が続くうちに10月になってしまった。10月4日、5日に万座温泉出かけた。幸いにも天気予報がはずれ、雨が降らず、紅葉が見られた。万座温泉は標高1800mであり、ナナカマドが真っ赤な実をつけ、紅葉しかかっていた。まだ紅葉には少しだけ早いのか、カラマツは黄色では無く、シラカバの黄色も色が鈍かった。
 家の近くで紅葉するのは12月に近くなってからである。近くの土手でハギの花が満開になっている。ハギの種類を見分けるのには花の形や色、咢の咢片の形、葉や茎の毛などを見る必要があり、花が無いと難しい。低地に植えられているのはミヤギノハギが多く、山の中に自生しているのはヤマハギが多い。花序が非常に短く、マルバハギと思われるものが植えられていたが、同じ木に咢片の先が長く尖る典型的な形の花と、ヤマハギに似て咢片がごく短い花が混じる木があった。花屋では花が大きく、毛の多いケハギがダルマハギの名で売られている。ハギを調べ直したところ花弁の解説にauriculate(耳状突起)とclawed(爪部)があり、写真を掲載していなかったため、ヤマハギの花を分解して、写真を追加した。 
2018年9月6日 ヒメルリトラノオ、ウコン、ヘディキウム、セイヨウイトバマツムシソウ、ルリヤナギ、マツバボタン、ハナスベリヒユ、ポーチュラカ・ウェルデルマニー、ポーチュラカ・マジカルキューティー、タイタンビカス、ルリミゾカクシ
 草樹2341種、シダ類159種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ388種
訂正 ルリトラノオ 、クワガタソウ、スベリヒユ、アメリカフヨウ
最近の状況
 8月30日に浜名湖ガーデンパークに出掛けた。まだ暑さが厳しい。真夏は花が少ないと思われるが、そうでもなく、多くの花が見られる。アメリカフヨウは花が少なくなっているが、ハイブリッドのタイタンビカスはしっかり花がついていた。ショウガ科のウコンやヘディキウムの花が咲き、ヘディキウムの橙色の花が見時であった。解説にあるショウガの臭いはよくわからなかった。
 マツバボタンに似ているハナスベリヒユが少し植えられていた。マツバボタンは最近では少なくなったが、昔はよく庭に植えられ、チミキリソウと呼んでいたのを思い出す。マツバボタンとハナスベリヒヨは花がよく似ているが、葉が異なる。ハナスベリヒユの葉はスベリヒユに似た扁平な倒卵形であり、マツバボタンの葉のように棒状ではない。ハナスベリヒユはマツバボタンとスベリヒユの交雑種と考えられていた。しかし、オーストラリアのThe History of Portulaca umbraticola in Cultivation の解説では米国で1982〜1983年に販売された。'Wildfire Mixture'が現在の品種の主な元になっているとされている。これはPortulaca umbraticolaの米国の亜種の交雑種であり、花がピンク・パープル〜黄色〜オレンジ色〜赤色〜サーモン色などになる。Portulaca umbraticolaは南アメリカのブラジル、アルゼンチンやメキシコなどにも自生し、地域によっても花の色の異なるものがある。日本のハナスベリヒユもこの系統の品種だと思われる。
2018年8月8日 ゲンペイクサギ、オランダセンニチ、サンビタリア・スペシオーサ、パボニア、ハナキリン、ルリマツリモドキ、イエローサルタン、ハナチョウジ、スターチス、ヒマラヤヤマボウシ、ベニバナダイコンソウ、ルドベキア(園芸種)、ケチョウセンアサガオ、ハナヅルソウ、ハアザミ、ヤマヤグルマギク、オオハナニラ、キバナルリソウ、キバナルリソウ(紫花)、コミノネズミモチ、カラー(園芸種)、ミツバシモツケ、フウリンソウ、ルリフタモジ、チュウキンレン、ニワフジ、デルフィニウム(シネンセ系)、センニチコウ、クリスマスブッシュ、ハゲイトウ、ミツバオオハンゴンソウ、マグワ、オオユキノハナ、ノウゼンハレン(キンレンカ)、ムギワラギク
 草樹2330種、シダ類159種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ388種
訂正 クサギ、タチアオイ、ツクバネウツギ、イワツクバネウツギ、ヤグルマギク、ミズキ、ダイコンソウ、ヨウシュチョウセンアサガオ、ユリノキ
最近の状況
 暑い日が続き、出かけることが出来ず、家にこもっている。園芸品種を調べるようになり、1種追加するのに3日〜1週間くらい時間がかかっているものもある。そのため写真を撮ってきて追加していないものがたくさん残っている。園芸品種は主にNational Gardening Asociations(NGA) のデータベースと王立園芸協会Royal Horticultural Society(RHS) のFind a Plantを頼りにしている。属の解説と属の主な種の解説も一部、掲載するようにしているが、これにも時間がかかる。
2018年6月29日 ベニバナトチノキ、ストレプトカーパス、ストレプトカーパス・サクソルム、アブチロン・ヒブリドゥム、ウキツリボク、イヌシデ、イトバハルシャギク、グレビレア、オオハンゲ、モミジバフウ、トウフジウツギ、コヒロハハナヤスリ
 草樹2295種、シダ類159種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ388種
訂正 トチノキ、イチビ、クマシデ、アカシデ、ハルシャギク、カラスビシャク、マダケ
2018年6月10日 カンパニュラ・ブルーワンダー、エリカ・レギア、エロディウム・レイカルディー、オランダカイウ、デルフィニウム
 草樹2284種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ388種
訂正 ハナショウブ
最近の状況
 6月1日にバラの花フェスタ記念公園、6月4日に可睡ユリの園、6月6日に花菖蒲の加茂荘花鳥園に出掛けた。3か所とも高速道路ICから近く、便利である。
 花フェスタ記念公園は春の花には遅かったため、花が終わりかけたものも多かったが四季咲きのバラはまだ当分みられる。バラは品種名の札がつけられ、説明文も多いため、バラの花を観察する者にはありがたい。広いため、1日で全てを見るのは元気な人でないと無理である。正面入口から最も奥に原種の谷があり、原種が植栽されている。花が終わってしまったものもあったが、ヤマイバラの花などが咲いていた。
 可睡ユリの園は満開だった。シロユリは花に縁取りラインのあるアイライナーという品種が最も多く植栽されている。ユリ根のてんぷらは美味しく、1000円で3個のユリ根を買って帰った。ユリは3鉢で1000円、アイライナーを入れ、おまけを2鉢つけてもらった。
 花菖蒲も満開であり、初めて見た品種が20種ほどあった。花菖蒲だけでなく、菖蒲、アジサイの花も見られる。温室もあり、ペチュニア、ベゴニア、ストレプト・カーパスなどが飾られている。
2018年5月28日 クレマチス(アーマンディー系)、ムラサキハナナス、モンカラクサ、シロバナオンツツジ、キバナヒナギク、モモイロタンポポ、ケラマツツジ
 草樹2279種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ388種
訂正 カツラ花
2018年4月24日 フジツツジ、アメリカザイフリボク、ヒメツゲ
 草樹2272種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ388種
訂正 ツゲ
2018年4月19日 ガーデンシクラメン、リビングストンデージー、ネモフィラ(ルリカラクサ)、ネモフィラ・スノーストーム、ネモフィラ・ペニー・ブラック、ヒメハナビシソウ、ハナビシソウ、オンツツジ
 草樹2269種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ388種
訂正
 最近の状況
 暖かい日が続き、4月3日に浜名湖ガーデンパークに出かけた。ネモフィラの花が満開だった。今年は花が早く、5月の連休までもたないかと心配されている。ネモフィラ属は北アメリカ原産の1年草、最も多く栽培されているのは花が青色のルリカラクサであり、普通、ネモフィラと呼ばれている。日本各地でカーペット状に広大な園地に群生させ、名所となっている。茨城県の国営ひたち海浜公園では約3.5haのみはらしの丘.に約450万本のルリカラクサが植えられ、日本一の広さである。浜名湖ガーデンパークにも毎年、多数、植えられている。ルリカラクサ以外のネモフィラ・スノーストーム、ネモフィラ・ペニー・ブラックもわずかに植えられている。
 ほかには、オンツツジ、フジツツジ、キクモモ、アメリカフウ、アメリカザイフリボク、カツラ、クサスゲ、イカリソウ、ムベ、クレマチス・アーマンディー、ハナビシソウ、ヒメハナビシソウ、リビングストンデージーなど春の花がたくさん咲いていた。ムクゲアカシアの花はほぼ終わっていた。
2018年3月7日 トルコギキョウ、リンドウ園芸種、ネコノヒゲ、ムラサキオオツユクサ、アセロラ、ジンチョウゲ、フジモドキ、シキザキベゴニア、フクシア、セアノサス、キバナハナニラ、ムクゲアカシア
 草樹2261種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ388種
訂正 リンドウ、ムラサキツユクサ、コショウノキ、オニシバリ、シュウカイドウ、ギンヨウアカシア
最近の状況
 暖かな2月28日に浜名湖ガーデンパークに出かけた。花木園の花梅の花はほぼ満開だった。桜や椿も少し植えられているが、まだ花は少ない。アタミザクラが咲き、カワヅザクラはまだ咲いていない。青いシクラメンの小径には青いガーデンシクラメンが約1000株、屋外に植えられ、今年で4年目となる。花が少し痛んではいるが花をしっかりつけていた。品種名は表示されていないが、セレナーディアシリーズのアロマブルーとライラックフリルではないかと思う。シクラメンの間にスノードロップの小さい白花がちらほら見える。ガーデンパークにはクリスマスローズも多数種あり、ほぼ花が満開のものが多かった。ギンマルバユーカリの花が少し、咲き、近くにあるムクゲアカシアはまだ蕾で、花は1つも開いていなかった。よく庭に植えられているアカシカは2回羽状複葉のギンヨウアカシアが多い。アカシア属は多数の種があり、羽状複葉ではない種は葉が普通の葉ではなく、葉柄が葉のように変化した偽葉(phyllode)であるものが多い。ムクゲアカシアも偽葉であるが、見た目は葉と変わりない。葉の縁に腺体が1個ある。
 百華園でフクジュソウの花が咲き初めていた。その近くのパンジーに混じってビオラの新品種のうさぎ型ビオオラが数種植えられていた。
2018年2月10日 シクラメン、フロックス・ピローサ、ヒヤシンス、ルリマツリ、カルミア、ブルーサルビア、コケサンゴ、カオリバイカウツギ、クフェア・ランケオラータ、アンゲロンソウ、ペチュニア、カリブラコア、アフリカンデージー、ムラサキバレンギク、ゲラニウム・カンタブリギエンセ・ビオコボ、ジニア、ビデンス・フェルリフォリア、ハシカンボク、タイワンレンギョウ、ワタラセツリフネソウ、インパチェンス・サンパチェンス
 草樹2249種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ388種
訂正 ツルアジサイ、アジサイ、オオハンゴンソウ、アラゲハンゴンソウ、ツリフネソウ
最近の状況
 寒さに弱くなってしまい、寒い日が続くので暖かい春を待っている。最近では遠出しなくても見られる栽培品種を調べることが多くなった。園芸品種は属名で総称されることが多いため、属の解説を少しずつ付け加えている。秋に撮ったインパチェンスを調べているうち、同属のツリフネソウ属の中にワタラセツリフネソウというものが2005年に追加されていることを知った。ワタラセツリフネソウはツリフネソウによく似ていて、それまで区別されていなかったものである。側花弁の基部の裂片(小花弁)の先がツリフネソウは尖るが、ワタラセツリフネソウは尖らず、時間の経過とともに黒ずんでくる。また、ワタラセツリフネソウは普通、花序柄に突起毛がない(突起毛のあるものもある)。撮影した写真の中にこの特徴のものが混じっていた。豊田市(旧稲武町)内で2009年に撮影したものである。この場所の近くに小さな花のツリフネソウもあり、それが未熟なものか、変わったものかわからず、しっかり記憶に残っている。
 ワタラセツリフネソウを一応整理して追加したが、花弁に黄色の斑紋が有るものと無いもの、赤色の斑点が有るものと無いものの4型が群落内に共存するという報告があるため、できたら花の時期にしっかり確認してみたい。
2017年12月27日 ギョリュウモドキ、バコパ、ヒメコウジ、クロウエア、エリカ・コロランス、エリカ・オアテシー、エリカ・バウエラ、エリカ・セシリフローラ
 草樹2228種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ388種
訂正 シラタマノキ、ジャノメエリカ
2017年12月18日 ヤマヒガサタケ、ツチヒラタケ、アカバシメジ、オオボタンタケ、セイロンライティア、シボリカタバミ、コバヤシアセタケ、カシサルノコシカケ、モミジタケ、ウスキアナタケ、キンイロアナタケ、イソトマ、ヤモメカズラ、マルバカイドウ、トキワマガリバナ(宿根イベリス)、フキタンポポ、シュッコンネメシア
 草樹2220種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ388種
訂正 フジアザミ、ホウロクタケ、キツネタケ、ゲンゲ、セイヨウリンゴ、ズミ
最近の状況
 12月16日に西尾の憩いの農園に出かけた。かなり寒くなったが、まだ、屋外の四季咲きのバラの花がたくさん残っていた。上の写真は緑光である。葉はいずれもかなり痛んできている。クリスマス用や正月用の花が売られていた。ハボタン、パンジー、シクラメン、シンピキューム、ポインセチア、クリスマスローズ、ギョウリュウバイなど馴染みのものが多い。赤い実のなる木も多く、センリョウ、マンリョウ、セイヨウヒイラギ、ヒメリンゴがなど種類が多い。
 見慣れたもののほかに、小さなチェッカーベリーという赤い実のなる木がたくさん売られていた。チェッカーベリー(checkerberry)は和名が姫柑子(ヒメコウジ)という。学名はGaultheria procumbens、北アメリカの東部原産で、6〜7月にアセビに似た白色の釣鐘形の小さい花をつけ、冬の長期間は赤い実が観賞できる。果実は幅6〜9oほどの赤色の刮ハで、teaberry と呼ばれ、肉質の赤色の咢が長さの1/2ほど果実に合着する。果実は食べられるとされ、ハッカやペパーミントに似た風味があるが、不味いらしい。
2017年11月12日 パンジー、ツリガネタケ、ヨウシュクモマソウ、オノエマンネングサ、ニワナズナ(アリッサム)、オランダアヤメ、シュッコンタバコ、オオフクロタケ、センジュギク(マリゴールド)、テングタケダマシ、ワサビタケ、クサハツ、オトメノカサ、フウセンタケモドキ、アカシミヒメチチタケ、サガリハリタケ、ツヤウチワタケモドキ、ウズタケ、ウラギンタケ、ヌメリササタケ、シロシメジ、ニカワチャワンタケ、イドタケ、コウオウソウ、ミョウガ
 草樹2212種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ379種
訂正 スミレ、イヌヤマハッカ果実、セリバシオガマ果実、ユキノシタ科、カレバキツネタケ、ドクベニタケ、ワサビカレバタケ、スミレウロコタケ、ミイロアミタケ
最近の状況
 11月10日に三ヶ根山の麓に出かけた。山道を少し上ったところに、真っ赤な花のように開いたものが2本あった。ミョウガの刮ハの裂開したものであり、白色の種子が上に乗っている。ミョウガは中国を通じて渡来した外来種とされているが、調べたところGRINやFlora of China では日本も原産地とされている。ミョウガの生えている場所は三ヶ根山の山道沿いにあり、近くには人家などは全くない場所である。ミョウガの染色体数は中国のものは2n=22であり、日本のものは2n=55の5倍体である。ミョウガは日本でよく栽培されており、Japanese ginger とも呼ばれている。2倍体が日本でほとんど見られないため、帰化種とされているが、ショウガやミョウガが日本の山にあると3世紀末の『魏志倭人伝』に記載されている。
 花はスズカアザミがわずかに見られただけで、すっかり晩秋の装いである。きのこの新鮮なものはミイロアミタケ、トガリフクロツチグリ、キイロニカワタケを見ることができた。ミイロアミタケは普通、紫色や褐色などの明瞭な美しい環紋があるが、紫色を帯びないほとんど褐色のものもある。三ヶ根山で見られたものは褐色系のもので、傘の幅が18pもあり、通常の10p以下よりかなり大きいものであった。管孔もほとんど白色の新鮮なものが見られ、触ると褐色に変色する。採取して時間が経つと管孔面全体が変色した褐色と同じ色に次第に変色していく。
2017年10月6日 ミカエリソウ、シロバナミカエリソウ
 草樹2203種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ363種
訂正 アカジソ
最近の状況
 10月4日に豊田市の猿投山にアキチョウジを見に出かけた。猿投神社東の宮の参道入口付近にミカエリソウの群落があり、ほぼ満開だった。まだ蕾もあり、もう少し先まで花がみられそうである。薄暗い林下にあり、木立の間の木漏れ日があたると紅紫色の花が輝くように美しい。ミカエリソウは本数が多く、登り口付近に最も多いが、参道の途中でもところどころで見られる。数本だけ白花のミカエリソウも見られた。ミカエリソウはテンニンソウ属であり、淡黄色のテンニンソウによく似ている。学名はLeucosceptrum japonicum としていたが、調べなおしたところ、Comanthosphace japonica をThe Plant List でも採用しているため、Comanthosphace japonica に直し、ミカエリソウの学名はComanthosphace stellipila とした。ミカエリソウは葉裏に綿毛状の細かい星状毛が密生し、触ると柔らかい感触がある。葉裏の面にも密生し、とくに葉の基部や脈上には多い。まだ開花初期にあたり、果実が出来ているものは見られなかった。
 ミカエリソウの他に、花が見られたのはアキチョウジ、ツルニンジン、ガンクビソウであり、アキチョウジは出来初めの白い果実も見られた。参道の途中に1本だけハダカホウズキがあり、緑色の果実がなっていた。ツリバナの木は垂れ下がった果実が裂開していた。
2017年10月2日 カロミア(パープル・チャイニーズハット)、ヒメガンクビソウ、コンロンカ、ヤハズカズラ、ブルーエルフィン (ブルーウイング)、ハナウリクサ、シコンノボタン、シコンノボタン・コートダジュール、イヌヤマハッカ、ウスイロイヌヤマハッカ、ムラサキアブラシメジモドキ、ウスタケ、アカエノズキンタケ、シロツチガキ、ミドリネナシカズラ、カレエダタケ、キソウメンタケ
 草樹2201種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ363種
訂正 ガンクビソウ、ナツメ、アヤメ、ギョリュウバイ、オオブタクサ、ツルニガクサ、ヤマハッカ、コウシンヤマハッカ、タカクマヒキオコシ、ズキンタケ、ハクチョウソウ
最近の状況
 9月21日にヒキヨモギを見に再び渥美半島に出かけた。花は完全に終わり、全体がほとんど褐色になっていた。緑色の果実も少しだけ残っている。萼が褐色に変色しているものは、中の果実が未熟で、まだ緑色である。萼が黒色に近いものの中に、種子がほぼ乾燥して熟している褐色のものがあった。種子は長さ約8o、歪んだ紡錘形、表面に網目がある。完全に熟すと黒色に近くなるらしい。
 9月初めに花が多数見られたタカサゴユリ系はほとんど花が見られなくなった。この時期は花が少なく、ハマゴウとネコノシタの花が少しだけ残っていた。ハマコウゾリナが1本だけ開花し始めていた。開花は普通、10月以降とされているが、渥美半島では9月末から開花するようである。ハマコウゾリナはコウゾリナの海岸型である。愛知県は分布の西限にあたり、生育地が極めて少なく、絶滅危惧種TBに指定されている。茎は根元でよく分枝し、あまり高くならず、茎や葉に短くて鋭い剛毛がある。花もやや小さい。
 ホテルに植えられているハクチョウソウに果実が多数ついていた。野生化したハクチョウソウも各地で見られる。
2017年8月28日 キョウチクトウ、キダチルリソウ(ヘリオトロープ)、ナガエコミカンソウ、ユーカリ・フラワーガム、セイヨウニンジンボク、アメリカフヨウ、ブッソウゲ(ハイビスカス)、ニチニチソウ、ベニバナ、コエビソウ、クササンタンカ(ペンタス)、キョウオウ(春ウコン)、クルクマ・シャローム、ブルー・ファン・フラワー、ホソバアンゲロンソウ(アンゲロニア)、トウワタ、ピンクノウゼンカズラ、フサフジウツギ、ルリトウワタ、キャットテール、シラサギカヤツリ、アメリカンブルー、アマミコウスイボク
 草樹2190種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ357種
訂正 トウダイグサ科(ミカンソウ科、ユズリハ科に分離)、コミカンソウ、ヒメミカンソウ、フヨウ、キツネノマゴ、ニシキソウ属をトウダイグサ属に含める
最近の状況
 8月23日にヒキヨモギを見に再び渥美半島に出かけた。花はまだたくさん開花していた。花後に茶色になって残っている花被が目立つ。7月のときより萼や葉の帯びる黄色が強く、全体に黄緑色になっている。果実はまだ未熟で、熟しているものはなかった。花冠の上唇がFlora of Chinaの解説では先が切形せあり、愛知県のレッド・リストの解説では2裂となっているため、確認した。外観では花冠の上唇の先は花柱を包むように尖っているが、広げてみると、ややデコボコはあるが、ほとんど切形に近かった。先は四角状で左右の端が角(かど)張り、中央に小さな三角状の突起がある。
 道端には葉に黒色の斑紋が無い、アレチニシキソウが多数見られ、コニシキソウが少しだけ、混ざっていた。ニシキソウ属は独立属としていたが、トウダイグサ属に含める見解が主流のようであるため、訂正した。海岸の砂浜の近くでは多数、タカサゴユリ(系統)が群生している。花被に赤紫色の筋があるものと無いものが混じり、赤紫色の濃いものもたまに見られる。
2017年7月20日 ヒキヨモギ
 草樹2167種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ357種
最近の状況
 7月19日に東海地方も梅雨が明け、セミの鳴き声が騒がしくなった。ヒキヨモギを見に渥美半島に出かけた。花はまだ少なく、10個ほどが咲いていただけだった。ヒキヨモギは全国的にはそれほど少ない草ではないが、愛知県では限られた場所でしか見られなく、県の準絶滅危惧種に指定されている。日本全土、朝鮮、中国、台湾、ロシアが分布域である。草全体に毛が多く、腺毛はない。ヨモギの葉に葉の形が少し似ているが、葉の色はヨモギと違い、緑色〜黄緑色で、裂片が細く、揉んでもヨモギの臭いはしない。花は鮮黄色の2唇形。中国のものは花の解説が異なり、上唇の先が切形となっている。愛知県のものは先が尖り、2裂する。オオヒキヨモギはヒキヨモギによく似ていて、腺毛が密生する。愛知県ではオオヒキヨモギの方が多い。
 渥美半島ではハマオモト(ハマユウ)、ハマゴウ、ハマグルマ(ネコノシタ)、ケカモノハシの花が満開に近い。コウボウムギは花序が茶色になり、ツルナは枯れかかっていた。
2017年6月29日 マルバデイゴ、サンゴシトウ、キリモドキ(ジャカランダ)、ハクチョウソウ、クレマチス(園芸種)、クレマチス(カンパネラ系)、クレマチス(シルホサ系)
 草樹2166種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ357種
2017年6月19日 ユリ(園芸種、アジアティック・ハイブリッド、オリエンタル・ハイブリッド)
 草樹2159種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ357種
最近の状況
 6月の梅雨に入ったが雨が少なく暑い日が続く。今はユリ、アジサイ、ハナショウブが満開になっている。6月6日に浜松市内の可睡斎にユリの花を見に出掛けた。開花の早い、スカシユリ系のアジアティック・ハイブリッド・リリーとLA系のハイブリッドが咲いていた。まだ蕾も多く、この1周間後くらいが一番の見時である。2週間ほど経った今頃は開花の遅いオリエンタル・ハイブリッドが満開になっているのではないかと思う。ユリ園では品種名がついているものがほとんどなく、品種名を探すのはなかなか難しい。ユリの品種は思ったより多く、スイセンより少ないが、約1万5000種もあるといわれている。品種もスイセンと同じようにDivisionに分けて分類しているが、スイセンほど分類が活用されていない。咲いていたユリの名前を調べたところ、LA hybrid(Division 8)が最も多く、ユリ園の小図鑑ではアジアチック(すかしゆり)に入れられていた。
 LAハイブリッドはテッポウユリ系ハイブリッドとスカシユリ系ハイブリッドとのハイブリッドである。 
2017年5月26日 ホット・リップス、フロックス・ディバリカタ
 草樹2158種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ357種
訂正 シバザクラ
2017年5月15日 スイセンアヤメ、チョウジソウ、ライラック、サンショウバラ
 草樹2156種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ357種
最近の状況
 5月12日に豊田市の西山公園バラ園に出かけた。バラは全体にはまだ咲き初めだったが、原種に近いサンショウバラとモッコウバラは満開だった。サンショウバラは日本固有種であり、富士山や箱根周辺の山地のみに分布する。神奈川県と静岡県の境に位置する不老山(ふろうざん)が有名であり、野生のものを見るには登山が必要である。西山公園のサンショウバラはバラ園入口にあり、他のバラより木が大きいので、開花しているとよく目立つ。西山公園ではバラに品種名の名札がつけてあり、ナンバーがつけられている。サンショウバラがNo.1である。
 サンショウバラは葉や刺がサンショウによく似ている。葉は小葉が小さい奇数葉状複葉であり、葉のつき方もサンショウに似ているが、よく見ると毛があり、鋸歯が鋭く、葉に香りがない。花つきはよく、花はピンク色の一重花、日本の野生種の中で花が最も大きく、美しい。花の香りは全くない。 
2017年4月22日 ガザニア、ワスレナグサ
 草樹2152種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ357種
訂正 ダイコン、ハマダイコン
最近の状況
 4月14日に出かけた頃はミツバツツジ、コバノミツバツツジが満開だった。早咲きのハヤトミツバツツジは花はとっくに終わり葉が茂ってきた。アーモンドの花を見に出かけたがすでに花がほとんど散ってしまっていて、3輪ほど見られただけだった。アーモンドの開花はソメイヨシノとほとんど同じ時期のようである。花は大きく桃の花に似て美しい。桜類ではソメイヨシノの花が少なくなっていたが、ベニシダレ、ヤエベニシダレの花は満開の木も残っていた。目立った花はセイヨウシャクナゲ、ベニバナマンサクの真っ赤な花や遅咲きのキズイセンの黄色の花で、ほぼ満開になっていた。ドウダンツツジも咲き始めた。
 クリスマスローズ、ハルザキクリスマスローズも萼片が落ちないため、花が残っているように見えるが果実がかなり大きくなってきた。種子ができそうに見える。
 ワスレナグサの写真を撮り、調べてみた。ワスレナグサは品種名がつけられずに販売されている。ワスレナグサ属は種が世界に約100種ほどあり、うち約40種がニュージーランドの固有種である。ニュージーランドの固有種は絶滅危惧種も多い。世界中で栽培され、帰化している種も多く、学名も異名が非常に多い。日本でワスレナグサと呼ばれているのはMyosotis scorpioidesであったが、今ではこれをシンワスレナグサと呼び、園芸種が最も多いのはエゾムラサキ Myosotis sylvaticaの系統やハイブリッドである。中国でも勿忘草と書き、Floa of China ではノハラワスレナグサMyosotis alpestrisを指し、中国植物誌ではMyosotis sylvaticaを指している。
2017年4月5日 キズイセン、クリスマスローズ、ハルザキクリスマスローズ
 草樹2150種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ357種
 最近の状況
 4月になり、ソメイヨシノが咲き始め、満開になった春の花は色とりどり。マンサク、ウグイスカグラ、サンシュユ、コブシ、シデコブシ、ユスラウメ、ツバキ類、サクラ類などの木本、スイセン、パンジー、ハルザキクリスマスローズ、ヒメキンギョソウ、キンセンカ、ヒメキンセンカなどの草本。西尾市内ではセイヨウノダイコンと思われる花が河川の土手に広範囲に群生し、満開になっている。
 クリスマスローズを3月9日に見てから、クリスマスローズ属について調べた。園芸品種は思ったより多く、1000種類以上あるらしい。和名がつけられているのは@クリスマスローズ(ヘレボルス・ニゲル)Helleborus niger、Aハルザキクリスマスローズ Helleborus orientalis(Lenten rose)、BコダチクリスマスローズHelleborus foetidus、CアサギフユボタンHelleborus viridisの4種であり、これは原種を指す名称である。原種はこれ以外にもあり、全体で約20種、いずれも栽培されている。英語圏でChristmas-roseというとHelleborus nigerを指し、2月から開花する。最も多い品種はハルザキクリスマスローズ系のハイブリッドであり、3〜4月に開花する。
2017年3月15日 スイセン・グランドモナーク、ゴールデンクロッカス、スイセン・テタテットゥ
 草樹2147種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ357種
訂正 スイセン
2017年3月1日 ヒメキンギョソウ
 草樹2144種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ357種
訂正 ウメ(園芸種)追加
最近の状況
 3月になり、梅の花が満開になる頃だと思う。写真は実梅の鴬宿(おうしゅく)。2月の後半はリナリアの野生化している花を見かけてから、リナリアについて調べ続けていた。調べてみると名前がよくわからない。ムラサキウンラン、ヒメキンギョソウ、リナリアの3つの名がある。リナリアは属名であり、リナリア属の園芸種の総称である。ヒメキンギョソウはLinaria purpurea とされ、Linaria maroccanaはその異名とされていた。しかし、Linaria purpureaは多年草であり、Linaria maroccanaは1年草で、明らかに別種である。ムラサキウンランはLinaria bipartita と図鑑に出ていた。図鑑の解説ではムラサキウンランは腺毛があり、西尾市内で見かけたものとよく似ている。Linaria bipartita を調べてみると、全体に無毛であるとされていた。ベルギー国立植物園の解説では無毛であっても交雑種であるものがあり、これをLinaria bipartita Hybridsと呼んでいるということである。有毛なLinaria bipartitaは存在しないということだ。最近、1年草のヒメキンギョソウの学名をLinaria maroccana としていることも多く、これに似ているので、ムラサキウンランと呼ぶのを止め、ヒメキンギョソウLinaria maroccanaを採用した。多年草のヒメキンギョソウは宿根ヒメキンギョソウとして分ければよい。
2017年2月20日 キブサズイセン、ヤエスイセン
 草樹2143種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ357種
訂正 スイセン、ウメ
最近の状況
 2月中旬になり暖かくなってきた。梅の花を見に2月16日に豊川の赤塚山公園内の梅園に出かけた。2月初めにも行ったがほとんど咲いていなかった。天気がよく、見物客も多かった。25種281本の看板があり、うち18種が咲いていた。早咲きの冬至、寒紅梅、大盃は満開だったが、中咲きの南高の花がまだ少なく、2月末くらいが花見にちょうど良いのかもしれない。梅の品種が多い梅園は、近いところでは浜松フラワーパークの110品種が最も多い。ただし、梅の木の本数はあまり多くない。ウメについて調べ直し、梅の品種、梅干しの品種が多いことを知り、実梅にもピンク色の美しい花の品種があることを知った。奈良県(淋子梅)や徳島県(鴬宿梅)のピンク色の満開の梅園を一度見てみたい。
 植物の分類で、APGW(2016年)が出されたので、科について、目まで調べ、すべて訂正した。ウェブサイトの情報が被子植物ではAPG分類にほとんど変わってきたのが実感できる。まだ、普通はAPGVまでの内容が多い。
2017年1月20日 シマトネリコ、ダリア、ハボタン、シラビソ、オオシラビソ、キャベツ、ヒナギク、シロバナスイセン
 草樹2141種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ357種
訂正 マツ科、スイセン
最近の状況
 珍しく雪が降り。冬らしい日が続く。晴れた日に冬の花を見に出かけた。最近はこの時期に街角などで最も目につく園芸種はパンジーではないだろうか。アブラナ科ではカンザキハナナが開花初期、ストック、葉牡丹などが植えられている。キクにも花が残っているものもある。四季桜が咲いていたが、花が早いといわれるカワヅザクラは蕾がまだ小さい。副花冠の黄色のスイセンとシロバナズイセンが満開であった。シロバナズイセンは房咲きスイセン系の副花冠まで白色の種で、フサザキスイセンに近い原種系統である。ラッパズイセンの花はまだ見られない。サザンカやツバキ類の花が咲き、タチカンツバキ(立寒椿)の花が多い。この時期にも四季咲きのバラの花が咲いているものもある。ソケイの花がわずかに咲いていた。ヒイラギナンテンの花は満開で、ギョリュウバイ、ジャノメエリカ、ソシンロウバイの花が咲き始め、ミツマタは蕾、ヤツデは実になりかけ、クレマチスの冬咲きの白花も見られた。普通のクレマチスは暖かくなった春に咲くものが多い。野草ではホトケノザ、オオイヌノフグリ、ハルジオン、タンポポなどが陽だまりで見られる。 
2016年12月26日 コカブイヌシメジ、ハエトリシメジ、ヒノキオチバタケ類似種、ムラサキゴムタケ、ウラベニホテイシジミ、コツブノコアラホウキタケ、ハタケチャダイゴケ、キシワタケ、ケモミウラモドキ、マメキンカン、コダチダリア、チョコレートコスモス、キャラボク
 草樹2133種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ357種
訂正 シロヒメホウライタケ削除、ハナオチバタケ、カレバキツネタケ、コスモス
最近の状況
 12月になり、寒さも増し、花も少なくなった。近くの公園ではサザンカの一種のタチカンツバキ(立寒椿)が満開になり、ジュウガツザクラが咲いている。皇帝ダリアは12月まで咲き、まだ花が見られる。西尾の農園に久しぶりに行ってみたところ、思った以上にバラの花が多く咲いていた。温室の中にもバラがあるため、冬もみられる。品種はわからなかったが巨大なバラの花が咲いていた。たくさん正月用の植木などが販売され、この中で目についたのは葉牡丹である。品種がたくさんあり、葉が細かく切れ込むのが最近の人気品種らしい。葉牡丹はキャベツの仲間である。アブラナ属のカンラン (甘藍)Brassica oleracea の変種のケールの品種として分類されている。ケールは緑葉甘藍(りょくようかんらん)ともいわれ、食用とされるものであり、キャベツのように丸くならない。ケールの渡来時期は鎌倉時代中期あるいは江戸時代前期と推定されている。1709年に出版された貝原益軒の「大和本草」に紅夷菘(オランダナ)が記載されており、これがケールではないかといわれている。葉牡丹は享保2年(1717年)の「諸禽万益集」後書に記載されているのが最も古く、それには日本で改良されたものと説明されている。
2016年11月20日 ケシワウロコタケ、オロシタケ、スジチャダイゴケ、ニオイアシナガタケ、スミレウロコタケ、ツヤウチワタケ、ウシグソヒトヨタケ、ニクハリタケ、ムササビタケ、ツネノチャダイゴケ、シラタマタケ、ワタカラカサタケ、ニセニクハリタケ、ダイダイタケ、ズキンタケ
 草樹2129種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ349種
訂正 ハタケチャダイゴケ削除、エリマキツチグリ、チャウロコタケ、モミジウロコタケ、フユザンショウ(果実)
2016年11月10日 テングタケモドキ、ミダレアミタケ、クロゲシジミタケ(類似種),、アシグロタケ、オシロイタケ、クリゲノチャヒラタケ、カイメンタケ、チャヒラタケ、アザニガイグチ、コタマゴテングタケ、ヒメシロアミタケ、ニセフウセンタケ、ヨゴレキアミアシイグチ、キコガサタケ、クサミノシカタケ、トガリフクロツチグリ、チャツムタケ、ニレサルノコシカケ、カワウソタケ、タヌキノチャブクロ
 草樹2129種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ335種
訂正 ウチワタケ、ホウロクタケ、ハラタケモドキ削除、ウスヒラタケ、キアミアシイグチ、ウラベニガサ、ルリミノキ(熟した果実)
最近の状況
 11月になり、少し寒くなり、そろそろルリミノキの果実が熟す頃と思い岡崎に出かけた。ルリミノキの瑠璃色に熟した果実を始めて見ることができた。ルリミノキよりセンリョウがたくさんあったが果実が赤くなっていたのは1本だけであり、これから赤くなるものの方が多い。ルリミノキとセンリョウは同じような場所に生える。木の形、葉の形、果実のつき方や色も違うが葉の光沢と葉の色がよく似ている。イズセンリョウも同じような場所に生えていたが、果実が白色になっているものはまだ見られなかった。
 あいかわらずきのこの散策を続けている。カイメンタケと思われるものを見つけた。管孔面が灰色で、管孔がなく、上面は橙褐色のビロード状で特徴があり、図鑑を見ればすぐわかると思ったが、一致するものはなく、あきらめていた。3日後に、偶然、よく似た写真を発見し、採取したものを再確認したところ、管孔が現われ、カイメンタケだろうということがわかった。生えていた木はマツでは無く、アベマキである。日本では針葉樹以外に確認されているのはエゾヤマザクラやヤマザクラの記録だけであるが、北アメリカではコナラ属などでも発生が確認されている。カイメンタケ類似種が他に見つからなかったため、カイメンタケとした。 
2016年10月25日 キヒダタケ、コオニイグチ、コツブタケ、シュイロハツ、ヒメコガネツルタケ、ヒロハウスズミチチタケ、コクサウラベニタケ、クロアシボソノボリリュウ、ニクウスバタケ、アカコウヤクタケ、ウズラタケ、ニオイキシメジ、ツチスギタケ、ヒメキシメジ、ヒカゲシビレタケ、オオコゲチャイグチ、ホオベニシロアシイグチ、クリイロニガイグチ、ゴンゲンタケ、ヒメコウジタケ、ヒメロクショウグサレキン、ニセネズミシメジ、ミカワクロアミアシイグチ、ニセネズミシメジ、シワチャヤマイグチ、ヒナアンズタケ、アヤメイグチ、オニイグチ、ベッコウタケ、チシオタケ、チャミダレアミタケ、センボンイチメガサ、アオゾメタケ、ワタゲナラタケ
 草樹2129種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ316種
訂正 キイロイグチ、カバイロツルタケ、クサウラベニタケ、ニッケイタケ、アイゾメクロイグチ削除、シロカイメンタケ
最近の状況
 10月になり、近くの山に何度かきのこの散策に出かけた。西尾市内ではミカワクロアミアシイグチを始めて見ることができた。ミカワクロアミアシイグチは西尾市内で最初に発見され、毒のあるものが少ないイグチの中で、毒性物質が確認されているものである。しかし、いまだに学名がつけられていない。クロアシボソノボリリュウ、ゴンゲンタケ、ヒメロクショウグサレキンなどたくさんのきのこを見ることができた。採取してきたもので名前のわからないものが、たくさんあり、家の中で異臭さわぎを繰り返している。採取したきのこの味が苦いかどうか確かめたことは多いが、旨そうに見えるきのこは少なく、食べてみたことはまだ、ほとんど無い。珍しく食べられそうなきのこが大量に発生していた。調べてみるとワタゲナラタケであった。ナラタケの名前は知っていたため、ナラタケだろうと思ったが、低地の地上にも生えるのはワタゲナラタケであることを知った。生で食べると中毒の可能性があるが、美味であるらしい。最初に、道端で数本見つけた。その数m先に、伐採した木の堆積場があり、堆積した朽木から多数が束生したり、堆積した木の間の地上からも発生していた。ナラタケ属のワタゲナラタケやオニナラタケは大きな菌床を作り、アメリカでは数百haもある巨大な菌床が見つかっている。
2016年9月28日 ブラシノキ、オジギソウ、ルリミノキ、イチイ、シマサルスベリ、ハラタケ、ニガクリタケ、ブドウフウセンホコリ、ツブカラカサタケ、ニガイグチ、チチアワタケ、ムラサキヤマドリタケ、キミズゴケノハナ、ヤシャイグチ、ニオイコベニタケ
 草樹2129種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ282種
訂正 ハダカホオズキ(花)、オオヒキヨモギ、ミゾカクシ(種子)、フトモモ科、ゴマギ果実、ヒメイワダレソウ果実、フミヅキタケ、フクロツルタケ、コガネキヌカラカサタケ、テンニンギク、ノゲイトウ、ベニヒガサ
最近の状況
 9月中旬以降に雨が多くなり、きのこがよく出るようになった。畑の堆肥用に積んであるウッドチップから栽培しているのではないかと思えるほど多数のきのこが発生していた。この大型のきのこは調べてみるとツブカラカサタケであった。小さい幼菌はほとんど白色で、傘の頭が切形になるものが多いが、鈍く尖るものもある。傘は平らに開くとかなり大きいものが多いが、変化が多く、小さいものもあり、直径3〜12p。傘中央の褐色のこぶ状突起は最初は目立ったが、ほとんどわからないものも多い。柄は長いものは15p、太い部分が幅約2pあり、つばはほとんど無く、リング状に暗色で残るものが混じる程度である。4回見に行ったが、発生してから数日で黒くなって、なくなり、新しいものが次々と発生している。同じきのこであっても、見るときにより外観がかなり異なり、図鑑に載っている1枚の絵や写真と比較して判断するのは非常に難しい。やはり詳しい解説が大切である。もう1種、大型のきのこに混じり中型のきのこも長い間、続けて発生していた。このきのこも変化が多く、発生初期には紫色を帯び、傘が開いてくると茶色になり、終期には茶色の粉を吹いたようになる。緑色のしみは全く見られないが、ミドリスギタケと思われる。
2016年9月1日 ソテツ、キダチチョウセンアサガオ、フリージア、キンギョソウ、シバハギ、ヨシススキ
 草樹2124種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ272種
訂正 ソテツ科、ニガウリ(種子、アヤメ、ハンゲショウ(果実)、マメ科、コブシ(果実)
最近の状況
 昨年、新東名高速道路から接続する三遠南信自動車道の浜松いなさJCTから鳳来峡の間の三遠道路13.9kmの間の造成斜面にススキの他に丈の高いトキワススキに似て紫色を帯びた花序の先が中軸まで伸びるのものが多数生えるようになった。トキワススキとは花穂の出る時期が異なり、遅く、11月終わり頃まで見られる。終点の鳳来峡(新城市)付近で、花穂や果実を確認できた。これが宮崎県や神奈川県などで野生化して問題となっているヨシススキであることがわかった。ヨシススキは2015年3月に公開された「我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト (生態系被害防止外来種リスト)」にリストアップされている。このリストは平成22年10月に名古屋で開催された生物多様性条約第10 回締約国会議において愛知目標が採択されたことに基づいて、作成されたものである。ヨシススキは古くから沖縄で見られ、日本イネ科植物図譜(桑原義晴著)にも載せられている。サトウキビ属であり、ナンゴクワセオバナに似ているがやや大型、無柄の小穂の第1苞頴の背面は無毛。
 8月31日にヨシススキを見に出かけたが、まだ全く花穂が出ていなかった。
2016年8月7日 ウツボホコリ、ハナガサイグチ、バラ(園芸種)、ヒマワリ、ヒメヒマワリ、シロタエヒマワリ、ソケイ
 草樹2118種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ272種
訂正 キク科、キクイモ
最近の状況
 8月になり暑い日が続く。久しぶりにのんほいパークに出かけた。スイレンの花が咲いていたが真夏は見られる花は少なう、バラも花が咲いているものが少ない。8月6日に西尾のばら園に行ってみたところ、バラの花がたくさん咲いていた。暑さに多少弱っているものもあるが、問題なく咲いている。7月、8月の炎天下でも四季咲きのバラの花はきれいに咲いている。
 蒲郡市内でヒメヒマワリが野生化しているものがあり、痩果もついていた。ヒマワリ属を整理し直し、シロタエヒマワリ、ヒマワリも追加した。ヒマワリはアメリカ大陸の原産であり、紀元前から栽培されていた。ヨーロッパからロシアなど世界中に広まり、日本へは中国を経て江戸時代に渡来している。江戸では品が無い花といわれあまり栽培されなかった。現在は多数の園芸用の品種もありよく植えられている。ヒマワリ属の植物用語で筒状小花の基部につく鱗片をパレア(paleae)といい、ヒマワリ属の解説には必ず記載がある。日本の図鑑で調べてみたが paleaeの用語を使っているものは見当たらなかった。paleaeはイネ科では内頴を指す用語である。
2016年7月12日 タイマツバナ、サツキ、キリンギク、コガマ
 草樹2114種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ270種
訂正 ガマ、ヒメガマ、ガマ科、オオミムラサキコケモモをサクラダソウに変更
最近の状況
 7月になって蒸し暑い日が続く。昨年の9月、三ヶ根山でオオミムラサキコケモモのピンク色の果実を見つけ、花を6月4日に見に行った。このときはまだ蕾の無い状態であった。梅雨の合間の7月11日に思い出し、三ヶ根山に出かけた。林道では花は少なく、ヒメヒオウギズイセン、オオキンケイギク、ハエドクソウ、ノハカタカラクサの花が見られ、リョウブの花は咲き始め、コクランはほとんど花が終わっていた。オオミムラサキコケモモは林道の道端の薄暗いやや湿った場所1か所にあまり大きくはないが群生している。花は少し残っていて、すでに緑色の果実を多数、直立していた。花はミゾカクシの花の形によく似ている。花の色はほぼ白色に近く、ごく薄くピンク色を帯び、唇弁の基部に短い濃色の筋班がある。拡大して見ないと分かり難いが、唇弁の上部に絨毛がある。全体に毛が多いのが特徴。
 オオミムラサキコケモモを調べ直したところ、詳細はわからないが、標準和名はサクラダソウであるらしい。学名は初期にはLobelia angulata とされていたことがある。これはニュージーランド原産の類似種であり、全体に無毛で、葉が小さく、花がやや大きい。現在、学名はLobelia nummulariaとされている。 
2016年7月2日 ヒゴロモソウ(サルビア)、キリシマツツジ、オオトキワツユクサ、テンニンギク・グランディフローラ
 草樹2110種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ270種
訂正 ヒラドツツジ、カキツバタ、テンニンギク
最近の状況
 梅雨の合間の晴れた日(これを五月晴れというらしい)にキノコが出ていないか近くに出かけた。キノコは少なかったが、オオトキワツユクサが見つかった。ノハカタカラクサを6月初めに調べ直し、果実を見ようと、採取したミドリハカタカラクサを花瓶に挿しておいたが、1か月近く経って、咲く花の数は減ってきたもののいまだに元気である。オオトキワツユクサも同じように花瓶に挿したが、しおれ気味で元気がない。始めてオオトキワツユクサと言い切れるものを見ることができた。葉が明らかに長く、長さが10pを超える葉が多く、最も大きい葉は長さ17p、幅4.5pもあった。果実はできそうもない。
 6月30日に西尾市内でオオキンケイギクに混じって、テンニンギクが野生化しているものが見られた。畑の横で逸出したものと思われる。1か所に群生しているが、花弁(周辺小花の小舌)が八重になったものや一重のものがあり、花弁の形も下部が筒状になるものもある。花の色も縁の黄色の幅が広いものからほとんど無いものもある。テンニンギク Gaillardia pulchella とオオテンニンギク Gaillardia aristata の交配種のテンニンギク・グランディフローラ Gaillardia x grandiflora ではないかと判断した。品種がいくつか混在しているのか、変化するのかはわからない。果実が多数でき、増えている。多年草だが、短命のため、増えすぎる心配はないのかもしれない。
2016年6月20日 ホシギキョウ、ベニバナサルビア、ハナショウブ、ブライダルベール
 草樹2106種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ270種
訂正 キキョウ科、シソ科、トキワツユクサをノハカタカラクサに訂正、ツユクサ科
最近の状況
 6月になり梅雨に入ったが雨の日が少ない。6月初めは花菖蒲の開花時期であるため、6月5日に豊橋市内の賀茂しょうぶ園、6月15日に岡崎東公園に出かけた。2か所の菖蒲園で約140種の花菖蒲を見ることができた。花菖蒲は交配から実生開花までが2年と短く、種子も得られやすいために、新しい品種を得やすいということである。花菖蒲の栽培は江戸時代に盛んに行われ、花菖蒲が武士の花といわれたこともあり、日本の花の代表の1つである。品種改良の長い歴史があるため、花菖蒲独特の用語が使われている。大きな花被片を英といい、三英花、六英花などと呼ばれる。花菖蒲について調べると、なかなか面白い。
 ノハカタカラクサ(トキワツユクサ)が家の近くで目立つようになってきたため、三ヶ根山の群生地に出かけた。なかなか種子が見られないため、果実を探すのが目的である。ノハカタカラクサには小形で茎などが紫色を帯びるもの(狭義のノハカタカラクサ)と、全体に大形で緑色(ミドリハカタカラクサ)の2タイプがあり、三ヶ根山には2タイプとも群生している。小形のタイプでは果実がたくさんできていた。大形のタイプには果実ができないようであるが、偶然、できかけの果実を2個だけ見つけた。1本は枝を持ち帰り、花瓶にさしておいたが、熟さず落ちてしまった。ノハカタカラクサは生け花にすると、新しい花が次々に1週間以上咲き続ける。小形のタイプの種子はこの方法で完熟させた。
2016年5月30日 ニオイバンマツリ、ハナグルマ(ガーベラ)、クロホシオオアマナ、レッドロビン、シャクヤク、セイヨウテマリカンボク
 草樹2102種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ270種
訂正 ナス科、バラ科、カキノキ
2016年5月13日 オオデマリ、ツリガネカズラ、ベニバナコツクバネウツギ
 草樹2096種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ270種
訂正 ボタンイチゲ、サンザシ、タラヨウ、ノウゼンカズラ科
最近の状況
 5月12日にヤセウツボを見に再び出かけた。花が終わって花冠や萼が茶色になって宿存しているものも多いが、花が咲いているものも多い。茶色の花冠に包まれ、果実がついているが、裂開したものは見られず、中の種子は黄色。4月末には100本程度あるだけだと思ったが、150mほどの道端や土手にヤセウツボが多数生え、1000本以上生えていると思われる。高さ5〜20pほどの小さい花茎も多い。ムラサキツメクサも多く、ムラサキツメクサの根に寄生しているものと思われる。1本だけ引き抜いてみたところ茎の基部は直径約1.5pの扁球形に膨れ、多数の鱗片葉に覆われている。根はちぎれて確認できなかった。  アフリカチゴアヤメは花が完全に終わり、刮ハが裂開して、熟した淡褐色〜褐色の種子が見られた。これから裂開する果実もあるが、種子の落ちた空の刮ハが多い。葉はほとんど枯れ始めている。種子はやや歪なほぼ球形、直径1.5〜1.9o。
2016年4月30日 マメザクラ、ヒメナデシコ、ラッパスイセン、キクザキセンダングサ、ヤセウツボ
 草樹2093種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ270種
訂正 セツブンソウ、アケビ科、ヤエムグラ、ヒガンバナ科
最近の状況
 4月29日にヤセウツボを見に出かけた。ヤセウツボは植物の根に寄生し、マメ科のシャジクソウ属に寄生することが多く、ムラサキツメクサなどの群生地で見られることが多い。セリ科、キク科、フウロソウ科、ナス科など様々な植物にも寄生する。地中海沿岸原産であり、世界に広く帰化し、牧草の収量を減少させる害草とされている。日本では外来生物法で要注意外来生物に指定されている。  撮影した道端では100本以上群生し、ムラサキツメクサに寄生しているようである。茎、葉、苞、萼は紫褐色であり、全体に長い腺毛に覆われる。鱗片状葉は小さい個体では不明瞭であり、大きく成長したものでは明瞭に数個つく。花は花冠の下部や内面がほぼ白色で、やや黄色を帯び、紫色の脈があり、花冠の先の外面は紫色を帯びる。ハマウツボより白っぽく見える。すでに果実をつけているものもあり、中の種子は小さく、まだ淡黄色であり、一部、褐色の種子もあった。種子は花の咲いているうちに落ち始めるように思われる。種子は土壌中で10年以上も生存するといわれており、ヤセウツボを除去するのはなかなか難しいようだ。
2016年4月6日 アフリカチゴアヤメ
 草樹2088種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ270種
訂正 アカネ科、カンヒザクラ
最近の状況
 4月5日は晴れ間が見えたため、アフリカチゴアヤメの花を見に豊橋公園に再び出かけた。10時45分頃、到着した。サクラが満開になり、花見の人で混雑していた。花はたくさん咲いていて、範囲もかなり広い。歩道で芝生が島に区切られているが、1つの島だけでなく、かなり広がってしまったようだ。放置しておくともっと広がっていく可能性が高い。花の直径などを測り、花の細部の写真を撮影した。花は直径約1p、高さ約4pでほぼ同じくらいの高さが多い。球茎につく花の数は少ないので、密集しないが、隙間を開けて多数花が咲く。花被片の先は鈍形という解説であるが、あまり円い感じはしない。ちょっと見はニワゼキショウの小さな花のものに似ていて、注意しないと見誤るかもしれない。よく見れば葉や花の構造はかなり違ったものである。葉は薄い扁平ではなく、断面が楕円形である。片面に明瞭な2本の溝があるのが、かなり鮮明に接写できた。花は苞がニワゼキショウのように葉状ではなく、膜質で、花被の下の子房を包んでいて、緑色の子房が見えるニワゼキショウとは全く異なる。観察するのにはなかなかおもしろい植物である。
2016年4月3日 ハヤトウリ、ハクモクレン、オウバイモドキ、ナギイカダ、カンヒザクラ、アラセイトウ、チョウセンヤマツツジ、ボタンイチゲ、チューリップ、ハナキンポウゲ、レンプクソウ
 草樹2087種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ270種
訂正 アヤメ科、ショウガ科、サトイモ科、センリョウ科、オカオグルマ、キブシ、カラスビシャク、アズマツメクサ、コブシ、モクレン科、アブラナ科、ツツジ科、レンプクソウ科
2016年3月18日 モッコウバラ、ギョリュウバイ、ジャノメエリカ、マンネンロウ(ローズマリー)、ハナサフラン
 草樹2076種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ270種
訂正 フクジュソウ、ハナミョウガ、フキ、ミドリハコベ
 最近の状況
 フキの雌花茎を見るため新城にでかけた。昨年、痩果の写真が撮れたので、同じ場所でフキの花を探した。雄花茎がやはり多いが、雌花茎がまとまって生えている場所もあった。雌花茎は図鑑の解説どおりであり、花が白色のものとやや紫色を帯びたものがある。小花を見ると中央に3個だけ両性小花があり、他はすべて花柱の長い雌性小花である。中央の両性小花は花冠に蜜が多く、花冠の中の葯筒は花柱にくっつくようにつき、花粉は見られない。葯筒がないものもあった。この両性小花は子房も小さく、不稔と思われる。
 キブシ、ヤマネコノメソウ、ショウジョウバカマ、オカオグルマ、トウカイタンポポ、タチツボスミレ、ニオイタチツボスミレ、カワヅザクラ、ウメ、コブシ、ミツマタ、ハクモクレン、バイモ、コカンスゲなど春の花がたくさん見られるようになった。茎が紫色を帯びたやや大きなハコベがあり、雄しべの数を確認したところ、8〜10本あった。ミドリハコベの茎が帯紫色のものと思われる。後日、種子も確認してみたい。
2016年3月9日 ネコヤナギ、ツァイ、シナマンサク
 草樹2071種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ270種
訂正 ツルニチニチソウ
最近の状況
 暖かくなってきたので3月4日にのんほいパークにシナマンサクの花を見に出かけた。ほぼ満開だった。マンサクも近くに咲いていたが、花はよく似ている。枯れた葉がたくさん残った木には花が少なく、花の多い木にも少しだが枯れた葉がついている。花はやや橙色を帯び、やや小さく、萼の毛も多い。ほかにネコヤナギ、ギョリュウバイ、フクジュソウ、ミスミソウ、ツァイ、ローズマリー、ジャノメエリカなどの花が咲いていた。ツァイは中国原産のツバキ属、小さな白花であり、お茶の木に少し似ている。葉の先が細く尖るのが特徴である。2本あって満開であった。まだ、日本で栽培されているのは少ないようである。
 帰りがけにオガタマノキの花を見に豊橋公園に立ち寄った。花は咲いていたが、花の数が少なく、低い位置に花がないので、花の観察はできなかった。
2016年2月26日 三河の植物観察にtitle変更
2016年1月12日 コウシンバラ、キダチアロエ
 草樹2068種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ270種
訂正 ノシラン
最近の状況
 1月になっても割と暖かい日が続いている。スキー場では雪が無くて困っているというニュースも何度か流されている。暖冬のためか、12月にはノシランの種子がまだ緑色だった。そろそろ色づいたかと予想し、久しぶりに出かけた。種子はかなり落ちてしまったが、予想どおりきれいなコバルトブルーになっていた。かなり色の濃いものもある。ノシランはジャノヒゲ属であり、果実のように見えるが、種子である。種子は楕円形であり、長さを測ったところ、長さ16o、幅10oであった。近くではイヌホオズキとカンザシイヌホオズキが花をつけ、残っていた。他にキダチアロエ、スイセン、ヒメウズ、ホトケノザ、トウカイタンポポ、ノゲシ、ブタナの花が見られた。小川のヨシの枯れ穂が逆光で輝いていたため、写真を撮ってみた。ヨシはススキなどに比べ普通、色が鈍く、濁って見える。逆光ではススキと同じように美しい。
2015年12月28日 ヨウシュハッカ、サルスベリ
 草樹2066種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ270種
訂正 ホソバノヨツバムグラ、コショウハッカをアメリカハッカに訂正、キッコウハグマ、ハッカ、オランダハッカをミドリハッカに変更、イワショウブ、ヒメイワダレソウ、イワダレソウ
2015年12月15日 ワタ、ジュウガツザクラ、ヌメリイグチ、オオバノハチジョウシダ、ノシラン、イソギク、カエンキセワタ
 草樹2064種、シダ類158種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ270種
訂正 オヤマボクチ、アケボノソウ、ウバユリ、コウシンヤマハッカ、マツカサコウガイゼキショウをニセコウガイゼキショウに修正、オオヒキヨモギ、ガンクビソウ、ヤブタバコ、タチシオデ、ロウヤガキ、シセントキワガキ、ガマズミ、ツルニンジン、ナガバノコウヤボウキ、センブリ、ノジギク、オケラ、ノギラン、アズマヤマアザミ、タイアザミをトネアザミに訂正、ツチアケビ
最近の状況
 低山の紅葉もそろそろ終わりになってきた。茶臼山に11月13日に出かけたときには高原まで登ると紅葉は終わり、ススキの枯れ尾花だけが目立つようになっていた。ホソバノツルリンドウは予想どおり果実をつけ、裂開したものも見られた。山道の中腹にやさしいピンク色に紅葉したコマユミが1本だけあった。コマユミの赤い実が1つだけ残り、枝にニシキギのような翼が少しだけついていた。普通、コマユミもニシキギと同じように真っ赤に紅葉すると思っていたが、ピンク色だけでなく、白色の部分もあり、非常に美しい。近くを探してみるともう1本小さい木があり、それも同じように紅葉していた。  新東名高速道路から接続する三遠南信自動車道の浜松いなさJCTから鳳来峡の間の三遠道路の造成斜面に花序が紫色を帯びたトキワススキに似たものがたくさん生えている。トキワススキにしては季節が遅く、シロガネヨシの紫色の品種だと考え調べてみた。小穂が1小花で芒が無い。小穂はどちらかというとオギに似ており、花は両性であり、ススキ属と推定される。頴果が多量につき、繁殖力が強いようである。調べてみたがまだわからない。
2015年11月2日 クロタマゴテングタケ、アサギリソウ、ミイノモミウラモドキ、ホソバノツルリンドウ、クサスギカズラ
 草樹2059種、シダ類157種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ269種
訂正 ニワタケ
最近の状況
 寒さが感じられるようになり、紅葉の季節になってきた。10月27日にホソバノツルリンドウの花を見に茶臼山に出かけた。花はほとんど終わっていて、1株だけ花が残っていた。1〜2週間前が花の最盛期と思われる。果実はまだ1つも熟していなかった。道端の土手の草の中に生え、細い茎で草に長く巻きつき、花を垂れ下がるように多数つけていた。色が薄いため、目立たない。よく見られるツルリンドウとは印象がかなり違い、葉が極めて細い。茶臼山では紅葉が始まり、この時期には見られる花は少ない。ススキの枯れ穂やセイタカアワダチソウの黄色の花が紅葉の中に目立つ。アキノキリンソウの花が少しだけ残っていた。雨の少ないせいか、きのこはサルノコシカケ類を除いて全く見られなかった。  植物科名を新しいAPG体系分類に変えるように修正を続けていたが、10月末でだいたい修正を完了した。
2015年10月11日 オニルリソウ、オオミヤマトンビマイ、トキイロラッパタケ、ベニナギナタタケ、ナギナタタケ、ヘビキノコモドキ、シュイロタケ、トガリベニヤマタケ、アカアザタケ、クロヒメカラカサタケ、オオミムラサキコケモモ、ビロードツエタケ、ウラベニガサ、ウスキモリノカサ、ヒイロベニヒダタケ、タマツノホコリ、マメホコリ、カサヒダタケ、アカヤマタケ、ルリハツタケ、クロチチダマシ、シブカワニンジン、アシナガイタチタケ、オカダイコン、シセントキワガキ、キンモクセイ、オオチリメンタケ、シロソウメンタケ、タカクマヒキオコシ、シブカワシロギク、アラゲコベニチャワンタケ
 草樹2056種、シダ類157種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ267種
訂正 ミゾカクシ、シロツチガキをフクロツチガキに変更、ツエタケ、アケボノアワタケ、ミツバベンケイソウ花、ヌマダイコン、ツユクサ、イヌヤマハッカ削除
最近の状況
 ヌマダイコンに痩果が疣状になるものがあると教えてもらい、調査した。日本のヌマダイコンは1種だけとされていたが、痩果が平滑のオカダイコンと疣状のヌマダイコンが別変種として分けられるようになり(Koyama, 2001; 小林, 2004)、新城市内の休耕田の沼地にある痩果が疣状のものがヌマダイコンであった。ヌマダイコンとして掲載していた田原町や蒲郡市の相良山のものはオカダイコンである。ヌマダイコンの痩果は初め黒褐色で、密に腺点があって全体に粘液がつき、乾いてくると淡褐色の疣状〜痂状になる。オカダイコンは林縁などに生え、痩果の腺点が少なく、乾いてくると褐色でほぼ平滑になる。葉の形や分枝も違う。ヌマダイコンの学名はAdenostemma lavenia var. lavenia とされているが、Flora of China では痩果は疣状(tuberculate)にならず、腺状(glandular)としている。また、非常に変化しやすく、疑わしい分類群であるともコメントしている。
2015年9月5日 モリノフジイロタケ、シロイボタケ、イクビマメホコリ、クロトマヤタケ、クロトマヤタケモドキ、バライロサルノコシカケ、タチフンホコリ、アカヌマベニタケ、オオムラサキホコリ、ツヤエリホコリ、サビムラサキホコリ、イヌセンボンタケ、キヌハダトマヤタケ、センベイタケ、カレバハツ、アイタケ、ヒメシロホウライタケ、オチバタケ、ヒメヒガサヒトヨタケ、クダホコリ、エダナシツノホコリ、コウジタケ、サケバタケ、ミヤマオチバタケ、テングツルタケ、オニタケ、ミドリスギタケ、ヤケノシメジ、シロホウライタケ、ヤマジノカレバタケ、ヒメホコリタケ、カエンオチバタケ、オオホウライタケ、ハリガネオチバタケ、ナカグロモリノカサ、ハラタケモドキ、アカキツネガサ、ミヤマタニワタシ
 草樹2049種、シダ類157種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ244種
訂正 ベニヒガサ、ベニヒダタケ、ツガサルノコシカケ、カワリハツ
最近の状況
 8月中は雨があがるたびにキノコ観察に出かけた。50種類くらいは見つかったが、すぐに名前がわかったものは1/3程度であり、まだ、わからないものの方が多い。ミドリスギタケは色に変異があるため、わかるまでにかなり時間がかかった。わかれば逆には判別しやすいものである。オオホウライタケも実物を見ることができ、やっと理解できた。キノコの寿命は短いものが多く、1週間後には跡形もないものも多い。雨後に出かければ、新たにいろいろなキノコを見つけることができ、これが楽しいのかもしれない。  9月になり、朝、涼しく感じられるようになっり、久しぶりに設楽に出かけた。夏の花が残り、秋の花も咲き始めて花が多い。ヒヨドリバナ、シシウド、クズ、タマアジサイ、クサアジサイ、アキノタムラソウ、ススキ、イヌトウバナ、シコクママコナ、フジカンゾウ、ミヤマタニワタシ、オニルリソウなどが見られた。ヒヨドリバナやシシウドにはたくさんのサカハチチョウが群れていた。
2015年7月26日 アシナガトマヤタケ、クサウラベニタケ、ウスヒラタケ、ホドイモ、アシボソヒトヨタケ、キララタケ、ヒビワレシロハツ、クロハツ、シロウツボホコリ、ボタンクサギ
 草樹2048種、シダ類157種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ207種
訂正 コキララタケ
最近の状況
 梅雨も開け、蝉の鳴き声も盛んになってきた。7月21日に新城市内で粘菌類のシロウツボホコリとイチゴのような形のイクビマメホコリを見ることができた。粘菌類は変形菌類ともいいアメーバの1種である。子実体を作る前は変形体といい、ゆっくりだが動く。変形体は1細胞であるのにかかわらず、大きいものは数〜数十pにもなるといい、変形体も見てみたいものである。粘菌類は、現在の分類ではキノコに含まれないものであるが、過去にはキノコのように扱われ、キノコのハンドブックにも載せられている。図鑑のキノコ検索の中に少しだけ粘菌も追加することにして、修正中である。  7月25日にキノコを探して豊川市内の山中を通っていると、アジサイの花のような、ボタンクサギの花が咲いていた。杉林の林縁に植えられたものが増えているようである。アジサイのようだが、葉に触ると、クサギのような強い臭いがする。
2015年7月12日 アジサイ、ガクアジサイ、ベニガク、アマチャ、アメリカホド、カシワバアジサイ、アメリカノリノキ、ナツメ、キチャハツ
 草樹2046種、シダ類157種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ199種
訂正
2015年7月1日 チドリノキ、ミヤマハハソ、ミツデカエデ、モモイロアベリア、ヤマモミジ、マルバマンネングサ、キョウガノコ、メグスリノキ、キササゲ、テッポウユリ、シンテッポウユリ、ロサ・ヌトカーナ、ゴムタケ、シロキクラゲ
 草樹2038種、シダ類157種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ198種
訂正 ウリノキ、アワブキ、コエンドロをオルラヤ・グランディフローラに訂正、ニワウメ果実、イロハモミジ、オオモミジ、ハリガネスゲ、シモツケソウ、ムクロジ、タカサゴユリ、ニワトコ
最近の状況
 梅雨時であり、午後から晴れ間が見えるという天気予報を信じて、6月29日に久しぶりに面の木に出かけた。晴れ間も見えたが、次第に暗くなり、雨が降り始めた。道端ではキツリフネやホタルブクロが咲き、ドクウツギが真っ赤な毒々しい実をつけていた。湿地の近くを少しだけ散策したが、花はあまりなく、ノハナショウブ、ササユリ、ウメモドキ、サワギク、イワガラミなどが少しだけ咲いていた。ミヤコイバラが湿地の中に何本かあり、花が残っていた。茎が赤色のものが多く、大きい刺に小さな刺が混じっているのがよく観察できた。ミヤコイバラと思われるもので、小さな刺が見当たらないものも多い。刺ははっきり鉤形のものや、ほとんど真っすぐなものがある。葉形は変化が多く、葉裏はかなり白っぽい。カキランは花がほとんど終わり、ツリバナも実ができかけである。ニワトコの真っ赤なきれいな実が見られた。他には、1本だけ白い花が満開のバイケイソウがあった。花の咲く時期には葉はボロボロである。  
2015年6月6日 ジングウツツジ、ミズキンバイ、ホソバコツクバネウツギ、オオアリドオシ、オルラヤ・グランディフローラ、コバノズイナ、アワブキ、オリーブ、モリシマアカシア、サラサウツギ、イイギリ、ニワトコ、キクニガナ、アズマイバラ追加
訂正  イワシモツケ、ホウチャクソウ、サルナシ、タチドコロ、ホソバオオアリドオシ、キキョウソウ、ツルアリドオシ、ノイバラ、ミヤコイバラ、テリハノイバラ、シモツケ
 草樹2026種、シダ類157種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ196種
最近の状況
 6月2日に新城市から静岡県境を越え、アズマイバラを見に出掛けた。アズマイバラの分布域に豊川市内も入るため、豊川市内でこれまで何度も探してきた。ミヤコアザミのような葉形のものは多数あるが、頂小葉が側小葉よりはっきり大きく、小葉の先が長く尖るものまだ見ていない。静岡県側には県境付近にもアズマイバラがあるのでは考えた。新城市内でまず散策した。自生と思われるシモツケ、ウツボグアオオニワゼキショウの花が咲き始めていた。何度通っても見つからなかった道端でスズサイコが数本、道端で蕾をつけていた。今年も草刈りで花は見られそうもない場所である。道端にはテリハノイバラの花が.たくさん見られ、地を這うその中にミヤコイバラのように花柄や萼片に腺毛が密生するものがあった。葉形はテリハノイバラのようで、質がやや薄く、枝には小さい刺が見つからない。県堺付近の静岡県側にも同じような葉形の他の木に寄り掛かっているものがあった。静岡県内の山道にはアズマイバラが点々と生えている。あまり花は多くなく、きれいな写真は撮れなかった。満開に近い時期だと思われる。
2015年5月16日 ハクウンボク、イカリソウ、ヒラドツツジ(オオムラサキ)、セイヨウリンゴ、ヒメイズイ、ケマンソウ、ナガボナツハゼ、ホタルカズラ、ミヤマナルコユリ、イワツクバネウツギ、フユザンショウ追加
訂正  メタセコイア果実、バイモ、ヒレハリソウ、オトコヨウゾメ
 草樹2012種、シダ類157種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ196種
最近の状況
 5月11日に豊橋の葦毛湿原に出かけた。湿地の回復作業が行われて、周囲の木が刈り取られたりしている。日当たりがよくなっているところもあり、カザグルマの花が少し増えたようである。ただし遊歩道から離れているので観察はできない。湿地が改善され、夏から秋にトウカイコモウセンゴケやシラタマホシクサが増えてくれるのを期待したい。湿原の周りではオオバウマノスズクサの花が見られた。ハンカイソウは数本あり、まだ蕾である。駐車場から湿原に行く途中にナツハぜの木が1本あり、花がついていたため、葦毛湿原の奥にある登山口から登り、開けた尾根尾根沿いにある豊橋自然歩道のナガボナツハゼを見に行った。尾根でもちょうどナツハゼの花が満開で、ナガボナツハゼの白い花を見ることができた。尾根にあるナツハゼは樹高が低く、花が赤く、葉も赤味を帯びているものが多く美しい。途中見かけたのは花の終わったイズセンリョウ、ツクバネウツギ、ウスノキなどが多く、花が残っているオトコヨウゾメは多かった。他に花が咲き始めのコマユミ、マユミ、満開のモチツツジなどがあり、タチドコロの黄色い花も多い。
2015年4月30日 ハナズオウ、ヒメシャガ、ハクサンボク、シロヤマブキ、ヤエヤマブキ、ゴマギ、タマツリスゲ、オオアオスゲ、スズラン追加
訂正  ロウヤガキ花、ユズリハ花、ヒメウツギ、ミツバウツギ花、アブラチャン、ニワウメ葉
 草樹2001種、シダ類157種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ196種
2015年4月19日 ヒロハドウダンツツジ、モクレン、サラサモクレン、カリン追加
訂正 黄柳野ツゲ自生地追加、オオヤマレンゲ、カテンソウ、シャク
 草樹1992種、シダ類157種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ196種
最近の状況
 4月16日に豊橋〜新城方面に出かけた。桜の花が終わり、最も多いと感じたのはクサイチゴの白い花である。場所によって花の大きさがかなり違う。久しぶりにシャクとカテンソウの花が豊橋市内の賀茂神社の近くで見られた。新城の黄柳野ツゲ自生地にツゲの花が咲き始めているころである。黄柳野ツゲ自生地は昭和19年に国の天然記念物に指定された保護地域である。今までに3回ほど近くまで行ったが、進入路を間違え、保護地域まで行けなかった。六所神社の前の空地に駐車し、道なりに舗装路を進み、最初の交差点を左折し、山裾に沿って舗装がなくなる道を真っすぐ進むと右側に「つげ自生林入口」の表示があった。なだらかな登山道を登ると、黄柳樹林の石碑がある。そこから先は道がない。ツゲは多数あるが、花はほとんど確認できない。愛知県の絶滅危惧種に指定されているヒロハドウダンツツジが咲き始めていたが、樹高が高く、花を近くでみることはできなかった。登山道ではハルリンドウ、タチツボスミレ、フモトスミレの花が少しだけ見られた。どれも普通よりかなり小さい。ヒロハドウダンツツジとツゲの花は植栽されているものを麓で観察した。
2015年4月12日 ニワウメ、クロハナビラタケ、ダイコン、トキワマンサク追加
訂正 ミチタネツケバナ種子、タイミンタチバナ花、ゴヨウアケビ
 草樹1988種、シダ類157種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ196種
2015年4月6日 イヌガシ、オキナグサ、コウヨウザン、アスナロ、ショウブ追加
訂正 ヤシャブシの花追加、ハナノキの雄花序、スギ科をヒノキ科に含める、のんほいパーク追加、フキの雌花
 草樹1985種、シダ類157種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ195種
2015年3月29日 ツノハシバミ追加
 草樹1980種、シダ類157種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ195種
 三河野草案内に、椛(なぐさ)のシデコブシ自生地、伊川津(いかわづ)のシデコブシ群落を追加した。Google mapを添付していたがいくつかの地点でリンクできなくなり、修正した。地点をマークしたGoogle mapをホームページでリンクさせる方法がわかったのでメモしておく。
 Google マップを開き、市町村名を入力して地点を表示させる。地図が移動したら、ポイントを付けたい場所をほぼ中心にもってくる。入力欄の右端の×を左クリックして場所の表示を消す。ポイントを付けたい場所を左クリックすると、印がつき、該当する場所がない場合はUnnamed Rdの下に緯度、経度の数値が表示される。この 緯度、経度の数値を左クリックすると赤色のポイントがつく。ここで地図の縮尺を適度に直し、右下の歯車マークを左クリックして、「地図を共有または埋め込む」を選択する。「リンクを共有」の窓内(□内)をコピーして、必要なリンク箇所に張り付ける。
2015年3月28日 アブラチャン、ハヤトミツバツツジ、ヤシャブシ追加
 草樹1979種、シダ類157種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ195種
最近の状況
 3月27日に渥美半島のシデコブシの花を見に出かけた。田原市内には4箇所の天然記念物に指定された場所があり、うち、椛(なぐさ)のシデコブシ自生地、伊川津(いかわづ)のシデコブシ群落、藤七原(とうしちばら)湿地の3箇所を回った。黒河(くろがわ)湿地には時間がなく、行かなかった。椛のシデコブシ自生地の花は多かったが、伊川津のシデコブシ群落、藤七原湿地の花は少なかった。これから花が増えてくるものと思われる。出かけるなら椛のシデコブシ自生地がお勧めだが、近くに駐車場がなく、路上駐車になってしまうので注意が必要である。また、どこにもトイレは無いため長居はできない。伊川津のシデコブシ群落は道路沿いの案内板の近くに4台ほど駐車できるスペースがある。伊川津のシデコブシ群落の表示板の反対側の道端に外来種のトゲミノキツネノボタンが生えている。伊川津付近にはやっかいものの外来種が多い。
2015年3月22日 オガタマノキ追加
 草樹1976種、シダ類157種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ195種
最近の状況
 3月になり、暖かくなってきて、庭のカラミザクラも満開になった。この時期に咲く、オガタマノキは三河地域では刈谷市の野田八幡宮、西尾市貝吹町の長円寺、豊橋公園で見られる。木が大きいため、花の写真がなかなか接写できない。野田八幡宮の本殿の右に1本植えられているオガタマノキは木が小さめであるため、3月13日に花を見に出かけた。花は咲き始めであり、なんとか接写できた。3月中旬以降に満開になると思われる。西尾市の長円寺の花は毎年、3月中旬には終わってしまう。今年も3月9日にはすでに満開で、散り始めていた。  3月17日には久しぶりに菜の花の多い渥美半島に出かけた。菜の花は満開で、畑一面が黄色に輝いているところも多い。春の花が咲き初め、フラサバソウ、オオイヌノフグリ、キケマン、ノハラツメクサ、トゲミノキツネノボタン、ヒメキンセンカ、アセビ、オオバヤシャブシなどの花が見られた。タイミンタチバナはまだ蕾であり、シデコブシもまだ蕾が硬い。
2015年2月23日 キイロイグチ追加
 草樹1975種、シダ類157種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ195種
2015年2月14日 ササクレシロオニタケ、アミタケ、ニワタケ、コゴメウスバタケ、クシノハシワタケ、ネンドタケ、アズマタケ追加
 草樹1975種、シダ類157種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ194種
 ヤケイロタケをヒメモグサタケに訂正
2015年1月19日 ツエタケ、コガネヤマドリ、チャニガイグチ、アイゾメクロイグチ、ヌメリコウジタケ追加
 草樹1975種、シダ類157種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ187種
最近の状況
 2015年になり、雪の多い寒い日が続いていたが、やや天候も落ち着いてきた。今年はきのこの観察を続けようと思う。幸徳伸也氏の「きのこのしるべ」の日本産きのこ目録2016が2015.1.1に出され、掲載種が6874種(国内産6752種+外国産・除外種122種)となった。このうち、和名のつけられていないものは1446種、学名がわかっているものは約4800種である。学名が決定していないものが2000種ほどもあり、和名はつけられているが学名がつけられていないものもまだまだ多い。毎年、目録が更新されており、大変、参考になる。今回から分類も新分類だけになり、旧分類は掲載されていない。観察図鑑の多くは旧分類であり、科名が違うものも多くなってきた。
2014年12月29日 テングタケ、コガネキヌカラカサタケ、エノキタケ、スギエダタケ、オオワカフサタケ、イタチタケ、オオキヌハダトマヤタケ追加
 草樹1975種、シダ類157種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ182種
2014年12月25日 チャウロコタケ、モミジウロコタケ、クジラタケ、シロハカワラタケ、シジウチワタケ、ヤニタケ、シカタケ、ヤケイロタケ、アラゲニクハリタケ、シックイタケ、ミヤベオオウロコタケ、キカイガラタケ、キチリメンタケ、ビョウタケ追加
 草樹1975種、シダ類157種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ175種
2014年12月13日 サザナミニセフウセンタケ、クヌギタケ、コツブヒメヒガサヒトヨタケ、サクラタケ、コウバイタケ、スギタケ、ヒロヒダタケ、ウスムラサキフウセンタケ追加
 草樹1975種、シダ類157種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ161種
2014年12月9日 ベニヒガサ、ミイノベニヤマタケ、ベニヤマタケ、ヒイロガサ、シイタケ、ベニヒダタケ、シロトマヤタケ、キツネタケ、ヒナノヒガサ、キチャホウライタケ、ワサビカレバタケ、アシナガタケ、コキララタケ追加
 草樹1975種、シダ類157種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ153種
最近の状況
 きのこの写真の整理を始めて3ケ月ほど経ち、掲載種も150種を超えた。紅葉も終わり冬になってしまったため、きのこがほとんど見られなくなってしまった。残っているのはサルノコシカケ類が多い。まだ、名前が判らないものも多いが少しずつきのこの世界に足を踏み入れている。日本産のきのこは約1万種もあるのではないかともいわれており、日本産きのこ目録2013では約5300種ほどが掲載されている。このうち学名がわかっているものは約4500種であり、学名が決定していないものや和名がないものも多い。持っているきのこ図鑑は掲載種が約1500種ほどであり、図鑑ではわからないものが多い。MushroomExpert.ComやRogers Mushrooms が参考になるが、専門用語がわからないことも多いので、自分でも調べやすくするため、用語集を載せている。
2014年12月2日 ハチノスタケ、アカウスバタケ、ヒイロハリタケ、オオオシロイタケ、コガネウスバタケ、タマキクラゲ追加
 草樹1975種、シダ類157種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ140種
2014年11月28日 ヌメリツバタケ、ヒメムキタケ、ハタケシメジ、キサマツモドキ、ハナオチバタケ、カレバキツネタケ、フミヅキタケ追加
 草樹1975種、シダ類157種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ134種
2014年11月24日 ダイダイイグチ、オオシロカラカサタケ、キサケツバタケ、ツバナシフミヅキタケ、ハタシメジ追加
 草樹1975種、シダ類157種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ127種
2014年11月22日 ウスバタケ、ツブイボタケ、シロアンズタケ、キクメタケ、クロホコリタケ、タマシロオニタケ、コナカブリテングタケ、コテングタケモドキ、ウスキテングタケ、シロテングタケ、タマゴテングタケモドキ、ツルタケ、カバイロツルタケ、ドクツルタケ、フクロツルタケ、ハタケキノコ、ザラエノハラタケ追加
 草樹1975種、シダ類157種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ122種
訂正  
2014年11月12日 キノコ105種追加
 草樹1975種、シダ類157種、蘚苔類155種、地衣類120種、キノコ105種
訂正 ネナシカズラ、コシオガマ種子 
2014年11月4日 ミツバベンケイソウ追加
 草樹1975種、シダ類157種、蘚苔類155種、地衣類120種
訂正 コシオガマ、ツメレンゲ、アズマレイジンソウ種子、ジンジソウ種子、イヌハギ種子、ネナシカズラ種子
 最近の状況
 秋も深まりセイタカアワダチソウの花の黄色が汚れはじめ、紅葉の時期になりつつある。ノコンギクやヤクシソウの花がよく目につくようになった。最近、きのこの写真の整理をはじめて見たが名前を調べるのがなかなか難しいことがわかった。近くの里山できのこを探したところ、身近にも種類が多い。クチベニタケ、エリマキツチグリ、シロツチガキ、タマシロオニタケ、ムラサキシメジ、ササクレヒトヨタケ、ホウロクタケなど数回出かけただけでわかったものも多いが、まだ、名前が判らないものも多い。日本産のきのこは約1万種もあるのではないかともいわれており、日本産きのこ目録2013では約5300種ほどが掲載されている。このうち学名がわかっているものは約4500種であり、学名が決定していないものや和名がないものも多い。持っているきのこ図鑑は掲載種が約1500種ほどであり、図鑑ではわからないものが多いのもうなずける。  
2014年10月3日 トコブシゴケ、ナメリカラクサゴケ、リボンゴケ、ミズトラノオ、アズマレイジンソウ、ナガバシロヨメナ、アキハギク、ネナシカズラ、ウスゲタマブキ、ケシロヨメナ追加
 草樹1974種、シダ類157種、蘚苔類155種、地衣類120種
訂正 ヒメノキシノブ、シロバナマンジュシャゲ、カラタチ、オオアブラススキ、イヌトウバナ、オカトラノオ、ヤマホロシ果実、ハグロソウ種子、イワタバコ果実、ヤマゼリ、シラネセンキュウ、バクチノキ花
 最近の状況  西尾市内の永良神明社の境内にバクチノキという木がある。バクチノキは蘭方医のシンボルともいわれ、葉から作られる杏仁水(バクチ水)が咳止め薬として用いられた。幕末の頃、蘭方医が植えたものが西尾市内にあり、永良神明社の木もその関係といわれている。花は9〜10月とされていて、9月初めには蕾はまだ小さく、9月26日に開花が始まり、10月3日にやっとほぼ満開になった。  豊橋市嵩山(すせ)町の蛇穴の近くには自生らしいバクチノキ数本が点在している。これを見に8月25日に出かけた。木の高さが高く、ほとんど幹しか見ることができなかった。ところどころ樹皮が剥がれ、まだらに黄赤色が見える特徴のある幹を観察することはできる。とよはしの巨木名木100選の看板があり、花の見ごろ9月となっていた。見つけた木では花を見るのは難しいようであるが、近くに見られる場所があるのかはわからなかった。
2014年9月4日 オオアブラススキ、イヌハギ追加
 草樹1967種、シダ類157種、蘚苔類154種、地衣類118種
訂正 ヤマモガシ、ハマネナシカズラ、イナモリソウ種子、ミヤコグサ、ギンレイカ種子、ドクダミ種子、エンシュウツリフネ
 最近の状況
 雨の多い夏が過ぎ、9月になってしまった。茶臼山方面にエンシュウツリフネを見に出かけた。エンシュウツリフネの花を見るにはちょうどよい頃である。花はツリフネソウより小型、やや白く、葉の下に花序が垂れ下がる。花はよくついていて、果実もでき始めていた。エンシュウツリフネの果実は緑色に熟し、光沢がある。熟した果実にさわるとパチンとはじけて種子は飛んでしまう。ツリフネソウの種子を採取するのはビニール袋をすっぽりかぶせてしまうと、熟していれば袋の中に種子が飛び出す。うまく採取できた。  川宇連神社のシコクママコナも満開だった。他に見られた花はツリフネソウ、ミヤマタニソバ、コウシンヤマハッカ、コアカザ、シシウド、トウバナ、キンミズヒキ、ヒメキンミズヒキミ、アキノタムラソウ、イワアカバナなど。ウバユリは果実が出来始め、ヤマボクチはまだ蕾だった。
2014年8月11日 セリバシオガマ、クロベ、ヒメニクイボゴケ、ヒラサンゴゴケ、フイリツメゴケ、サビイボゴケ追加
 草樹1965種、シダ類157種、蘚苔類154種、地衣類118種
訂正 ビロードノリウツギ
2014年8月3日 テリハヨロイゴケ、アンチゴケ、チヂレカブトゴケモドキ、アオキノリ、ウスバトコブシゴケ、コフキモジゴケ、ハナゼキショウ、マツムラゴケ、ニセイシガキフジゴケ追加
 草樹1963種、シダ類157種、蘚苔類154種、地衣類114種
訂正 アカサルオガセ、サンゴジュ、ホソフジゴケをホソチブサゴケに訂正。
2014年7月26日 チヂレカブトゴケ、カムリゴケ、コウヤクゴケ追加
 草樹1962種、シダ類157種、蘚苔類153種、地衣類107種
訂正 ミヤマノキシノブ、セイヨウミヤコグサ、クルマムグラ
 最近の状況
 梅雨が開け、蝉の鳴き声が騒がしくなり、暑さが厳しい。茶臼山方面に久しぶりに出かけた。以前は豊田市側から茶臼山高原道路を通って行くことが多かったが、三遠道路が2012年に開通したため、第2東名を使ってみた。第2東名の浜松いなさJCTから鳳来峡ICに出られる。鳳来峡までは早いが、茶臼山は鳳来峡からまだ40km以上もあり、やはり、遠い。  花はノリウツギ、オカトラノオ、トリアシショウマ、ヤマホタルブクロ、ヤマトウバナ、ミヤマタニソバ、セイヨウミヤコグサなどが見られた。茶臼山付近では標高800mを超えるため、地衣類もやや種類が異なる。チヂレカブトゴケやテリハヨロイゴケなどの大型の地衣類が見られ、樹幹にはアカサルオガセも普通に見られる。小さな黒色のカムリゴケ、褐色のコウヤクゴケ、腹面に黒色の海綿状組織のあるアンチゴケ類など特徴のある数種の地衣類があった。地衣類の掲載種が100を超えたが、まだまだわからない種が多い。
2014年7月19日 クワイ、ラクウショウ、フウラン、オオルリソウ、センシゴケ、ヤスダウメノキゴケ、ニセキンブチゴケ、ウラミゴケモドキ、ビロードノリウツギ、ウスツメゴケ追加
 草樹1962種、シダ類157種、蘚苔類153種、地衣類103種
訂正 カワラナデシコ、トモエソウ、カンナ、キンシバイ、セッカニワゼキショウ種子、トキワガキ花、ハスノハカズラ雄花、マテバシイ花、ハグロソウ、コアカザ種子、ウツボグサ果実、カナビキソウ果実
2014年7月2日 シタキソウ、コボウズオトギリ、ラッパゲジゲジゴケ、ヘラガタカブトゴケ、タシロラン、カセンソウ、オオカモメヅル、チョウセンアザミ、シロバナモジズリ追加
 草樹1957種、シダ類157種、蘚苔類153種、地衣類98種
訂正 コアカザ、キバナノマツバニンジン、ツチアケビ
 最近の状況
 梅雨に入って、各地で大雨など異常気象が多い。幸いこの地方は大雨はない。雨が少なく、植物観察によい日が続いている。これでは水不足になってしまう。  6月末に静岡県内の山道でオオカモメヅルに出会うことができた。コカモメヅルとコバノカモメヅルは何度も見ているが、葉がこれらに近く、幅が狭く、小さい。図鑑の解説ではオオカモメヅルは葉が大きく、葉の大きさが違っている。花序は小さく、花は紫褐色、直径4oほどで、開出毛が多い。調べて見たが、花が同じようなものはオオカモメヅルしかなく、オオカモメヅルと判断した。観察した葉は長さ2.5〜6p、幅1.5〜2.5pであり、図鑑の7〜12pとは全く異なる。オオカモメヅルは花色の薄いものがよく見られるようであり、数本あったうちの1本の株の花は淡緑色に近かった。  7月になり、久しぶりに三ヶ根山へ出かけた。アジサイの花は残っているところもあるが、もう花後の剪定作業中であった。花は少なく、シャシャンボの小さな白花が見られ、道端にネジバナに混じって、シロバナモジズりの花が1本だけあった。  
2014年6月22日 ザクロ、ザクロゴケ、ディプロスキステス・カエシオプルムベウス、ウスグロキッコウゴケ、セッカニワゼキショウ、アサザ、ミズヒナゲシ、タイサンボク、ヒメコウホネ、ギンバイカ、メランポディウム、ロウヤガキ、サンザシ追加
 草樹1950種、シダ類157種、蘚苔類153種、地衣類96種
訂正 ツゲ果実、レカノラ・スブインメルゲンスをイシチャシブゴケに訂正、カロプラカ・キンナバリナをアツミダイダイゴケに訂正、イヌマキ雄花 
2014年6月15日 モエギトリハダゴケ、トゲハクテンゴケ、ハコネイボゴケ、ムカデコゴケ、ギンレイカ、カシワ、ビヨウヤナギ、スイセンノウ追加
 草樹1940種、シダ類157種、蘚苔類153種、地衣類93種
訂正 リュウキュウマメガキ、ナギ、クスダマツメクサ種子、ボダイジュ 
 最近の状況
 6月9日に、田原市内にリュウキュウマメガキの雄花を見に出かけ、橙色の花が満開だった。雌樹と雄樹が両方見られる場所が見つけられた。山道の道端にはテイカカズラの白い花が多く、満開だったが、5月に見られたサカキカズラの花は完全に終わっていた。サカキカズラの方が開花が20日間ほど早い。山道に2本だけギンレイカがあり、花をつけていた。ギンレイカは渥美半島では珍しく、めったに見られないものである。渥美半島にはキャベツ畑が多く、畑の道端に外来種が多い。この時期にはオオイヌタデも多く、5月末頃から花が見られる。ウサギアオイも多いが、花はこれからである。昨年4月にたくさん見られたトゲミノキツネノボタンは花後に草が見られなくなるのが早く、全く見つけれなかった。畑の横の山裾にはミゾソバの花が咲き始めていた。ミゾソバにしては花が早すぎる。花のつく数が少なく、葉先との裂片が長く尖り、ヒカゲミゾソバと判断した。ヒカゲミゾソバの開花は7月初旬からといわれており、1か月も早い。花の色は白ぽくなく、淡紅紫色がやや濃い。
2014年6月7日 イナモリソウ、クサナギオゴケ、シロバナクサナギオゴケ、クスダマツメクサ、ウスギムヨウラン、セッコク、ブエリア・オケラタ、ヤマトカワホリゴケ追加
 野草1936種、シダ類157種、蘚苔類153種、地衣類89種
訂正 コメツブツメクサ、コツクシサワゴケ 
2014年5月30日 タナカウメノキゴケ、キッコウアナイボゴケ、コナカワラゴケ追加
 野草1930種、シダ類157種、蘚苔類153種、地衣類87種
訂正 ヒメチドメ、ギンラン
 最近の状況
 設楽町に5月末にツクバネの花を見に出かけ、予想どおり花が咲いていた。雄株と雌株が混生していて、両方の花が見られる。緑色の小さな4弁花であり、雌花は大きな4個の苞がある。近くにはキンランやタチシオデの花が咲いていた。  以前にこの時期に見たことがあるヤマシャクヤクは見られなくなってしまった。枯れてしまったようである。ヤマハタザオの花は満開だった。  地衣類を相変わらず続けている。設楽町内の石垣に多数の種類の地衣類がついている場所を見つけた。南向きの日当たりのよい場所であり、トゲカワホリゴケ、イワニクイボゴケ、トゲハクテンゴケ、キウラゲジゲジゴケ、チヂレアオキノリ、イワカラタチゴケ、ツブダイダイゴケ、コナカワラゴケ、ウラジロゲジゲジゴケ、ロウソクゴケ、ヘリトリゴケ、ウチキクロボシゴケなどが確認できた。まだ数種の名前がわからない。
2014年5月28日 ヘリトリモジゴケ、ホソモジゴケ、ニセモジゴケ、オオカノコゴケ、アカサルオガセ、マメゴケ、オオトリハダゴケ、ノースポール、ヤマモガシ、ピュレヌラ・クルエンタ、アオゾメサネゴケ、ホソクチトリハダゴケ、ミナミアナトリハダゴケ、ダイダイサラゴケ、コバノアオキノリ、クズレウチキウメノキゴケ、クサビラゴケ追加
 野草1930種、シダ類157種、蘚苔類153種、地衣類84種
訂正 モジゴケ、サカキカズラ、タチバナ 
2014年5月16日 フイリヒメフタバラン、ベニバナトキワマンサク、トゲウメノキゴケ、カワラバムカデゴケ、アミモジゴケ、オオマツゲゴケ、ハコネサルオガセ、ドテハナゴケ、ニセザクロゴケ、マルミチャシブゴケ、トゲカワホリゴケ、チヂレアオキノリ、ウラジロゲジゲジゴケ、レカノラ・プリカリス、ホソフジゴケ追加
 野草1928種、シダ類157種、蘚苔類153種、地衣類69種
訂正 ツゲ、モチツツジ、ヤマツツジ
最近の状況
 5月になり、新城方面に出かけた。ジャケツイバラの黄色い花が満開になり、ツツジ類はミツバツツジの花が終わり、目を引くのはモチツツジの花が多い。ジロボウエンゴサクやニリンソウの花は少し残っていた。
 地衣類を調べ始めて、少し慣れてきたため、地衣を見つけられるようになってきた。モジゴケ類などはかなり小さく、木肌が平滑なモミジ類によく見られる。シダ類の観察でも同じだが、50種類以上わかるようになると、新しくわかるものが少しずつ増えてくる。地衣類は図鑑が少なく、専門用語も植物とは異なるため、調べるのに時間がかかる。含まれる化学物質を調べるのは簡単にはできないが、形態だけでもだいたいわかるものも多いような気もしてきた。
2014年4月13日 トサノミツバツツジ、レカノラ・キオノカルパ追加
 野草1926種、シダ類157種、蘚苔類153種、地衣類56種
訂正 コバノミツバツツジ、ミツバツツジ
最近の状況
 4月9日に田原市内のミツバツツジを見に出かけた。コブシや桜の花は盛期を過ぎ、葉桜になり、満開のミツバツツジの濃い色との対照が美しい。山道に入るとキケマン、ヒメウズ、タチツボスミレ、ニオイタチツボスミレ、ジロボウエンゴサク、クサイチゴなどの花が満開だった。セントウソウの花は2週間前が最盛期だったが、まだ満開の場所もある。ヤブツバキの赤い花が山道に点々と落ち、木にも真っ赤な花がよく残っている。アケビの花が満開のこの時期にムベの花はまだしっかり閉じていた。  けわしい急坂を登り、最初に見られたミツバツツジの花を観察した。ミツバツツジと同じように子房に腺点が密生し、雄しべが10本あり、トサノミツバツツジと思われる。さら上に登れば群生地にたどりつけるが、無理であり、引き返した。山の反対側の斜面にあるミツバツツジも観察したところ、雄しべが5〜7本であった。10日前に新城市内ではミツバツツジが満開であり、暖かいと思われる田原市内の方が開花が遅く、田原市内のミツバツツジはやや違うもののように思われる。子房には腺点が密生するが、子房の先だけに少数の長毛がある。  
2014年4月8日 コガネゴケ、トゲサルオガセ、カシゴケ、ウチキクロボシゴケ、ショクダイゴケ、カロプラカ・キンナバリナ、ヒメフタバラン、オオヤマカタバミ、シロムカデゴケ、コナアカハラムカデゴケ、マキバハナゴケ、ヒメザクロゴケ、コモジゴケ、オリーブトリハダゴケ、コナイボゴケ、キミチャシブゴケ、キッコウゴケ、クロイボゴケ、フスキデア・キュアトイデス、スミイボゴケ、ヤリノホゴケ、コショウノキ追加
 野草1925種、シダ類157種、蘚苔類153種、地衣類55種
訂正 コフキカラタチゴケ、ツブダイダイゴケ、ジョウゴゴケ
2014年3月18日 コクシノハゴケ、フジハイゴケ、イワダレゴケ、ヒモヒツジゴケ、シゲリゴケ、ヒロハフサゴケ、タニゴケ、トゲシバリ、ジョウゴゴケ、イワカラタチゴケ、ヒメヤグラゴケ、イワニクイボゴケ、ツブダイダイゴケ、マツゲゴケ、キウラゲジゲジゴケ、イソカラタチゴケ、ヒメコブトリハダゴケ、モジゴケ、コフキゲジゲジゴケ、ヤマゲジゲジゴケ、ヒカゲウチキウメノキゴケ、トゲトコブシゴケ、クロアシゲジゲジゴケ追加
 野草1922種、シダ類157種、蘚苔類153種 、地衣類35種
訂正 フルノコゴケ、オオヒモゴケ削除、ケヘチマゴケ、ニセタマウケゴケ削除、イクビゴケ削除、コマノヒツジゴケ削除、カタシロゴケ削除、ヒロハツヤゴケ、アラハヒツジゴケ、ケヒツジゴケ、オオウロコゴケ、ナミガタタチゴケ、チヂミカヤゴケ、イワカラタチゴケ、トリハダゴケをヒメトリハダゴケに訂正。
最近の状況
   3月になりマンサクやロウバイの花が咲き、最近めっきり暖かくなり、ウメが満開になった。カワヅザカラも開いた花が多くなってきて、もう少しでお花見が出来るようになる。
 3月から地衣類を整理し、観察し直している。樹木に着くのはウメノキゴケばかりだと思っていたが、よく見るとマツゲゴケも非常に多く、他にもいろいろな形の地衣類が身近にある。写真に撮るだけでは観察できないのが面倒であり、小さく、壊れやすいため、採取もなかなか難しい。断面を見るため、不自由な手で切片を作ってみたが、何度もトライして何とか顕微鏡で見られるものができた。地衣類は専門用語も植物とは違い、難解である。参考書も持っているものが少なく、インターネットに頼ることが多い。今はつくづく便利な時代だと思う。地衣類のわかったものは解説をできるだけ詳しくして掲載している。詳しくすると化学成分がわからなくても判別できるものもかなり多いように思われる。化学成分も調べてみたいが、実験室がないと無理である。昔、学生時代にテルペンをTLC(薄層クロマト)を使って調べていた頃がなつかしい。
2014年2月13日 ケホシダ、ケブカフモトシダ、クビレケビラゴケ、コバノイトゴケ、サクラジマホウオウゴケ、マルフサゴケ、チヂレゴケ、ヒメハイゴケ、エゾハリガネゴケ、エダウロコゴケモドキ追加
 野草1922種、シダ類157種、コケ類170種
訂正 クジャクフモトシダ削除、ヘビノネコザ削除、ナガサキホウオウゴケ、トサホラゴケモドキ、カラヤスデゴケ、モミゴケ削除、オオシッポゴケをカモジゴケに訂正、ヒロハヒノキゴケ削除、ヒメクラマゴケモドキ削除、ナガバチヂレゴケ、ホソバミズゼニゴケ、アオハイゴケ、ネジクチゴケ、ギンゴケ、トヤマシノブゴケ、ケチョウチンゴケ削除、ハチヂレゴケ削除、スジチョウチンゴケ削除、ハネホウオウゴケ削除、オオスギゴケ削除
最近の状況
 花があまり見られない冬にコケを観察することが多い。観察は顕微鏡を使い面倒なため、なかなか始められないが、始めると、はまってしまう。冬に凾ェ見られるものも多く、美しいものも多い。コバノイトゴケを採取してきて、名前がわかるまでに4日間もかかってしまった。蘚類であるのに、苔類ではないかと思い込んでしまったためである。蘚類とわかると特徴が多いため、すぐにコバノイトゴケであることがわかった。マテバシイの木の幹に、乾いた細いひもくずのように付着していた。  腐木の上に糸状に絡み合った小さいマットを作っていたのはエダウロコゴケモドキであった。マットは淡緑色で柔らい。葉を顕微鏡で見ると、細胞の背部に大きなパピラがあり、葉縁に歯があり、特徴がある。簡単に種がわかるかと思ったが、エダウロコゴケモドキに到達するまでに半日かかってしまった。細胞の大きさが図鑑とやや違い、1つの葉全部の細胞の数と大きさを確認して納得した。
2013年12月25日 タチバナモドキ、サラサドウダン追加
 野草1922種、シダ類157種、コケ類170種
訂正 ハスノハカズラ、センニンソウ、ボタンヅル、カエデドコロ、タイミンタチバナ、カマツカ、カナメモチ果実、シャシャンボ、トキワガキ
2013年12月12日 タチバナ追加
 野草1920種、シダ類157種、コケ類170種
訂正 キキョウ、ミミズバイ、ヒイラギ
最近の状況
 12月半ばになり、暖かい伊良湖岬のツワブキやツルソバの花も少なくなり、色あせてきた。田原市保美町(旧渥美町)の霊山寺にタチバナを見に出かけた。本堂前には約500年前に烏丸大納言がお手植えしたといわれるタチバナの木があったが枯れてしまい、その2代目も枯れてしまって、現在の本堂前の木は樹齢80年ほどになる3代目である。ちょうど果実の見どきで、小さなミカンが少しついていた。タチバナの木は1本だけでなく、右側に2代目の大きな木があり、小さなミカンが鈴なりになっていた。2代目、3代目は自然に増えたものだそうである。落ちた果実の中には大きな白い種子が5個入っていた。  渥美の山も紅葉し、ウバメガシ、サネカズラ、ハスノハカズラ、サルトリイバラ、マンリョウ、トベラなどの赤い実が目立つ。ヒサカキやヒメユズリハの実が黒くなり、ミミズバイやタイミンタチバナの実も紫色に色がつき始めた。
2013年12月8日 カザンデマリ、コデマリ、サワシバ、トキワサンザシ、カツラ、イチイガシ、シナヒイラギ、シロミノマンリョウ、トチノキ、クチベニシラン、メタセコイア、シロバナヤマホタルブクロ追加
 野草1919種、シダ類157種、コケ類170種
訂正 ツルグミ花、クマシデ、ドクウツギ、ガクウツギ、モミジアオイ、シラキ種子、アマドコロ、ヤマホタルブクロ
2013年11月30日 マメナシ、バクチノキ、アキニレ、ボダイジュ
 野草1907種、シダ類157種、コケ類170種
訂正 ナギ種子、サカキ果実
2013年11月25日 ダンドク、ナギ、ムクロジ
 野草1903種、シダ類157種、コケ類170種
訂正 ウツボグサ、ツクバネ、シマジタムラソウ、クロミノニシゴリ、ニシキギ、ウメモドキ、シュウカイドウ果実、シラヤマギク、ナギナタコウジュ、フトボナギナタコウジュ、ノブドウ、クロバイ果実、エノキ、アオハダ、ハマヒサカキ、ムクノキ、マルバアキグミ、オオバナノセンダングサ、アゼトウナ
2013年11月8日 タンナサワフタギ、ハツユキソウ追加
 野草1900種、シダ類157種、コケ類170種
訂正 ヤマミゾソバ花、ノササゲ果実、オトギリソウ、ツルニンジン果実、マユミ、クマノミズキ、ケトダシバ、シャクチリソバ、アカバナ、クサネム、イヌマキ、イヌヨモギ、ネコノシタ果実、アギスミレ、マツムシソウ
最近の状況
 奥三河では紅葉の季節になり、11月1日に設楽町を抜け、面の木まで遠出した。途中の設楽町でヤマミゾソバの花を探したところわずかに花が残っていて、見ることができた。時期が遅いのか、日陰にあって花があまり咲かないのかよくわからない。ヤマミゾソバの近くにノササゲの果実が紫色に色づいていた。ノササゲは珍しいものではないが、なぜか今まで果実を見たことがなかった。まだ裂開した果実はなく、開いて種子を見たところ黒色に熟していた。他にはゲンノショウコの淡紅色の花やセキヤノアキチョウジの紫色の花が目立つ程度で、花の咲いているものは少ない。面の木付近まで行くときれいな紅葉が始まっていた。面の木園地では花が少なく、広場のマツムシソウはほとんど見られなくなってしまった。草刈りで刈り取られてしまったようだ。残ったわずかなマツムシソウとリンドウの花などが少し見られるだけである。
2013年10月31日 タイミンタチバナ、ハナツクバネウツギ、カワラハンノキ、エゾノサヤヌカグサ、シナナツツバキ、ポンポンアザミ、サヤヌカグサ、カリマタガヤ、ネズミサシ、イヌマキ、ヒイラギ、カキノキ、タカノハススキ、ツルマサキ追加
 野草1898種、シダ類157種、コケ類170種
訂正 ヌマダイコン、アブラガヤ、クヌギ、ムギクサをオオムギクサに訂正、ヤブツルアズキ、ヤマガキ、オオヤマハコベ、ミズギク、モッコク、オトコエシ、ミズキ果実、マタタビ種子
2013年10月12日 コウヤマキ、ジュンサイ、ハクサンカメバヒキオコシ、コブシ追加
 野草1884種、シダ類157種、コケ類170種
訂正 アカバナ、カメバヒキオコシ、サカキカズラ、ケヤマウコギ、シデコブシ
2013年9月26日 イガホオズキ、トキワガキ、サカキカズラ、ミミズバイ、ウマノミツバ、シラゲヒメジソ、フジカンゾウ追加
 野草1880種、シダ類157種、コケ類170種
訂正 セリバオウレンをコセリバオウレンに訂正、タチギボウシをキヨスミギボウシに訂正、ヒロハホウキギク、ツルニガクサ、ヒメミカンソウ種子
2013年9月6日 ヨウシュチョウセンアサガオ追加
 野草1873種、シダ類157種、コケ類170種
訂正 コミゾソバ
最近の状況
 昨年の秋にミゾソバ類の整理を行い、その中で、北山湿地のコミゾソバの果実を観察した。コミゾソバは岡崎市の北山湿地を基準産地としている。ミゾソバより葉がやや小さく、裂片が鈍頭、基部が浅い心形。開花時期がミゾソバより早く、8月下旬から花が見られ、花の多いと思われる9月初旬に花を見に出かけた。まだ、ミゾソバの花が見られない時期である。北山湿地のA湿地とG湿地の群生が大きく、白い花がたくさんついていた。開花している花は非常に少なく、すでに果実になりかけているものが多かった。花は白色で、先だけが淡紅色であり、しぼんだ花や果実になりかけのものは先が淡褐色になり、花は全体としては淡紅色でなく白色に見える。先が淡褐色になるのも特徴と思われる。  コミゾソバの他に見られた花はサワギキョウ、ミズギボウシ、サワシロギク、ミズギク、ヒメシロネなど。
2013年8月25日 アカシデ、ニガウリ、フッキソウ、デンジソウ、ツゲ、ナツノタムラソウ追加
 野草1872種、シダ類157種、コケ類170種
訂正 ケヤマウコギ、キソチドリをオオサギソウに訂正、カヤ
2013年8月8日 ヒトツバハギ追加
 野草1867種、シダ類156種、コケ類170種
訂正 ホシナシゴウソ
最近の状況
 平成24年7月3日に矢並湿地、上高湿地及び恩真寺湿地の3湿地がまとめて「東海丘陵湧水湿地群」として、ラムサール条約湿地に登録されたことを最近、知り、行ったことのない恩真寺湿地と上高湿地に出かけた。非常に暑く、久しぶりに汗をかいた。恩真寺湿地は「恩真寺」の境内奥にある。恩真寺は鈴木正三(すずきしょうさん)が建立した寺であり、墓があり、山道の入口の駐車場に石碑がある。鈴木正三は江戸時代の初期に仮名草子を書いた郷土の偉人である。寺院の入口には正三杉の大木もある。山道入口には鉄の扉がついているが、開けることができる。湿地への入口にも獣害対策用の扉がつけてあった。湿地にはサギソウ、ノギラン、ノリウツギの花が多かった。  上高湿地(かみたかしっち)にも行ってみたが、付近は個人所有の土地であり、立入禁止の立札があり、見ることができなかった。
2013年7月16日 ヤマクルマバナ、クマノミズキ、セイヨウキンシバイ、タイリンキンシバイ、カンナ、タチアオイ、ウラジロサナエタデ、モッコク追加
 野草1866種、シダ類156種、コケ類170種
訂正 ヤワラスゲ果実、イワガラミ、コゴメウツギ、サワオトギリ、キンシバイ、ハルタデ、サナエタデ、クマツヅラ、トゲジシャ、オニスゲ
2013年6月24日 ジギタリス、ムラサキツユクサ追加
 野草1858種、シダ類156種、コケ類170種
訂正 セイヨウノコギリソウ、ヤナギイチゴ果実,、ウチワゼニクサ花
最近の状況
 5月1日にヤナギイチゴの花を見てから果実が黄色に熟すまでに5月28日、6月12日、6月24日と3回、田原に出かけてやっと見ることができた。果実が黄色くなると木を見つけやすく、林道の4か所で見ることができた。果実を食べて見たがジャリジャリしてあまり美味いものではない。  林道にはオカトラノオの花がところどころで群生して咲いていた。ナガバハエドクソウの花も多く、花冠を確認したところ、上唇が狭く、両側が肩状にならないのが普通であるはずが、ハエドクソウと同じように、上唇の両側が肩状になるものもたくさんあることがわかった。花冠の形の解説は誤りであると思われる。ナガバハエドクソウとハエドクソウの分類は難しい。  帰りがけにウチワゼニクサを思い出し、花を見に行ったところ、満開であり、小さな白い花を見ることができた。
2013年6月15日 アケボノフウロ、トケイソウ、ミナトアカザ、シバザクラ、フランスギク、サンゴジュ追加
 野草1856種、シダ類156種、コケ類170種
訂正 ユズリハ、クロモジ、ヤマハタザオ、ゼニアオイ、サンカクヅル、エナシヒゴクサ、アカバナルリハコベ果実、ナツグミ、ミツバツチグリ果実、ミヤマハコベ種子、オオアワガエリ、ヒメスイバ、リュウキュウマメガキ
2013年6月9日  windows7でも使えるインターネットエクスプラーラ10に更新したところフレームが正常に表示しなくなり、修正した。windows8を使っている方から、知らせていただいた異常と同じもので、これで修正ができたと思う。
 写真にtitleがつけてないため、インターネットエクスプラーラ10ではaltによる表示が出なくなってしまうが、更新の横にあるアイコンで互換表示にすると写真の説明が表示される。インターネットのオプションの詳細設定で、常にイメージのaltテキストを表示するの項目をチェックすることも必要。
2013年6月7日 ウリノキ追加
 野草1850種、シダ類156種、コケ類170種
訂正 コジキイチゴ
最近の状況
 6月の梅雨期になったが、雨が少ないため、設楽町に遠出した。5月とは花が変わり、道中で目立つのはクリ、ウツギ、イワガラミ、マタタビの白い葉などである。民家の庭ではサツキの花が満開であり、トケイソウの花も咲いていた。トケイソウは蔓性で、大きな株になり、多数の花をつける。見られたのは代表的な品種のパッシフローラ・カエルレアであり、花が時計に似ている。副花冠が青い文字盤、雌しべが指針のように見える。林道の道端にはドクダミやノアザミが咲き、コモチマンネングサも咲き始めていた。サンカクヅルの花はほぼ満開だった。ヤブヘビイチガやクサイチゴの実が真っ赤に熟し、コジキイチゴは花がまだ残っているものがあり、これから実が色づいてくる。林下ではコアジサイやカキノハグサが見られた。数年ぶりにウリノキの花を見に行ったが、まだ蕾だけで花は見られなかった。もう、1週間ほど経たないと咲き初めないようだ。
2013年6月5日 カラタネオガタマ、コミヤマカンスゲ、ベニバナカラタネオガタマ、タラヨウ、ヤマイバラ、エンコウカエデ追加
 野草1849種、シダ類156種、コケ類170種
訂正 ヤマムグラ、ショウジョウバカマ種子、ヒュウガミズキ葉、アキグミ花、ミズキ、ヤチカワズスゲ、ヒトツバタゴ、ユウゲショウ、フタリシズカ、ミツバツチグリ、オヘビイチゴ、ヒメヘビイチゴ、ドジョウツナギ、セントウソウ、ホタルブクロ、クマヤナギ、ショウジョウスゲ、コウガイゼキショウ、オニマタタビ、ヤマアイ、ウマノアシガタ果実、コキンレイカをハクサンオミナエシに訂正
2013年5月20日 シバスゲ、ヤマオオイトスゲ追加
 野草1843種、シダ類156種、コケ類170種
訂正 コカンスゲ、コテングクワガタ、テングクワガタ、ウワミズザクラ、イワニガナ、カンスゲ、フウロケマン、ヌカボシソウ、フジ、コケイラン、ブナ、ウリハダカエデ、キツネノボタン、ケキツネノボタン、タニギキョウ、ジャケツイバラ
最近の状況
 5月の連休に新城市の旧作手村に出かけたときに、蕾のウワミズザクラ(上溝桜)を見かけたので、10日後に花を見に再び出かけた。思ったより開花が短く、花弁が全て落ちてしまっていた。その付近は標高500mであり、そこから足を伸ばした茶臼山高原道路では数か所でウワミズザクラが満開だった。作手付近では花が終わってしまったヤマザクラやカスミザキラも同時期に咲いている。茶臼山高原道路は標高800m程度と記憶している。茶臼山高原道路は無料になり、料金所もなくなっていた。  この時期は山で花が多いのはフジ、モチツツジ、ヤマツツジ、ヤブデマリ、ヤブウツギ、クサイチゴ、ミツバツチグリ、タニギキョウ、ミヤマハコベ、ハナニガナなどである。ジャケツイバラ、ホオノキの花も見られた。低地ではスダジイやツブラジイが満開であり、ウツギの花が咲き始め、クサイチゴの花は終わりかけている。
2013年5月14日 カスミザクラ、ヤナギイチゴ、カナメモチ追加
 野草1841種、シダ類156種、コケ類170種
訂正 ナルコスゲ果胞、キランソウ果実、オオバタネツケバナ果実、ノヂシャ果実、コンロンソウ削除、ヒロハコンロンソウ
2013年4月24日 ドウダンツツジ、セイヨウウキガヤ、シロイカリソウ、シラコスゲ、ダケスゲ追加
 野草1839種、シダ類156種、コケ類170種
訂正 モチノキ花、ナツトウダイ、タブノキ、クロバイ、タガラシ果実、アオキ、ヒカゲスゲ、イロハモミジ、ヤマスズメノヒエ、ウサギアオイ、アセビ、アブラナ果実、ノミノツヅリ果実
2013年4月18日 ネバリノミノツヅリ、オオタマツリスゲ、ホソバヒカゲスゲ、トゲミノキツネノボタン追加
 野草1834種、シダ類156種、コケ類170種
訂正 ノヂシャ、ノミノツヅリ、ハナノキ、カスマグサ、ゴヨウアケビ花、コウゾリナ刺、ヒメイカリソウ、イズセンリョウ、ジロボウエンゴサク種子
最近の状況  
 渥美半島にあるというトサノミツバツツジを見に出かけた。トサノミツバツツジは三河地方に多いコバノミツバツツジによく似て、雄しべの数も多い。雄しべの数が5個と少ないミツバツツジに似て、葉柄に短い腺毛がある。かなりの範囲を回ってみたが、コバノミツバツツジに似たピンクの花は1株が見られただけであり、写真に撮れるようなものはなかった。この1株がトサノミツバツツジであった。  帰化種であるトゲミノキツネノボタンが田原市の傘山の遊歩道に1か所出てしまった。かなり渥美半島に増えているのではないかと農道を探したところ、大きな群生が道端で見られた。これだけ増えてしまうと駆除が困難かと思われる。遠くからはキツネノボタンとよく似ているが、葉の形が違い、果実に刺があるので簡単に見分けられる。葉は食べられそうに柔らかいが、いやな臭いがする。
2013年4月5日 クロモジ、キクザキイチゲ、レンギョウ、リキュウバイ、シロバナゲンゲ、シロバナカタクリ、ヒュウガミズキ、アカバナルリハコベ追加
 野草1830種、シダ類156種、コケ類170種
訂正 マサキ、シナレンギョウ、ニワゼキショウ、オオニワゼキショウ、カラクサナズナ、ハチジョウイチゴ、カジイチゴ
最近の状況
 4月1日にハチジョウイチゴの花を見るため、伊良湖岬に出かけた。昨年の3月中旬には花がまだなかったため、家の近くのカジイチゴの花が満開になったのを確認してから出かけた。予想どおり開花しており、カジイチゴと開花時期が同じであることを改めて確認できた。半島の先端付近で見られるが、少し離れたところではカジイチゴの野生のものも見られる。葉はよく似ている。花のつき方が違い、カジイチゴは横向きであり、ハチジョウイチゴは垂れ下がって下向きに開花する。茎や萼の毛が全く違う。カジイチゴは茎が赤色を帯び、若い茎や萼などに赤色の腺毛がある。ハチジョウイチゴは茎が緑色で、腺毛はなく、白色の毛が密生する。果実が黄色に稔るのは6月である。  ハチジョウイチゴの下ではコバノタツナミの花がほぼ満開だった。付近にはツルソバも多く、やや大きな若葉が目立つ。
2013年3月19日 コメススキ、キンシバイ追加
 野草1822種、シダ類156種、コケ類170種
訂正 ミヤマコンギクをハコネギクに訂正、ミヤマコゴメグサをタチコゴメグサに訂正、ムラサキツユクサをオオムラサキツユクサに訂正、モンゴリナラをフモトミズナラに訂正、メハジキ、メヒシバ、ヤエムグラ、アメリカタカサブロウ、ヤツガタケアザミ削除、ワタゲハナグルマをワタゲツルハナグルマに訂正、ユキヤナギ、オガルカヤ果実、リュウキンカ、エンコウソウ、サクラバハンノキ
最近の状況
 暖かくなり、3月6日にサクラバハンノキの花を見るため田原市の黒河湿地まで出かけた。予想どおり開花しており、赤い小さな雌花と長く垂れ下がった雄花が見られた。ここでは木道沿いに低い木があり、花がよく観察できる。シデコブシはまだ、蕾であり、湿地の中に芽が出ているものは少なかった。アンペライの葉と少しばかりのトウカイモウセンゴケが見られただけだった。  3月中旬になり、春の花がたくさん見られるようになった。カワヅザクラやユキヤナギが今は満開であり、アンズの花も開き始めた。ウメはもう早い花が終わりかけている。
2013年2月20日 ナガバハエドクソウ、ギンパイソウ、センダイハギ、イチョウ追加
 野草1821種、シダ類156種、コケ類170種
訂正 ハエドクソウ、ハゼラン学名訂正、ホウキギク、ヒロハホウキギク、ムラサキホウキギク、ホソバミズヒキモ削除、ミドリハコベ、コハコベ、イヌコハコベ、ミヤコツツジ削除、ヤマウグイスカグラ削除
最近の状況
  まだまだ、外に出られない寒い日が続いている。  ホウキギギクやヒロハホウキギクの学名に疑問があるため、調べ直して見た。Flora of North America にU.S.Aで見られる5変種が詳しく掲載されていた。U.S.A.ではシムフィヨトリクム属(Symphyotrichum)として分類されている。この中で、日本ではあまり話題とされない筒状花の数や乾いた舌部の巻くコイル数なども示されている。これらの変種と比べて見るとホウキギクは染色体数2n = 20のvar. squamatumであることが明白である。ヒロハホウキギクは染色体数が2n = 10といわれており、筒状花の数からvar. ligulatumでないことは明らかである。ヒロハホウキギクは花の色がほとんどピンク色であり、冠毛も短く、var. subulatumではなく、var. parviflorum ではないかと思われる。ほぼ間違いないと思われるが、総苞片の数や舌状花の数なども調べるつもりでいる。
2013年1月10日 ナメルギボウシ、イブキクガイソウ、イワツメクサ、ミヤマゼンコ、キレハハクサンボウフウ、シロバナウツギ、クロマメノキ追加
 野草1820種、シダ類156種、コケ類170種
訂正 クガイソウ、ルリトラノオ、シラネセンキュウ、ハクサンボウフウ、タラヨウ削除、ノゲイヌムギをヤクナガイヌムギに訂正
最近の状況
 年が明けて、寒い日が続き、外に出ない日が続いている。今まで撮り集めた写真を整理していて、ノゲイヌムギがヤクナガイヌムギの誤りであることを思い出し、訂正することとした。  ヤクナガイヌムギは北アメリカ原産のBromus carinatusであり、California brome,と呼ばれているものである。これに対し、ノゲイヌムギはBromus sitchensisであり、これも北アメリカ原産で、Alaska bromeと呼ばれている。「日本イネ科植物図譜」や「野に咲く花」はノゲイヌムギが南アメリカ原産のBromus sitchensisであると解説している。「野草図鑑Bすすきの巻き」はノゲイヌムギが北アメリカ原産のBromus sitchensisとしている。よく調べないでノゲイヌムギとヤクナガイヌムギが同じものであろうと勘違いしてしまった。2012 Jepson Manual Treament によればBromus sitchensisは葉幅が1〜4oしかなく、全く、異なるものである。ただし葉幅が5〜15oとする他所の解説もあり、混乱しているようだ。小穂がよく似ているため、間違えられたものと思う。最近の図鑑にはヤクナガイヌムギしか掲載されていない。
2012年12月2日 タイワンホトトギス、ケヤマウコギ、トサミズキ、スイフヨウ、シラハギ追加
 野草1814種、シダ類156種、コケ類170種
訂正 アマヅル、シュウブンソウ、ヤマハッカ、カナムグラ果実、オオツヅラフジ果実、ウラギク果実、マユミ果実、ヌカキビ果実、トウカエデ、コマクサ、コバノフユイチゴ削除、コゴメスゲ削除、コバノミミナグサ削除、ナツフジ果実、メギ果実、コゴメバオトギリをセイヨウオトギリに修正、アマヅル、オギの小穂と果実、シモツケ種子、ヒヨドリバナ果実、オオハルタデをハルタデに含める。
2012年11月18日 アオジソとアカジソの雑種、ヒカゲミゾソバ、シロバナイヌタデ、ノゲイトウ、アメリカノウゼンカズラ、ハナノキ、キク、リュウキュウマメガキ、バクヤギク、ヤマミゾソバ追加
 野草1812種、シダ類156種、コケ類170種
訂正 キミズ削除、コミカンソウ、イナカギク、キクザキイチゲ削除、ノブキ果実、ミズタマソウ果実、サラシナショウマ、ヤブツルアズキ種子、ウラギク、ツタウルシ紅葉、ノリウツギ種子、ヤマハッカ果実、ネコハギ、ハイメドハギ、イヌヤマハッカ、ヒキオコシ、リュウノウギク、レモンエゴマ、コアカソ、ハダカホオズキ種子、コマユミ、アマチャヅル果実、マツカゼソウ、オニノゲシ果実、ドダシバ果実、ダイズ、マルバアキグミ、スズメノヒエ、オクモミジハグマ果実、シコクママコナ種子、クルマバハグマ、コバノカモメヅル、ホトトギス、タンナサワフタギ削除、コブナグサ果実、ミゾソバ葉形
最近の状況
 セイタカアワダチソウの黄色がほとんどなくなり、ススキや、紅葉が目立つようになった。  メナモミやコメナモミもほとんど枯れて、見えなくなってしまった。多くのコメナモミを見て、結局、コメナモミの花柄にも稀に、腺毛があるということが解った。痩果もコメナモミの方がやや小さいようである。  ミゾソバ類の分類は難しく、染色体数の違いにより分類されている。形態的な違いもあるが、ミゾソバの葉形は変化が多く、簡単には見分けられない。ミゾソバの葉形の違いを観察してみた。その中に、ヤマミゾソバではないかと思われるものがあり、果実を採取したところ、明らかに果実の光沢が強く、ヤマミゾソバであった。ヒカゲミゾソバと思われる果実の大きいものもあった。果実の情報が少なく、ミゾソバの変化かもしれない。
2012年10月28日 ハス、アオジソ、アカジソ、ヘチマ、タヨウハウチワマメ、コメツガ、クロタラリア・スペクタビリス(ネマキング)、シラカシ、コミゾソバ、シオン、シロバナミゾソバ、ハダカホオズキ、メナモミ、ミズカンナ、シロバナコウシンヤマハッカ追加
 野草1805種、シダ類156種、コケ類170種
訂正 メヒシバ果実、アメリカアリタソウ削除、カゼクサ、オオヤマフスマ削除、エゾゴマナ削除、モリイバラ削除、ツガ、ツリフネソウ種子、ヤハズソウ果実、コチヂミザサ、ムカゴイラクサ果実、ヨウシュヤマゴボウ種子、ツルリンドウ、ビッチュウフウロ、メヒシバ、シュウブンソウ、ヤマハギ、オオフタバムグラ、キイムヨウラン削除、ネズミノオ、サワフタギ、ヒイラギナンテン、トキンソウ、フヨウ種子、カクトラノオ、タウコギ、キダチコンギク、ギョウギシバ果実、コスモス果実、オオバノヤエムグラ果実、コメナモミ、アキカラマツ種子
最近の状況
 肌寒さを感じるようになり、セイタカアワダチソウの黄色が目立ち、秋らしくなった。ススキとセイタカアワダチソウが秋の田園の普通の景色になっている。  メナモミとコメナモミを比較してみようと、メナモミを探し回った。コメナモミばかりだと思っていたが、よく見るとその中に中間のものがあることがわかった。メナモミは花柄に開出した長い白毛があり、短い腺毛が混ざる。コメナモミは花柄の毛が斜上して短く、腺毛がない。コメナモミに似て花柄の毛が短く、同じ花序の中で、腺毛の有る花柄と無い花柄が混在するものがあった。また、コメナモミの痩果は長さ約2oと図鑑では解説されているが、コメナモミと思われるものの痩果は長さ2.5o以上あり、メナモミの痩果とあまり違わなかった。この点もよくわからない。はっきりメナモミと判るものも無事見つかったが、同じような林縁の道端にあり、判別は簡単ではない。
2012年10月6日 ノウゼンカズラ、フジアザミ、モミジアオイ、カミヤツデ、ケイトウ、ブルーキャットミント、シュウメイギク、サルビア・ガラニチカ、コスモス、スイレン追加
 野草1795種、シダ類156種、コケ類170種
訂正 ナンバンハコベ、カナムグラ、ムクゲ、ミズタマソウ、オオネズミガヤ、ウラハグサ、シロヨメナ、キッコウハグマ、オオアゼテンツキ削除、ムツオレグサ削除、ヤハズソウ、イヌザンショウ、オニガヤツリ、カンエンガヤツリ削除(オニガヤツリの誤り)、キクイモ、キリ、サヤヌカグサ削除、ヌマトラノオ、キバナノマツバニンジン(学名訂正)、ブタクサ果実、メガルカヤ果実、ルコウソウ種子、コシロネ、アズマカモメヅル、メナモミ削除
最近の状況
 やっと涼しくなり、ヒガンバナが満開になり、ススキやオギも目立つようになった。ススキの中に花序の総が短くて太く、ススキに見えないものがあった。総が短いのはその株だけであり、近くにあるものはすべて長く、ススキに間違いないようである。この近くのススキは花柱がすべて白色であった。葉の幅もやや狭い。花柱の白色のススキは珍しい。  蒲郡から豊川に抜ける林道を散策した。ハギがたくさん咲いていたが全て、花が淡色のヤマハギであった。ホトトギスやヤマジノホトトギスの花も多い。その他、目立つのはカゼクサ、ゲンノショウコの白花、キンミズヒキの黄色花などである。薄暗い林道の道端に花をつけたツリガネニンジンが1株だけあった。よく観察したところ、線形の萼片に鋸歯が全くない珍しいものであり、フクシマシャジンではないと思われる。
2012年9月9日 ペラペラヨメナ、カリヤス、サワラ追加
 野草1790種、シダ類156種、コケ類170種
訂正 チョウセンキンミズヒキ、アキノタムラソウ果実、ゲンノショウコ、ツリフネソウ
最近の状況
 暑さも、幾分、弱まってきたので、久しぶりに豊田市内の山に行ってみた。ツリフネソウが満開であった。そのツリフネソウの中に、花が小型で、距が巻き上がらないものがいくつかあった。別種かと思えるほど花の形が違うが、同じ株に普通の花と混じってついているものもあり、普通のツリフネソウの花であることがわかった。病気なのか、虫にやられたのか原因はよくわからないが、こんな花も混じるのかと思い、図鑑に花を追加した。  その他、カリヤス、オオネズミガヤ、ゲンノショウコ、オトギリソウ、チヂミザサ、ハンゴンソウ、キンミズヒキ、チョウセンキンミズヒキ、ノアズキ、ヤブツルアズキの花などが見られた。中でもゲンノショウコは紅紫色の花があり、近くに白色や中間色の花も見られた。ススキに似たカリヤスは道端に1株だけあり、数年前にススキの痩せたものと思っていたものである。小穂も確認したところ、芒が無く、カリヤスと判断した。果実はまだできていなかった。
2012年8月31日 ウシノシッペイ、シロバナトゲソバ、フヨウ追加
 野草1787種、シダ類156種、コケ類170種
訂正 ヤブガラシ、ジュズダマ、イヌトウバナ、ヤブタバコ、ワルナスビ果実
2012年8月22日 ナガバモミジイチゴ、カラミント、オオガハス、ウリハダカエデ、シチヘンゲ追加
 野草1784種、シダ類156種、コケ類170種
訂正 キクバスミレをクワガタスミレに訂正、モミジイチゴ、ケンポナシ、アキノタムラソウ、ケヤマハンノキ、フサザクラ、ヒメイワダレソウ、マルバウツギ、トキワススキ、ナツノタムラソウ削除、ヘビノボラズ、ウリカエデ、ホソエカエデ、ビッチュウフウロ、クロユリをミヤマクロユリに訂正、アミガサユリをバイモに訂正。
2012年7月19日 ムクゲ、シロバナハマナデシコ、ムラサキクンシラン追加
 野草1780種、シダ類156種、コケ類170種
i訂正 クロタネソウ種子追加、コウボウムギ、ヒエガエリ 、ハマエノコロ、サワフタギ、クサイ、エノコログサ、アキノエノコログサ、ムラサキエノコロ、ネコノシタ、シラゲガヤ
2012年7月7日 アルストロメリア、ユリノキ、コゴメイ、ハマヒエガエリ、ナンキンハゼ追加
 野草1777種、シダ類156種、コケ類170種
訂正 ネムノキ、ハチク、キツリフネ、コナスビ、オトギリソウ、ホソイ、イ、ヒメハギ、サンショウソウ、ムラサキサギゴケ、ムギクサ、モモ、ユリズイセン、マサキ、ムシクサ、ミゾカクシ、シソバタツナミ、マタタビ、コガマ削除、ヒメガマ、カワヂシャ、ヤダケ
最近の状況
 ホソイをしばらくぶりに岡崎市内で見つけたため、イ(イグサ)も観察し直した。改めてイグサ類を見直すうち、帰化種のコゴメイも三河にあるのではないかと思い、大型のイグサを見て回った。西尾市(旧一色町)内では養鰻が盛んであり、使っていない養鰻池にガマやイグサが生えてしまっているところもある。道端にまでイグサが群生している場所で、茎を調べたところコゴメイであることがわかった。周辺を見て回ったが、近くのものはコゴメイばかりであった。  コゴメイはイより大型であり、茎の髄が未発達で梯子状になるのが特徴。花序も大きく、花序の枝も多い。一度見ると、なんとか外観でもわかりそうな気がする。
2012年6月24日 シナレンギョウ、トウチク、ホテイチク、キクノハアオイ追加
 野草1773種、シダ類156種、コケ類170種
訂正 ヒメジョオン、ハルジオン、アレチノギク、シロモジ
最近の状況
 豊橋市の動物園(のんほいパーク)に20数年ぶりに出かけた。駐車場のヤマモモの木は果実が真っ赤になっていた。昔はよく覚えていないが、動物の種類もかなり多くなっている気がした。木曽馬の放牧場の脇に直径1p弱のオレンジ色の小さい花が咲いているのを見つけた。写真の金網は放牧場のフェンスである。熟した果実も1個だけつけていた。花や果実からアオイ科であろうと直感したが、葉の切れ込みが深く、特徴がある。  帰って調べたところ、キクノハアオイ Modiola caroliniana であることがすぐにわかった。特徴はキクの葉のような深い切れ込みだけでなく、全体に星状毛があり、果実の分果も特徴がある。分果に2個の種子が入り、上部の1個は裂開して落ち、下部の1個は果実の側面にしわがあり、落ちないようになっている。  キクノハアオイは家畜の飼料に種子が混入してきたものだと推定されており、生育地は永続性がないといわれている。この外来種に興味があれば、今のうちに見るとよいと思う。
2012年6月21日 クロタネソウ、カラスザンショウ、キツネガヤ、ゴヨウアケビ、ホナガタツナミソウ追加
 野草1769種、シダ類156種、コケ類170種
訂正 ヒメハギ、ヒメコウガイゼキショウ、キバナノコギリソウ、タツナミソウ果実、ガマ花粉、クサヨシ、コバノタツナミ果実、ニワウルシ、ヒルザキツキミソウ、イワニガナ、ハンショウヅル、ヒロハウシノケグサ、オニウシノケグサ、オオウシノケグサ、ユキノシタ、ハナニガナ、ヤブニンジン果実
2012年6月13日 エナシヒゴクサ、アズマナルコ、シバ、アカメヤナギ追加
 野草1764種、シダ類156種、コケ類170種
訂正 ヒロハコンロンソウ、コモチマンネングサ、テキリスゲ、シラスゲ、ソヨゴ、シソバタツナミ、コジュズスゲ、ヒナマツヨイグサ、タイワンハチジョウナ、バイカウツギ、ヘラオオバコ、オオスズメノカタビラ、タケニグサ、マツバゼリ、イワガラミ、トボシガラ、カモガヤ、オカタツナミソウ果実
2012年6月2日 ウラジロノキ、モモイロヒルザキツキミソウ、ドジョウツナギ、オノマンネングサ追加
 野草1760種、シダ類156種、コケ類170種
訂正 ハナヌカススキ、ガマズミ、ヒメフウロ、タチチチコグサ、チチコグサモドキ、チチコグサ、ウスベニチチコグサ、スイカズラ、ネジキ、ハナウド、ヒルザキツキミソウ、ミナトマツヨイグサ、マツヨイグサ、コマツヨイグサ、メマツヨイグサ、ハハコグサ、メキシコマンネングサ、コメガヤ果実
2012年5月24日 マユミ、キンセンカ、サンシキスミレ追加
 野草1756種、シダ類156種、コケ類170種
訂正 カラシナ種子、セイヨウアブラナ種子、ウツギ星状毛、ヒゲナガスズメノチャヒキ果実、オドリコソウ、ヌカボ、サンシュユ、マツバスゲ、オカウコギ花、ハルガヤ果実、ナガミヒナゲシ、オカメザクラ葉、イトザクラ葉、アゼナルコ、ヒエガエリ、ダールベルグデージー
2012年5月15日 セイタカハハコグサ、ヒゴクサ、ヒラギシスゲ、コジュズスゲ追加
 野草1753種、シダ類156種、コケ類170種
訂正 スズメノヤリ、タイワンハチジョウナ、キツネアザミ、ジュズスゲ、アオスゲ、クサスゲ、タニガワスゲ、ヤマオオイトスゲ削除、ヌカススキ、オタルスゲ
2012年5月7日 チャボヒラゴケ、ムギクサ追加
 野草1750種、シダ類156種、コケ類170種
訂正 ヌカボシソウ、コハコベ、ミドリハコベ、キジムシロ、タツナミソウ、モモ、ツルグミ、ヒゲナガスズメノチャヒキ、マンサク
最近の状況
 桜の花もほとんど終わり、藤の花が見られる季節になった。ミドリハコベ、コハコベも果実が出来る時期になり、ミドリハコベやコハコベの雄しべを改めて観察した。全体に緑色で雄しべの数が少ないものが思ったより多く、郊外の林縁や林道の道端など、やや日当たりの悪い場所に多い。そんな場所には茎の赤いコハコベはほとんど見られない。種子を採取して突起を確認したところ間違いなくコハコベである。
 茎が赤色を帯びるコハコベは日当たりのよい市街地に近い場所でよく見られ、ミドリハコベが混在することもある。
 コハコベは茎が赤色を帯びることが多く、田園地帯ではミドリハコベがほとんどであるというような解説がされていることがある。しかし、林縁などではミドリハコベと見間違うような茎まで緑色のコハコベが多いので、雄しべの数などを確認しなければ間違う可能性がある。
2012年4月29日 ケタガネソウ、ヌカスゲ、トウグミ追加
 野草1749種、シダ類156種、コケ類169種
訂正 ナガバタチツボスミレ、タガネソウ、ヒメウズ、ヒカゲスゲ、ツヤスミレ、ミツバアケビ、セントウソウ、ヤマムグラ、マルバスミレをヒゲケマルバスミレに訂正、ウラシマソウ、ワチガイソウ、ヒメミヤマスミレをトウカイスミレに訂正、ノゲヌカスゲ、メアオスゲ、ネコノメソウ、ヤマネコノメソウ、ミヤマキケマン
2012年4月19日 アリウムトリケトラム、カラミザクラ、モモ、オトメスミレ追加
 野草1746種、シダ類156種、コケ類169種
訂正 カキドオシ、スノーフレーク、ヒメスミレ、タチツボスミレ、ノジスミレ、スミレ、ヤエムグラ、メギ、タチイヌノフグリ、コメガヤ
2012年4月10日 コウメバチソウ、トウヤクリンドウ、ハイマツ、アンズ、ソシンロウバイ追加
 野草1742種、シダ類156種、コケ類169種
訂正 ハナニラ、マイヅルソウ
2012年4月8日 イトザクラ、オオシマザクラ、エドヒガン、ソメイヨシノ、カワヅザクラ、オカメザクラ、ヤエベニシダレ追加
 野草1737種、シダ類156種、コケ類169種
訂正 ゲンゲ、タチイヌノフグリ、タガラシ
最近の状況
 ソメイヨシノが満開になってきた。桜の花は日本の代表的な花であり、ほとんどの学校の校庭にはソメイヨシノが植えられている。桜の野生種は限られが、園芸品種は多い。幸田町の幸田文化公園にはヤエベニシダレが約350本が植えられ、毎年、4月上旬に幸田しだれ桜まつりが開催されている。ヤエベニシダレは花色が濃く、にぎやかである。この幸田文化公園には大きなエドヒガンやオオシマザクラもあり、桜まつりに出かけてみた。ヤエベニシダレは花がまだ少なかったが、エドヒガンは花が終わりかけていた。  桜の花を見て回ったところ、最近、よく話題になるカワヅザクラが幸田町内にもたくさん植えられていることがわかった。また、豊川市内で目をひいた桜があり、ヤエベニシダレやカワヅザクラより花色が濃く、樹齢40年ほどのオカメザクラとのことである。
2012年4月5日 ショウジョウスゲ、イヌガヤ、カラタチ追加
 野草1730種、シダ類156種、コケ類169種
訂正 ヤマトクサリゴケを削除しオンタケクサリゴケを追加、キケマン
2012年3月29日 ヒメコマツ、ツガ、モミ、カヤ、ユズリハ、フサアカシア追加
 野草種1727、シダ類156種、コケ類169種
訂正 マテバシイ、キブシ、ミツマタ、ナガバチヂレゴケ、カラスノゴマ(種子追加)、フキ、ヤブコウジ、フウトウカズラ、アセビ、シキミ、ギンヨウアカシア
最近の状況
 暖かくなって桜の花が咲き始め、黄色の菜の花も満開になってきた。最近、よく菜の花を食べるようになったが、種類を考えずに食べていた。よく見ると、黄緑色でしわのあるアブラナでなく、やや青白っぽいものが多い。花を見るときには気をつけてアブラナだとか、セイヨウアブラナだとか言っているものの、食べるときには全く気にしていなかった。アブラナとカラシナの写真しか撮影していなかったため、黄色の菜の花らしいものを観察して回った。野生化しているのはセイヨウアブラナとカラシナがほとんどである。畑や庭に植えられているのはアブラナ、セイヨウアブラナ、セイヨウアブラナとアブラナの中間のようなもの、葉のしわが非常に多いカンザキナバナなど種類が多く、よくわからないものもあった。ハクサイやカブなどの野菜の花もセイヨウアブラナの花そっくりである。
2012年3月20日 セイヨウアブラナ、カンザキナバナ追加
 野草種1721、シダ類156種、コケ類169種
訂正 アブラナ、セイヨウカラシナをカラシナに訂正、ウメ
2012年3月18日 ウメ、キミノマンリョウ、ロウバイ追加
 野草種1719、シダ類156種、コケ類169種
訂正 マルバグミ、フラサバソウ、ヤマハゼ、ハゼノキ、ハマダイコン、オオバヤシャブシ、キミノセンリョウ、ホトトギス、ヤマホトトギス、ヤマジノホトトギス、ツルナ、ハマボウ、ツメクサ(オツメクサ追加)、ハマゼリ
2012年3月7日 イスノキ、クロマツ、アカマツ、サカキ、ビワ追加
 野草種1716、シダ類156種、コケ類169種
訂正 スズカアザミ、アオハダ、アズキナシ
2012年2月27日 ハチク、クロチク、ヤダケ追加
 野草種1711種、シダ類156種、コケ類169種
訂正 ツリガネニンジン、ノダフジをフジに訂正、アカガシ、アラカシ、ウラジロガシ、ムベ
最近の状況
 寒い日が続き、イヌホオズキ類も黒い実をつけたまま、枯れかけたようになっているものが多くなった。それでも、場所によっては緑色の葉をつけたイヌホオズキやテリミノイヌホオズキが残っている。春の花であるオオイヌノフグリやホトケノザも陽だまりでよく見られるようになり、春も近いと感じられる。  イヌノフグリが過去にたくさんあったが、草刈りによりなくなってしまった場所に久しぶりに行ってみた。そこから少し離れた場所に群生しているイヌノフグリを見つけた。開花しているものも多く、すでに果実もでき始めている。この時期のイヌノフグリは葉が赤色を帯びたものが多い。海岸に近い場所のせいもあるかと思う。混生していたタチイヌノフグリも青い花をつけ、葉表が黄色になり、葉裏や茎が赤い。
2012年2月21日 ヒノキ、サンショウモ、アカハナワラビ、ホウライチク、スギ、ツブラジイ追加
 野草種1708種、シダ類156種、コケ類169種
削除 コカモジゴケ、サワゴケ、シダレヤスデゴケ、フジノマンネングサ、フジハイゴケ、
訂正 ウツギ(果実追加)、アキノキリンソウ(果実追加)、ヤクシソウ(果実追加)、カクレミノ、ヤマノイモ(果実追加)、マンリョウ、ツルドクダミ(果実追加)、オニドコロ(果実追加)、センリョウ、ヤマハギ(果実追加)、マルバハギ(果実追加)、シャシャンボ(果実追加)、オオバヤシャブシ、ヒメヤシャブシ、エンシュウベニシダをミドリシダに訂正、ネジキ
最近の状況
 寒い日が続き、イヌホオズキ類も黒い実をつけたまま、枯れかけたようになっているものが多くなった。それでも、場所によっては緑色の葉をつけたイヌホオズキやテリミノイヌホオズキが残っている。春の花であるオオイヌノフグリやホトケノザも陽だまりでよく見られるようになり、春も近いと感じられる。  イヌノフグリが過去にたくさんあったが、草刈りによりなくなってしまった場所に久しぶりに行ってみた。そこから少し離れた場所に群生しているイヌノフグリを見つけた。開花しているものも多く、すでに果実もでき始めている。この時期のイヌノフグリは葉が赤色を帯びたものが多い。海岸に近い場所のせいもあるかと思う。混生していたタチイヌノフグリも青い花をつけ、葉表が黄色になり、葉裏や茎が赤い。
2012年1月25日 シロバナトキワハゼ、エダウチチゴユリ、ヤブチョロギ追加
 野草種1704種、シダ類154種、コケ類174種
訂正 シロダモ、シロバナイナモリソウ
2012年1月16日 クロガネモチ、モチノキ追加
 野草種1701種、シダ類154種、コケ類174種
訂正 タブノキ、テリハノイバラ、ネズミモチ、クズ(種子追加)、モミジバヒメオドリコソウ(果実追加)、マサキ(種子追加)、ホトケノザ(果実追加)
2012年1月9日 ユリズイセン、シロバナヤハズエンドウ追加
 野草種1699種、シダ類154種、コケ類174種
訂正 ヤブコウジ、ナギナタコウジュ、バイカツツジ、ヤブニッケイ、ヒサカキ、ヤブラン、ソヨゴ(種子追加)、ノイバラ(種子追加)、ミズ(果実追加)、ヤブツバキ、スルガテンナンショウ、フユイチゴ、フウリンユキアサガオ(果実追加)、クスノキ(種子追加)、ハナミョウガ(種子追加)
2011年12月23日 テリミノイヌホオズキ(カンザシイヌホオズキ型)に球状顆粒をもつものが確認できたため追加した。
 野草種1697種、シダ類154種、コケ類174種
訂正 マルバノホロシ(種子追加)、ムラサキシキブ(種子追加)、ヤブムラサキ(種子追加)、コアジサイ、コクサギ(種子追加)、ジャノヒゲ、ナガバジャノヒゲ
最近の状況
 イヌホオズキ類の調査を始めてから2カ月ほど経ち、季節も冬になってしまった。黒い果実だけのイヌホオズキ類も多くなってきたが、いまだに花だけのものも多く、果実のない株もある。数が少ないせいか、アメリカイヌホオズキだけは花が見られなくなった。今までの調査で、ダグラスイヌホオズキ Solanum douglasii とムラサキイヌホオズキと思われるものが新たに確認できたが、テリミノイヌホオズキ(垂れ実型)の球状顆粒の有るものが確認できないでいる。テリミノイヌホオズキの調査を続けていたところ、予想に反して、カンザシイヌホオズキ型に球状顆粒をもつ3株が見つかった。球状顆粒をいくつかもっていたのは1株だけで、残り2株は球状顆粒が1個だけ見つかった。近くにあった他の株は球状顆粒が全くなく、あまりの少なさに根気が失せてしまいその場所の調査を止めた。球状顆粒の有るものと無いものの違いが、球状顆粒以外にないため、カンザシイヌホオズキ型を区分することは止めた。
 イヌホオズキ類の比較表を修正し、検索表にもコメントを加えた。
2011年12月11日 センダイスゲ追加
 野草種1697種、シダ類154種、コケ類174種
訂正 スルガテンナンショウ(種子追加)、サルトリイバラ(種子追加)
2011年12月4日 アオスズメノカタビラ、ウマノスズクサ追加
 野草種1696種、シダ類154種、コケ類174種
訂正 タラノキ(果実追加)、イソホウキギ(果実追加)、エダウチスズメノトウガラシ(種子追加)、ヒメツルソバ、ツルソバ、カマツカ、ホシアサガオ、ホソバアカザ、ニラ、ヘクソカズラ、ノゲシ、クチナシ、ゲンノショウコ
最近の状況
 イヌホオズキの白い花と黒い果実が見られる季節になり、イヌホオズキとアメリカイヌホオズキが混生していたのを久しぶりに見た。イヌホオズキ類は判別が面倒なため、深く追求しないでいたが、これを機会に挑戦することにした。イヌホオズキ類の同定には果実の中の種子や球状顆粒の数が重要であり、花柱や葯の大きさも調べる必要がある。遠くには出かけず、近くのイヌホオズキ類を採取しては調べているうち、現在、日本で確認報告されている主な4種(イヌホオズキ、オオイヌホオズキ、アメリカイヌホオズキ、テリミノイヌホオズキ(垂れ実型、カンザシイヌホオズキ型))に合致しないものが出てきた。1つはオオイヌホオズキに似て花が大きいのに、球状顆粒が少ないものである。これはSolanum douglasiiと思われ、過去にオオイヌホオズキの学名とされたものである。もう1つはアメリカイヌホオズキに似ているが、種子数や球状顆粒の数がテリミノイヌホオズキとの中間であり、ムラサキイヌホオズキと推定した。これらを含めてイヌホオズキ類の比較表を作成し、新しく独自の検索表も作成した。
2011年11月25日 ヤブハギ追加
 野草種1694種、シダ類154種、コケ類174種
 訂正 アキノハハコグサ削除、ヒヨドリジョウゴ、スズメウリ(種子追加)
2011年11月13日 タマザキフタバムグラ、仮称ダグラスイヌホオズキ Solanum douglasii、ムラサキイヌホオズキ追加
 野草種1694種、シダ類154種、コケ類174種
 訂正 ノハラツメクサ、オオツメクサ削除、オオイヌホオズキ、イヌホオズキ、アメリカイヌホオズキ、アキノノゲシ
最近の状況  イヌホオズキの白い花と黒い果実が見られる季節になり、イヌホオズキとアメリカイヌホオズキが混生していたのを久しぶりに見た。イヌホオズキ類は判別が面倒なため、深く追求しないでいたが、これを機会に挑戦することにした。イヌホオズキ類の同定には果実の中の種子や球状顆粒の数が重要であり、花柱や葯の大きさも調べる必要がある。遠くには出かけず、近くのイヌホオズキ類を採取しては調べているうち、現在、日本で確認報告されている主な4種(イヌホオズキ、オオイヌホオズキ、アメリカイヌホオズキ、テリミノイヌホオズキ(垂れ実型、カンザシイヌホオズキ型))に合致しないものが出てきた。1つはオオイヌホオズキに似て花が大きいのに、球状顆粒が少ないものである。これはSolanum douglasiiと思われ、過去にオオイヌホオズキの学名とされたものである。もう1つはアメリカイヌホオズキに似ているが、種子数や球状顆粒の数がテリミノイヌホオズキとの中間であるものである。これらを含めてイヌホオズキ類の比較表を作成した。
2011年10月30日 シロバナハナタデ追加
 野草種1693種、シダ類154種、コケ類174種
 訂正 カラスビシャク(珠芽追加)、マルバルコウ(種子追加)、イボクサ、ハナタデ、テリミノイヌホオズキをテリミノイヌホオズキ(カンザシイヌホオズキ型)とテリミノイヌホオズキ(垂れ実型)に分割
最近の状況  豊川市(旧御津町)の海岸造成地に出かけた。春にナンカイヌカボが群生していたところである。ヒロハホウキギクとホウキギクが水溜りのできるやや湿った場所に混生していた。ヒロハホウキギクハはよく見られるが、ホウキギクは少なく、ホウキギクとヒロハホウキギクを比較して見られることは少ない。写真は道路のアスファルトの割れ目にホウキギクとヒロハホウキギクの2本だけが標本のように寄り添って生えていたものである。全体の姿と枝の角度の違いがよくわかる。ホウキギクの方はちゃんと箒のようになっている。名前にヒロハとついているため、葉に注目してしまいがちだが、花を比べて見ると全く違うことがよくわかる。インターネットでホウキギクを検索すると、ヒロハホウキギクを誤って掲載しているサイトの方が多い。ヒロハホウキギクは花がやや大きく、ピンク色であるため一目でわかる。風があって写真が撮れないため、数度、通ううち、花の色が青色に近いものを見つけ、これが雑種のムラサキホウキギクだということが理解できた。見られたのは秋風のお陰かもしれない。
2011年10月22日 ムラサキホウキギク追加
 野草種1692種、シダ類154種、コケ類174種
 訂正 ホウキギク、ヒロハホウキギク、イヌホオズキ、オオイヌホオズキ、アメリカイヌホオズキ、サクラタデ
2011年10月13日 ヤマトツノゴケモドキ、フトボナギナタコウジュ、アメリカアリタソウ追加
 野草種1691種、シダ類154種、コケ類174種
 訂正 ハリイ、オオハリイ、マツナ、アキノウナギツカミ、ホソバノウナギツカミ、ヤノネグサ、フタバムグラ、マシカクイ削除、タウコギ、アメリカセンダングサ
2011年10月8日 アマチャヅル、シロイヌノヒゲ、ウチワゼニクサ追加
 野草種1690種、シダ類154種、コケ類173種
 訂正 メアゼテンツキ、シロバナサクラタデ、ホソバヒメミソハギ、ヒメミソハギ、オオハルタデ、コハタケゴケ、イトイヌノヒゲ、イヌノヒゲ、ヒロハイヌノヒゲ、コケオトギリ
2011年9月26日 シロバナキツネノマゴ、チャボイ追加
 野草種1687種、シダ類154種、コケ類173種
 訂正 アゼガヤ、アゼガヤツリ、コマツナギ、クロテンツキ、ヒデリコ、クグガヤツリ、イガガヤツリ、ホシクサ、ツユクサ(果実追加)、アイダクグ(果実追加)、アオガヤツリ、ソクズ、ママコノシリヌグイ、ヒロハスズメノトウガラシ削除、エダウチスズメノトウガラシ、イヌタデ、サナエタデ、オオイヌタデ、マツバイ
2011年9月15日 シロバナガガイモ、スズメガヤ、タツノツメガヤ追加
 野草種1686種、シダ類154種、コケ類173種
 訂正 ギンミズヒキ、センダングサ、タンキリマメ、トキリマメ、テンツキ、コアゼテンツキ削除、アリタソウ(果実追加)、メリケンガヤツリ、キツネノマゴ、ミズオオバコ、ダンドボロギク
2011年9月10日 コバノニシキソウ、コカモメヅル、アズマカモメヅル追加
 野草種1684種、シダ類154種、コケ類173種
 訂正 アレチニシキソウ、ミズヒキ、センダン、ガガイモ、コバノカモメヅル
最近の状況
 9月の初め、久しぶりに豊橋に出かけ、果実を取りにアレチニシキソウのあった場所に立ち寄った。アレチニシキソウは家の近くでは見かけず、偶然見つけたこの1個所を知るだけである。その場所が適しているのか増えているような気がした。よく見ると果実に毛があるものとないものの2種類あり、果実の稜に毛があるものは以前見つけたアレチニシキソウである。果実に毛のないものは茎や葉などにも毛がない。調べてみると毛の全くないのはコバノニシキソウであった。
 コバノニシキソウは全体に無毛であり、杯状花序の腺体の付属体がニシキソウやコニシキソウに似て大きい。葉が全縁で、枝の葉が小さくて丸みがあり、柄がよく見えるのも特徴である。
 関東地方以西に帰化しているが、愛知県では珍しいもののようだ。
 その後、吉良町の海岸付近でも確認した。コニシキソウに色が似ているので気がつきにくいだけかもしれない。
2011年9月3日 テンニンギク、ケヤキ追加
 野草種1681種、シダ類154種、コケ類173種
訂正 マルバルコウ、イノコズチをヒカゲイノコズチに訂正、ヒメミカンソウ(花追加)、ハママツナ、ハゼラン、マルバツユクサ、アメリカネナシカズラ、アワブキ削除
2011年8月30日 ノリクラアザミ、ナガミノツルケマン、ナベナ、ヒメノガリヤス追加
 野草種1680種、シダ類154種、コケ類173種
訂正 コヒルガオ、コマツヨイグサ(果実追加)、メマツヨイグサ(果実追加)、オキジムシロ(果実追加)、コミカンソウ(花追加)、ビロードモウズイカ、カメバヒキオコシ、クワクサ、ヤブミョウガ、エゾイヌゴマ、サネカズラ、ミツモトソウ
最近の状況
 8月の末、長野県の温泉に出かけた。木祖村付近の道端にはビロードモウズイカが多く、びっしり実をつけていた。その近くに背丈より高いアザミによく似た刺のある花が咲いていた。ナベナである。草丈が高すぎて、花が長い柄の先だけにつくので、写真に撮りにくい。ナベナはマツムシソウ科のナベナ属に属し、日本に自生するのはこの属では1種だけである。三河地方にもわずかに自生し、愛知県の絶滅危惧種に指定されている。愛知県内ではまだ見たことがない。頭花に総苞片があり、全体に刺もあり、アザミに似ている。頭花全体に刺状の花床鱗片が並ぶのが特徴である。まだ、果実は稔っていなかった。
2011年8月12日 オオセンナリ、シナアブラギリ、タマサンゴ、ヒメワラビ追加
 野草種1676種、シダ類154種、コケ類173種
訂正 リョウブ、エゴノキ、アオツヅラフジ、ノキシノブ、ミドリワラビ、スダジイ、ミツバ(果実追加)、ヤマモモ、アカメガシワ
最近の状況
 イネ科の植物ばかり気にかけているうちに暑い夏になってしまった。道端ではシナダレスズメガヤが空の穂になり、変わってエノコログサやタチスズメノヒエが目立つようになってきた。山道に入ると、ところどころでヤマニガナの黄色い花が見える。ムラサキニガナの終わりかけの大きな花序も目につく。これらの花は以前、少ないと思っていたのよりかなり多い。ヤマニガナの方が開花が遅いと思っていたが、すでに果実ができているものがあり、ムラサキニガナの果実とヤマニガナの果実を見比べることができた。草丈は似たようなものだが、花が違うように、果実の大きさも色も全く違う。帰りがけに、にわか雨があり、薄暗い林下の雨に濡れたメヤブマオの群生が美しかった。この近くに一面にあったコンテリクラマゴケの青色も気を引いた。
2011年8月8日 リンボク、アイノコヒルガオ追加
 野草種1673種、シダ類153種、コケ類173種
訂正 クスノキ、ヤブニッケイ、クサギ、ヒルガオ、ムラサキサギゴケ、スベリヒユ、ムクノキ、ヌマトラノオ、イヌゴマ、ニガクサ、ニガイチゴ、トベラ、ツボクサ、ヤマニガナ、ムラサキニガナ
2011年7月23日 ダールベルグデージー、ミヤコワスレ、オカウコギ、ヤマウコギ、ナンテン、シキザクラ追加 
 野草種1671種、シダ類153種、コケ類173種
訂正 ニワホコリ、スズメノヤリ、ワラビ、アリタソウ、ケアリタソウ削除、ナガサキツノゴケ、ウリクサ、カワラマツバ、ミヤマシラスゲ、ゴンズイ、スズメノカタビラ、ミヤマヨメナ、ママコノシリヌグイ、イシミカワ、ウサギアオイ、ナズナ
2011年7月15日 追加 ヒメモロコシ、シラゲガヤ、オニマタタビ(キウイフルーツ)
 野草種1666種、シダ類153種、コケ類173種
訂正 セイバンモロコシ、シロバナシナガワハギ(果実追加)、ギシギシ、エゾノギシギシ、ヒメスイバ、ヌマトラノオ、ワルナスビ、イチョウウキゴケ
2011年7月7日 追加 アイオオアカウキクサ(シダ類)
 野草種1663種、シダ類153種、コケ類173種
訂正 アイダクグ、タチヒメクグ削除、セリ、トキワハゼ
2011年7月3日 追加 シュロガヤツリ
 野草種1664種、シダ類152種、コケ類173種
訂正 トゲチシャ、マンテマ、オオアレチノギク、ナワシロイチゴ
2011年6月28日 シラゲオニササガヤの果実追加 
 野草種1663種、シダ類152種、コケ類173種
訂正 ネズミムギ、ホソムギ、ネズミホソムギ、ヤマアワ、アレチギシギシ
2011年6月25日 追加 アキグミ、ニセシラゲガヤ
 野草種1663種、シダ類152種、コケ類173種
訂正 ニワゼキショウ、オオニワゼキショウ、ハナハマセンブリ、ナワシログミ、ナガバギシギシ
最近の状況
 蒲郡港付近の歩道の縁に紫色の掌状花序をつけた珍しいイネ科の植物を見つけた。全体の外観はムラサキヒゲシバに似ている。果実はできていなかったが早速、採取して調べた。小穂がムラサキヒゲシバとは全く違い、ヒメアブラススキに似たものであった。持っている図鑑に該当しそうなものはなく、インターネットで調べたところ日本の野生植物検索表 に掲載されていたヒメオニササガヤに非常に近かった。この検索表は非常に詳しく、大変参考になった。該当しそうな候補をカモノハシガヤ、ヒメオニササガヤ、オニササガヤ、シラゲオニササガヤの4つに絞り、検討した結果、シラゲオニササガヤであろうということが判った。果実のでき具合を見に行ったところ、残念ながら草刈りでなくなってしまった。まだ、根は残っているようだ。 
2011年6月20日 オオイチゴツナギ、イヌカキネガラシ、ヤマヌカボ、バケヌカボ、オオウシノケグサ、シラゲオニササガヤ追加
 野草種1661種、シダ類152種、コケ類173種
訂正 ハマエンドウ、マルバグミ、マルバコンロンソウ
2011年6月12日 ナンカイヌカボ、オオスズメノカタビラ、キレハマメグンバイナズナ、モモイロツメクサ追加
 野草種1655種、シダ類152種、コケ類173種
訂正 キツネノボタン、ケキツネノボタン、ハマニガナ、コナスビ、スズメノチャヒキ、コウゾリナ、クサイ、マスクサ、オニウシノケグサ、セイヨウジュウニヒトエ、セトガヤ、トボシガラ、クサイチゴ、ノミノツヅリ、マメグンバイナヅナ、ヒナキキョウソウ、キキョウソウ、スズメノテッポウ、ヒレタゴボウ、コバンソウ、シロツメクサ
2011年6月2日 クロカワズスゲ、ヒメコウガイゼキショウ、ノゲヌカスゲ、ツルドクダミ、イチゴツナギ追加
 野草種1651種、シダ類152種、コケ類173種
訂正 マメカミツレ、ミミナグサ、オランダミミナグサ、ウマゴヤシ、カズノコグサ、フラサバソウ、ツボミオオバコ、セイヨウジュウニヒトエ、ドクダミ、カスマグサ
2011年5月23日 クサスゲ、ヌカボ追加
 野草種1646種、シダ類152種、コケ類173種
訂正 シラスゲ、アオスゲ、アゼナルコ、スズメノエンドウ、カニツリグサ、ヒメコヌカグサ
2011年5月21日 ウシオハナツメクサ追加
 野草種1644種、シダ類152種、コケ類173種
訂正 アカカタバミ、ツルニチニチソウ、ハコベをミドリハコベに訂正、コハコベ、イヌコハコベ、ケカモノハシ、タイワンカモノハシ、アメリカセンダングサ、ウシハコベ、ウシオツメクサ、ウスベニツメクサ、ツメクサ、ノミノフスマ、アメリカフウロ、アズマツメクサ
 最近の状況
 キヌイトツメクサという外来種があることを知り、ツメクサ類の種子を観察し直すうちに、市街地の道端のものがほとんどハマツメクサだということがわかった。ツメクサの種子の突起は尖り、ハマツメクサは尖らないという表現が間違いやすい原因だと思う。詳しく調べてみればツメクサの突起は円柱状であり、50倍の実態顕微鏡でなんとか確認できる。顕微鏡200倍で観察するとボルトのような形をしている。ハマツメクサの種子の表面は不規則な版画の削り痕のようである。これを尖っていると考えるのか、尖っていないと考えるのか人それぞれである。拡大写真があれば一目瞭然である。蒲郡市の市街地では、ほとんどがハマツメクサであり、種子の突起がツメクサによく似たキヌイトツメクサも混成している。ハマツメクサは茎が太いとか地を這うとか、葉が幅広いというのはあてにならない。
2011年5月8日 キヌイトツメクサ、コタネツケバナ追加
 野草種1643種、シダ類152種、コケ類173種
訂正 イトツメクサ、ツメクサ、ハマツメクサ、タネツケバナ、オオバタネツケバナ
2011年4月29日 ウスアカカタバミ追加
 野草種1642種、シダ類152種、コケ類173種
訂正 ユリワサビ、アカミタンポポ、ヤマツツジ、ムラサキケマン、アゼスゲ、ウマノアシガタ、コオニタビラコ、ヤブタビラコ、オニタビラコ、モエギスゲ、ニョイスミレ、ノボロギク、オオバコ、ヤマアイ
2011年4月17日 ヒメキンセンカ追加
 野草種1641種、シダ類152種、コケ類173種
訂正 ニホンタンポポをトウカイタンポポに訂正、セイヨウタンポポ、シロバナタンポポ
最近の状況
 春になって久しぶりに郊外に出た。ツクシも終わり、桜の花が開いた頃、民家近くや、農道の脇などにヒメキンセンカの鮮やかなオレンジ色の花が目立つ。ヒメキンセンカは花壇に植えられていることが多いが、他の野草の中に、自然に生えているものも多い。昔から庭によく植えられているキンセンカより花が小さい。ヒメキンセンカの方が、キンセンカより古くから日本へ入ってきたもので、古くはヒメキンセンカをキンセンカと呼んでいたこともあり、区別するためにホンキンセンカと呼ばれていたこともある。現在ではヒメキンセンカが標準和名である。
2010年11月5日 トウヨウチョウチンゴケ、ヒメタチゴケ、ウロコハタケゴケ、ミヤケハタケゴケ、エゴマ、ホソハリガネゴケ、ヒジキゴケ、ホソウリゴケ、ハイツボミゴケ、エダツヤゴケ、クシノハスジゴケ、チャボホラゴケモドキ追加
 野草種1640種、シダ類152種、コケ類173種
訂正 オオカサゴケ、コセイタカスギゴケ、ヒメジャゴケ、タチヒダゴケ、ヒメスギゴケ削除、ミヤマスギゴケ削除、ミヤマクサゴケ削除、キカシグサ、ヘラオモダカ、ヒメミカンソウ、エゾノヒラツボゴケ削除、カサゴケモドキ削除、マルバツユクサ、キャラボクゴケ、ビロードゴケ削除、レモンエゴマ
最近の状況
 豊橋市内の農道のアスファルト上に外来種のウロコハタケゴケがあるのを見つけた。畑の土が道端に流出して湿気っている場所である。ミヤケハタケゴケに似ているが、葉状体に膜状の縁取りがある。ウロコハタケゴケは関東地方では普通に見られるコケのようだ。コケ図鑑では詳しい解説がなく、2000年以降に日本に入ってきたとされている。苔類の日本への帰化種は少なく、以前はミカヅキゼニゴケが唯一の帰化種の苔類といわれていた。
2010年10月12日 アオギヌゴケ、ヒメトサカゴケ追加
 野草種1639種、シダ類152種、コケ類168種
訂正 ゴマ、ゴウシュウアリタソウ、イヌホタルイ、コハタケゴケ、フルノコゴケ、ハタケゴケ、ハサナダゴケ、ウマスギゴケ、ゼニゴケ、ツクシウロコゴケ削除(ムチゴケの誤り) 、ヒノキゴケ、ジャゴケ
最近の状況
 蒲郡競艇場の信号から幸田町へ向かう2kmほどの区間、中央分離帯や道路脇のアスファルトの隙間に、高いものは1mほどある雑草が茂っている。道路脇よ り中央分離帯に多い。何だろうと思い、調査したところゴマであった。近くにはゴマ畑はなく、運送中にこぼれおちたものではないだろうか。白い花が咲き初め ていたが、ゴマはまだ実っていなかった。 
2010年9月19日 フトリュウビゴケ、エビラフジ、カラハナソウ、ジャコウソウ、レンゲショウマ、ナガボノシロワレモコウ、ミヤマハネゴケ、ヒメヤシャブシ、オタルヤバネゴケ、カラヤスデゴケ、エゾノコギリソウ、チャボホウオウゴケ、コホウオウゴケ追加
 野草種1639種、シダ類152種、コケ類167種
訂正 コハネゴケ、コウヤノマンネングサ、マルバノホロシ、クモノスゴケ、カガミゴケ
 8月末に長野県の白馬村に出かけたおり、道端で、エビラフジやジャコウソウなどを見ることができた。熱暑が続き、長野県も暑かった。
  西尾市内はお茶の栽培が盛んだが、農道脇のお茶畑にゴウシュウアリタソウの群生があるのを見かけた。草丈が20cmほどの小形で、気がつきにくいだけかも しれないが、群生を見かけたのは初めてである。関東地方では畑地雑草として猛威をふるいつつあるらしく、三河地方でもこれから増えてくるのではないだろう か。最近、特に増加したと感じるのはノハラツメクサであり、豊川市、蒲郡市、幸田町などでも、畑一面に白い花を咲かせているのをときどき目にするように なった。
2010年8月17日 ナツノタムラソウ、ミズシダゴケ追加
 野草種1632種、シダ類152種、コケ類161種
訂正 サワゴケ
 今、オオキツネノカミソリの花が満開だと、テレビニュースで放映されていたので、その近くにコウヤノマンネングサを久しぶりに見に行ってみた。長い時間探したが、見当たらなかった。かわりに、サワゴケ、ミズシダゴケなどのコケがあった。花はアキノタムラソウがたくさん咲いていた。花に触って、粘るのを確かめるうち、その中にナツノタムラソウがあるのに気がついた。初めて見ることができ感激した。  ホームページをfirefoxでもレイアウト異常がないようほぼ修正した。i-padのsafariで見たところ、写真が回転してしまう異常があり、これも修正した。これで、完全だろうか。
2010年5月19日 ニセヤハズゴケ、ツクシウロコゴケ、ミヤマサナダゴケ、ヌマハリガネゴケ追加
 野草種1631種、シダ類152種、コケ類160種
訂正 アラハシラガゴケ、ユミゴケ
2010年5月13日 アオハイゴケ、コモチイトゴケ、ナガハシゴケ、コバノエゾシノブゴケ、ヒツジゴケ、ツボゴケ、ミドリツヤゴケ、ケヒツジゴケ、ホソバギボウシゴケ、ホソミツヤゴケ、カマサワゴケ、クシノハゴケ、ヤリノホゴケ、オオハリガネゴケ、トサカホウオウゴケ、ユミダイゴケ、ヤマトフデゴケ、コカヤゴケ、アツバチョウチンゴケ、ミチノクイチイゴケ追加
 野草種1631種、シダ類152種、コケ類157種
訂正 コスギゴケ、ギンゴケ、ナメリチョウチンゴケ、ジンガサゴケ、ハイゴケ、ヒロハツヤゴケ、トサホラゴケモドキ、ツチノウエノコゴケ、ハリガネゴケ、チヂミバコブゴケ、フデゴケ、キンシゴケ、ハマキゴケ、アカイチイゴケ、ヤノネゴケ、コメバキヌゴケ、ノミノハニワゴケ、トヤマシノブゴケ、オオシノブゴケ、ヤノウエノアカゴケ、サヤゴケ、ミノゴケ、ヒロクチゴケ、コツリガネゴケ、コツボゴケ、ケヘチマゴケ、タマゴケ、ナガバチヂレゴケ、アラハヒツジゴケ、ネジクチゴケ削除、ツルチョウチンゴケ、ハネヒツジゴケ、ヒメシノブゴケ削除、ホソバオキナゴケ、オオサナダゴケモドキ、ムチゴケ、コムチゴケ
 5月も半ばになり、日差しも強くなってきた。コバノミツバツツジも花がほとんど終わって、木々の若葉の緑が濃くなり、見られる草花の種類も多い。タマゴケの新緑の初々しさも失せ、残っている凾フ玉も茶色に変わってしまった。豊田市内の山中の道端に小さな湿地があり、ヤリノホゴケの小群落があるのを見つけた。葦の芽の間から出ている枝先が槍の穂先のように見える。葉を一枚、顕微鏡で観察すると、植物の尖った様子と違い、円形の丸い葉であり、茎に丸い葉が重なってついているのが興味深い。このような小さな湿地もいずれは消え、このコケも見られなくなってしまう運命にあるかと思うと少し寂しい。
2010年3月5日 ウスゲコバノイシカグマ、ハリノホ、ツクシナギゴケ追加
 野草種1631種、シダ類152種、苔類139種
訂正 ナガサキホウオウゴケ、ホウオウゴケ、ヒョウタンゴケ、ウロコゴケ、オオウロコゴケ、コバノカナワラビ、ミゾイチゴツナギ、ヘラハネジレゴケ、ヒナノハイゴケ、ナミガタタチゴケ、オオバチョウチンゴケ
最近の状況
 3月になり、暖かさも感じられるようになった。春の花が咲き始め、植物観察を再開した。野に出ると、まだ、寒い。蘚苔類は冬の間も、元気なものも多く、陽だまりに凾つけているコケがいくつか見られた。ヘラハネジレゴケが石垣につき、金色に輝いていた。ヘラハネジレゴケはキンシゴケに少しだけ似て、凾糺剳ソが金色から赤色になり美しい。キンシゴケほどではないが、剳ソが長い。少しだけ持ち帰り、葉の顕微鏡写真を撮った。まだ、プレパラートがうまく扱えない。葉の断面の撮影に挑戦したが、うまくいかなかった。
2010年2月19日 ヌリワラビ、イワデンダ、エンシュウベニシダ、テリハヤブソテツ、タマシダ、ヒメコケシノブ、ミヤマノコギリシダ追加
 野草種1630種、シダ類151種、コケ類138種
訂正 トウゲシバをヒロハノトウゲシバと訂正、ヌカイタチシダモドキ削除、ホソバナライシダ削除、ヒメクラマゴケ削除
2010年2月7日 イノデモドキ、キノクニベニシダ、ハカタシダ、ヒカゲワラビ、トキワトラノオ、ナンゴクナライシダ、ナチシケシダ、イワトラノオ、アオチャセンシダ、ハルザキヤマガラシ追加
 野草種1630種、シダ類147種、コケ類138種
訂正 カラスムギ、コクサギ
2010年1月14日 ミヤコザサ、ミカワザサ、オグルマ、コゴメヤナギ、スズタケ、コミネカエデ、ダイモンジソウ、クロモ、イヌコリヤナギ、ホソエカエデ追加
 野草種1629種、シダ類138種、コケ類138種
訂正 アレチヌスビトハギ、ヌスビトハギ、ミズオオバコ、シシウド、ノダケ
2010年1月1日 アシタバ、ツルネコノメソウ、ゼニアオイ、モウソウチク追加
 野草種1619種、シダ類138種、コケ類138種
訂正 ハマウド、タチネコノメソウ削除、コオニタビラコ、ヤブタビラコ
最近の状況
 年も明けようという頃、アシタバの花が咲いていた。ほとんどの株は実をつけていたが、2本だけ花が残っていた。普通、アシタバの開花は10月頃までだ。アシタバを蒲郡市内では見たことがなかったが、西浦の海岸道の竹薮の隣に10本ほど生えていた。自生のものかどうかは定かでははないが、海岸に近く、民家からは離れている。近くにハマウドもたくさんあった。この時期、ハマウドは若葉だけになっており、光沢のある葉が美しい。日当たりのよいところに生えるハマウドの葉はアシタバと見間違えることはないが、日影に生える間延びした葉はアシタバに少し似ている。早速、アシタバとハマウドの識別方法を試してみた。アシタバとハマウドの葉を1枚ずつ切り取り、切り口から出る汁の色を観察した。アシタバは鮮やかな黄色で、ハマウドはやや黄色を帯びた白色だった。
2009年12月26日 ビロードクサフジ、ダイズ、トウネズミモチ、サザンカ、ヒャクニチソウ、マダケ、メダケ、ネザサ、フトヒルムシロ追加
 野草種1616種、シダ類138種、コケ類138種
訂正 チョウジタデ、シナダレスズメガヤ、シデコブシ、セイタカアワダチソウ、オオアワダチソウ、ヤエムグラ、コシロノセンダングサ(シロノセンダングサを訂正)、オオバナノセンダングサ(タチアワユキセンダングサを訂正)、コセンダングサ、スイセン、ネズミモチ、オオバイボタ、クサネム、オニノゲシ、ノゲシ、メガルカヤ、オガルカヤ、ツルナ
最近の状況
 寒さも厳しくなり、いよいよ花が少ない季節になった。枯れた水田の傍らで、白く目立つ花があり、フヨウカタバミの白花だった。カタバミ、イモカタバミ、オオキバナカタバミなどの花が12月末になっても陽だまりに残っており、カタバミ類は寒さに強いようだ。冬でも園芸種はシクラメン、パンジー、シンビジウムなど花が多いが、自然の中で咲く花は少ない。12月に花が咲くものをあげてみる。スイセン、サザンカ、ヤツデなど思い当たる花は少ないが、近くの野に出てみると、その他に、普通は春の花とされているものなどが少しは見られる。特に多いのはナズナ、ノボロギク、オオイヌノフグリ、キレハヒメオドリコソウ、ホトケノザ、コセンダングサ、ツルソバ、ヒメツルソバであった。
2009年12月13日 セリモドキ、オオムギ、コヌカグサ、メアオスゲ追加
 野草種1607種、シダ類138種、コケ類138種
訂正 ニセイブキゼリ削除(セリモドキに訂正)、トキワツユクサ、ヒメコバンソウ、サワギク、ヒレタゴボウ、ヒゴクサ削除、ヒロハノアマナ、アマナ
2009年11月30日 キバナコスモス、ニシキハギ、ミヤギノハギ、ヒメアブラススキ、フヨウカタバミ追加
 野草種1605種、シダ類138種、コケ類138種
訂正 ヤマハギ、マルバハギ、ハナイバナ、スズカアザミ、ワレモコウ、キュウリグサ、カラスムギ、マカラスムギ、コメナモミ、メナモミ、ヒナギキョウ、オモダカ、ヘラオモダカ、ヒロハウシノケグサ、オニウシノケグサ、アブラススキ、ナギナタガヤ、キツネアザミ、マルバネコノメ削除、シロバナショウジョウバカマ削除、ナガハグサ削除
最近の状況
 冬になって気温が15度以下になり、枯れ草が多くなってきた頃、緑が鮮やかなヒメアブラススキが目にとまった。紫がかった縁とのコントラストが美しい。この緑も長く続かず、2週間後には緑の鮮やかさが消えてしまった。ヒメアブラススキはまだ花が開いていなかったが、花が開くと黄色の葯が風に揺れるようになる。実が熟すのはさらに寒くなってからのようだ。
 この近くにはアブラススキもあり、アブラススキの熟した小穂と比べて見ると、ヒメアブラススキとアブラススキは小穂のつき方がかなり違う。
2009年10月31日 ホシナシヒヨドリバナ、シロバナコンギク、フウリンユキアサガオ追加
 野草種1603種、シダ類138種、苔類138種
訂正 クルマバザクロソウ、ザクロソウ、ハナカタバミ、アオコウガイゼキショウ、ヌマガヤ、ノコンギク、チカラシバ、アシボソ、ヒメアシボソ、イソホウキギ、キヅタ、ツユクサ、ハッカ、エノコログサ、アキノエノコログサ、コツブキンエノコロ、ムラサキエノコロ、キンエノコロ、ヌマダイコン
 最近の状況
 秋も深まり、里山の樹々も色づき始め、稲穂も黄金色に垂れる季節となった。エノコログサも茶色のものが多くなったが、キンエノコロは輝きを増して、風と戯れている。キンエノコロと思っていた草の近くをよく見ると小さな花穂のものが混ざっている。道端でよく目にするのはキンエノコロデでなく、コツブキンエノコロではないかと気づいた。コツブキンエノコロは花穂が小さいものといっている図鑑があるが、大きくなるというものもある。エノコロ属の小穂(しょうすい)をいろいろ集め、比べて見て、コツブキンエノコロに違いがなかったことが理解できた。イネ科の植物はやっぱり小穂を見ないと駄目だ。
2009年10月18日 ヒメヒオウギズイセン、カクトラノオ、アオゲイトウ、ケカタバミ、タチカタバミ、ムラサキアオゲイトウ、オランダハッカ追加
 野草種1600種、シダ類138種、コケ類138種
訂正 アオウキクサ、コバンソウ、ウスユキソウ、アカザ、ヒヨドリバナ、コシロネ、ハイチゴザサ、ネズミノオ、ヌカキビ、クサネム、オオオナモミ、イガオナモミ、エゾミソハギ、センニンソウ、カタバミ、オッタチカタバミ、ナギナタコウジュ、アキノキリンソウ、ナツフジ、ナヨクサフジ、コブナグサ、ササガヤ、イヌコウジュ、ヒメジソ、ホトケノザ、オオクサキビ
 観察情報
10月を過ぎ、カタバミの種子を数か所で採って、顕微鏡で観察をしたところ、地を這うようなカタバミの種子だけを採ったはずなのに、オッタチカタバミの種子が混ざっていた。これまで、オッタチカタバミは草丈の高いものだけと思っていたが、そうとは限らないことを知らされた。これを機会に、カタバミ属のカタバミ、タチカタバミ、アカカタバミ、ケカタバミ、オッタチカタバミの5種を改めて観察し直した。オッタチカタバミとカタバミを区別するのは、ルーペを使って種子を見れば簡単だが、種子が熟していないとなかなか難しい場合もある。
2009年9月27日 テンニンソウ、アレチニシキソウ、アレチウリ、オオネズミガヤ、ネズミガヤ、ハリビユ、クマヤナギ、ケトダシバ追加
 野草種1594種、シダ類138種、苔類138種
訂正 オオニシキソウ、コニシキソウ、ニシキソウ、ハイニシキソウ、カラムシ、ナンバンカラムシ、タカサブロウをモトタカサブロウへ修正、アメリカタカサブロウ、ハネガヤ削除、アオゲイトウ削除、タニソバ、シマスズメノヒエ、ハイヌメリ、ノガリヤス、ギョウギシバ、カラスノゴマ、メドハギ、ムラサキネズミノオ、コヌカグサ削除
 観察情報
7月に初めに吉良町で藪にアレチウリがはびこるように葉を広げているのを見かけた。図鑑の開花期は7月から9月となっているため、毎週のように花を見に通ったが、なかなか蕾さえつけない。もう咲かないのかと思いはじめた9月2日に、突然のように開花を見ることができた。その後、次第に花の数も増し、葉が一部枯れて少なくなり、葉に隠れていた雌花もいくつか見えるようになった。9月26日には刺のある果実が多数、見られ、刺にさされながら中の種子を見てみると白い種子ができていた。7月、8月の頃のように葉に勢いは感じられなくなったが、花や果実の数は多く、嫌われ者の害草の強さに感心させられる。
2009年9月1日 シロバナアキノタムラソウ、マツカサコウガイゼキショウ、ホタルサイコ、カワラサイコ、キバナアキギリ、ハナイカリ、ミヤママタタビ追加
 野草種1589種、シダ類138種、苔類138種
訂正 アラゲハンゴンソウ、コバンソウ、メヤブマオ、オオハンゴンソウ、ミズユキノシタ、クサフジ、ツルフジバカマ、エゾカワラナデシコ、キオン、シャジクソウ、ホソアオゲイトウ、メアゼテンツキ、オオブタクサ、ナギナタコウジュ
2009年8月16日 タマスダレ、サクラオグルマ、シロバナツリガネニンジン追加
 野草種1583種、シダ類138種、苔類138種
訂正 ヤマニガナ、クサヨシ、ハンゲショウ、クサイ、ニワホコリ、ヤマアジサイ、アメリカスズメノヒエ、タチスズメノヒエ、シマスズメノヒエ、キショウブ、アキノタムラソウ、ツリガネニンジン、オシロイバナ
サクラオグルマを見つけた。最初はカセンソウかオグルマではないかと思ったが、葉が細くホソバオグルマに近いものだ。調査したところ、オグルマとホソバオグルマの自然交雑種と考えられているサクラオグルマだろうということがわかった。ホソバオグルマもサクラオグルマも愛知県内では今まで、確認の報告がないものである。発見してから1週間後に草刈りで刈り取られてしまったので、残念だが、来年にならないと再確認できない。
2009年8月6日 ヒメタイヌビエ追加
 野草種1580種、シダ類138種、苔類138種
訂正 ヒメイヌビエ
イヌビエ、ヒメイヌビエ、タイヌビエ、ヒメタイヌビエの4種を調査した。4種ともあったが、タイヌビエ、ヒメタイヌビエはどちらも紫色を帯びており、図鑑の記述とは一致しなかった。タイヌビエ、ヒメタイヌビエは実が密につくことが多く、熟すと紫色を帯びる。
2009年8月4日 ハナウド、ヒメイワダレソウ、サフランモドキ、アワゴケ追加
 野草種1579種、シダ類138種、苔類138種
訂正 マツバゼリ、ボウムギ、ソクズ、ボタンヅル、ヤマザクラ、イヌビワ 、イヌビユ、ホナガイヌビユ、ミズハコベ
2009年7月26日 ヒメイヌビエ、タイヌビエ、タマコウガイゼキショウ追加
 野草種1575種、シダ類138種、苔類138種
訂正 ヒメチドメ、オオバチドメ、イヌビエ、ケイヌビエ、キンゴジカ、メヒシバ、コメヒシバ
観察情報
蒲郡市大塚町でシュッコン(宿根)バーベナが草地に群生していた。民家近くの道端に咲いているのを見かけることはよくあるが、群生は珍しい。クマツヅラ属の帰化種は他にヤナギハナガサ、ダキバアレチハナガサ、アレチハナガサが知られている。このうちダキバアレチハナガサは、最近まで、他に混同されていたものである。蒲郡市付近を調査してみたところ、シュッコンバーベナも含めて4種すべてがところどころで見かけられ、どれが多いとも言えない状況であった。  
2009年7月20日 ワタゲハナグルマ、カミツレ、シャシャンボ、ホソバツルノゲイトウ追加
 野草種1572種、シダ類138種、苔類138種
訂正 エノキ、カラスウリ、ヤマハギ、チドメグサ 
2009年7月15日 シュッコンバーベナ追加
 野草種1568種、シダ類138種、苔類138種
訂正 キカラスウリ、ノブドウ、ノチドメ、トキワススキ、アカメガシワ、カワラナデシコ
観察情報
蒲郡市大塚町でシュッコン(宿根)バーベナが草地に群生していた。民家近くの道端に咲いているのを見かけることはよくあるが、群生は珍しい。クマツヅラ属の帰化種は他にヤナギハナガサ、ダキバアレチハナガサ、アレチハナガサが知られている。このうちダキバアレチハナガサは、最近まで、他に混同されていたものである。蒲郡市付近を調査してみたところ、シュッコンバーベナも含めて4種すべてがところどころで見かけられ、どれが多いとも言えない状況であった。
2009年7月5日 ナガバジャノヒゲ、ウイキョウ追加
 野草種1567種、シダ類138種、苔類138種
訂正 マルバハッカ、ハキダメギク、ヘラオオバコ、ジャノヒゲ、アメリカオニアザミ、ムラサキニガナ
2009年6月24日 ダキバアレチハナガサ、ハタケニラ追加
 野草種1565種、シダ類138種、苔類138種
訂正 ニガナ、ミノゴメ、ミチヤナギ、ハルタデ、ヤナギハナガサ、アレチハナガサ、オオバコ、ノイバラ、テリハノイバラ、ミヤコイバラ
最近の情報
豊川市内で6月初め頃、ノバラが満開だった。葉に光沢がありテリハノイバラかと思ったが、ミヤコイバラであった。ノバラはどの種も遠目からは同じように見える。豊川市内にはオオフジイバラ(別名 ヤマテリハノイバラ)もあるようである。実が赤くなる秋にまた訪れてみたい。
2009年6月12日 ハナヌカススキ、ホオズキ追加
 野草種1563種、シダ類138種、苔類138種
訂正 ムシトリナデシコ、ヤグルマギク、イモカタバミ、ムラサキカタバミ、ヌカススキ、アレチギシギシ、コモチマンネングサ、ヨツバムグラ
2009年5月29日 オオキンケイギク、ヒメツルソバ追加
 野草種1561種、シダ類138種、苔類138種
訂正 タチチチコグサ、チチコグサモドキ、チチコグサ、ツボミオオバコ、ギシギシ、ナガバギシギシ
2009年5月9日 ヒメブタナ、アミガサユリ、トウノウネコノメ、ベニバナツメクサ追加
 野草種1559種、シダ類138種、苔類138種
訂正 ムスカリ
2009年4月2日 ホームページ移設完了
 新アドレス http://www.mikawanoyasou.org/index.htm
2009年2月20日 サーバーの変更でホームページ移設開始。内容も変更。
 新アドレス http://www.mikawanoyasou.org/index.htm
2008年12月27日 ナガバオモダカ、オオフトイ、オオモミジ、カンエンガヤツリ、オオバノヤエムグラ、シロバナコシオガマ、ミヤマアシボソスゲ、ウラジロハナヒリノキ、ナワシログミ、ナナカマド、タラノキ、ヌルデ、ウラジロガシ、ミヤマガマズミ追加。野草種1555種、シダ類138種、苔類138種
訂正 ノダケ、ヒメホタルイ削除、ノテンツキ削除、コゴメギク削除、ササクサ、シラネセンキュウ、シロモジ、コナラ、ツリフネソウ、ツルリンドウ、フラサバソウ、サンカクイ、コシオガマ、カシワバハグマ、ハルジオン、ツルマンネングサ、トキンソウ、オニガヤツリ、ニラ、オオバヤシャブシ、トボシガラ、メリケンカルカヤ、メガルカヤ、アシ、アキノエノコロログサ
2008年12月5日 ネズミモチ、アフリカハマユウ(インドハマユウ)、ネズミホソムギ、アオカモジグサ、オカタイトゴメ、ヒメドコロ、タチドコロ、タチギボウシ、クマシデ、ミヤマドジョウツナギ、ダケスゲ、ミヤマクロスゲ、キンチャクスゲ、ヒメカワズスゲ、シラネニンジン、ハクサンボウフウ、エンレイソウ、タイワンカモノハシ、イソノキ、イヌザンショウ、コチヂミザサ、ホソバアカザ、イタヤカエデ、ナツグミ、コハウチワカエデ、コボタンヅル、コバノカモメヅル、ミコシギク、フカギレオオモミジ追加。野草種1545種、シダ類138種、苔類138種
訂正 ヤマグワ、コキンレイカ、コゴメウツギ、ネズミムギ、タニタデ、ハマオモト、シャク、シソクサ、ミヤマシラスゲ、ハマエンドウ、スノーフレーク、セイヨウジュウニヒトエ、オオアラセイトウ、タイトゴメ削除、オカヒジキ、ヤマブキショウマ、ミヤマアカバナ、メヤブマオ、タテヤマウツボグサ、カモノハシ削除、チヂミザサ削除、ツルウメモドキ、トウカエデ、オオフユイチゴ、ガンクビソウ、カサスゲ、シロバナマンテマ、コバノミツバツツジ、ヤマノイモ、コカモメヅル削除、コバノミミナグサ、オオダイコンソウ、コショウハッカ、ハマコウゾリナ、エビスグサ、コウガイゼキショウ、オオイタドリ、チョウセンキンミズヒキ
2008年11月13日 テリハノブドウ、コジキイチゴ、イヌブナ、モンゴリナラ、ミズナラ、ヒトツバテンナンショウ、ヒロハスズメノトウガラシ、エダウチスズメノトウガラシ追加。野草種1520種、シダ類138種、苔類138種
訂正 ジャケツイバラ、キキョウ、ノブドウ、ミシマサイコ、アオミズ、チガヤ、スイバ、スベリヒユ、スズメノカタビラ、ハマボッス、ノチドメ、トウバナ、ノゲシ、キケマン、ミヤコグサ、ハマゴウ、ハマエノコロ、オオエノコログサ、コゴメバオトギリ、コウホネ、ウスベニチチコグサ、マムシグサ類、ウラジロチチコグサ、ムシトリナデシコ、コウキヤガラ、トキソウ、タニギキョウ、マルバルコウ、コモチマンネングサ、ハリエンジュ、シロバナタンポポ、ムサシアブミ、ノギラン、ノゲイヌムギ、セキショウ、セイヨウオオバコ、セイヨウタンポポ、イワアカバナ、ギンラン、アキチョウジ、ヌカボシソウ、セントウソウ、ミズギク、フクジュソウ、ウチョウラン、ハマナデシコ、アサマフウロ、タチフウロ、ハクサンフウロ、ヒメミソハギ、アオゲイトウ、クガイソウ、ハクサンシャジン、カラマツソウ、オオヤマハコベ、ササガヤ、ナルコユリ、ハマボウフウ、オニシバ、イブキフウロ、ミヤマコゴメグサ、ヤマトウバナ、ヒレハリソウ、ヒメミヤマスミレ、サギゴケ、ニガクサ、カラタチバナ、カキツバタ、バイカウツギ、ノビネチドリ、ヒメゴウソ、ユキノシタ、ヒナマツヨイグサ、サンショウソウ、クサイ、ツルアリドオシ、ツルニガクサ、ヤブカンゾウ、ヤマトウバナ、ヤナギラン、リンドウ、コバギボウシ、オオバギボウシ、ケブカツルカコソウ、ムラサキツユクサ、キンバイソウ、メキシコマンネングサ、キバナノレンリソウ、マツモトセンノウ、コウリンカ、キオン、マルバダケブキ、ノコギリソウ、ヤマノコギリソウ、アレチマツヨイグサ、スズメノトウガラシ削除
2008年10月20日 アメリカアサガオ、マルバアメリカアサガオ、キクバエビヅル、ニッケイ、サンショウ、タチシオデ追加。野草種1513種、シダ類138種、苔類138種
訂正 セイコノヨシ、コガネネコノメソウ、クズ、マルバアサガオ、タニウツギ、シャクチリソバ、マメグンバイナズナ、マツカゼソウ、マツムシソウ、フウセンカズラ、フウセントウワタ、ヒメマツバボタン、ノハナショウブ、ビロードモウズイカ、カタバミ、メハジキ、オニノゲシ、マツヨイセンノウ、ミナトマツヨイグサ、マツヨイグサ、アカバナ、アカカタバミ、コウボウシバ、ツクバネウツギ、セキヤノアキチョウジ、ウワバミソウ、セイヨウノコギリソウ、ヒメジョオン、サナエタデ、スズメウリ、アブラナ、アリドオシ、クサノオウ、クリンソウ、ハマサオトメカズラ、クロミノニシゴリ、キカラスウリ、ヨシノアザミ、ヨツバシオガマ、ヤマハタザオ、ショウジョウソウ、セリ、シオデ、ホソバタチシオデ、シコクアザミ、オオバタネツケバナ、キツネノカミソリ、ヒメキンミズヒキ
2008年9月29日 追加。野草種1507種、シダ類138種、苔類138種
訂正 キクアザミ、ギンヨウアカシア、エンシュウハグマ、タヌキマメ、イノコズチ、ヒナタイノコズチ、キンゴジカ、アメリカキンゴジカ、シャガ、サワオトギリ、サワシロギク、セイバンモロコシ、ハルガヤ、ギンリョウソウ
2008年9月4日 追加。野草種1507種、シダ類138種、苔類138種
訂正 ヒルムシロ、ハスノハカズラ、ヒツジグサ、イヌクグ、イヌゴマ、クララ 
2008年8月21日 タブノキ、クロバイ追加。野草種1507種、シダ類138種、苔類138種
訂正 ダンコウバイ、ヤブジラミ、キキョウソウ、ハルシャギク、ユウゲショウ、ヤブマオ、ヒメヤブラン、ツリバナ、ウメバチソウ、ハエドクソウ、カザグルマ、イボクサ、イヌショウマ、ミズ、ヤマミズ、ヤマブドウ、チゴザサ、ドクゼリ、カワチブシ、カンスゲ、コカンスゲ、ヒメカンスゲ、ミヤマハコベ、ワタムキアザミ、サワトウガラシ、サギスゲ、マルバコンロンソウ、ウツボグサ、ウシタキソウ、ウラジロチチコグサ
2007年12月2日 イガクサ、ウンヌケ追加。野草種1505種、シダ類138種、苔類138種
2007年11月26日 アラカシ、アカガシ等追加。野草種1503種、シダ類138種、苔類138種
2007年11月25日 コバノセンダングサ、トキリマメ、トダシバ、イヌノヒゲ、シロバナヤマハッカ、ウバメガシ、シロバナタマムラサキ、ノガリヤス等追加。野草種1501種、シダ類138種、苔類138種
2007年10月8日 オオイヌホオズキ、テリミノイヌホオズキ、カワラケツメイ、ベニバナマメアサガオ、オオツヅラフジ等追加。センナリホオズキをヒロハフウリンホオズキに訂正、イヌホオズキ、アメリカイヌホオズキ等更新、野草種1493種、シダ類138種、苔類138種
2007年9月16日 ホソバイヌビワ、オンタデ、タカネスイバ追加。コアゼガヤツリ、アカネ、イチビ等更新、野草種1488種、シダ類138種、苔類138種
2007年9月9日 ヒメアメリカアゼナ、マネキグサ追加。オニドコロ、ケカモノハシ、シシウド、オトコエシ等更新、野草種1485種、シダ類138種、苔類138種
2007年9月4日 カエデドコロ、ハリイ追加。ホタルイ、マツバイ、ハンゴンソウ、ビロードテンツキ更新、野草種1483種、シダ類138種、苔類138種
2007年9月2日 ヒメヒラテンツキ、イトハナビテンツキ、クロテンツキ、オオアゼテンツキ、トキリマメ追加。チダケサシ、タンキリマメ更新、野草種1481種、シダ類138種、苔類138種
2007年8月25日 オヤマソバ、ハクサンタイゲキ、オオコメツツジ追加。キバナカワラマツバ、イソヤマテンツキ更新、野草種1476種、シダ類138種、苔類138種
2007年8月12日 カニコウモリ、ホソミキンガヤツリ、タニガワスゲ、カワズスゲ追加。イブキトラノオ、シモツケソウ更新、野草種1473種、シダ類138種、苔類138種
2007年8月11日 オガラバナ、オオカサスゲ、マルミノヤマゴボウ、ウラハグサ、フサザクラ、ハコネシダ追加。ヨウシュヤマゴボウ、キリンソウ更新、野草種1469種、シダ類138種、苔類138種
2007年8月4日 ヤグルマソウ、オニシオガマ、オニシモツケ、タチヒメクグ、ホツツジ追加。クルマユリ、ミヤマホツツジ更新、野草種1464種、シダ類137種、苔類138種
2007年8月2日 オオバミゾホオズキ、ミソガワソウ、ズダヤクシュ、ウラジロタデ追加。アカモノ、ヒオウギアヤメ更新、野草種1459種、シダ類137種、苔類138種
2007年7月29日 テングクワガタ、ベニバナイチゴ、ワタスゲ、タテヤマリンドウ、イワイチョウ、オオバタケシマラン、キヌガサソウ、ツマトリソウ、ギョウジャニンニク、オオレイジンソウ追加。野草種1455種、シダ類137種、苔類138種
2007年7月24日 ゴウシュウアリタソウ、アイダクグ追加。マスクサ、アカザ更新。野草種1445種、シダ類137種、苔類138種
2007年7月11日 シナガワハギ、キソキバナアキギリ追加。ツチアケビ、カラスビシャク、クモキリソウ更新。野草種1443種、シダ類137種、苔類138種
2007年6月29日 オオハリイ追加。キンラン更新。野草種1441種、シダ類137種、苔類138種
2007年6月24日 ジュズスゲ、オタルスゲ、タチスゲ追加。オニスゲ、ゴウソ更新。野草種1440種、シダ類137種、苔類138種
2007年6月16日 ウサギアオイ、ヒョウタンゴケ追加。ヨツバムグラ更新。野草種1437種、シダ類137種、苔類138種
2007年6月10日 ヌカススキ、ナツハゼ、ジカバチソウ、ヒメミクリ、カキノハグサ追加。マンテマ、イヨカズラ更新。野草種1436種、シダ類137種、苔類137種
2007年5月27日 ムシカリ、コアツモリソウ追加。野草種1431種、シダ類137種、苔類137種
2007年5月20日 サギスゲ、ナツノハナワラビ追加。野草種1429種、シダ類137種、苔類137種
2007年5月19日 ヒカゲツツジ、トウゴクミツバツツジ、レンゲツツジ、ハナニガナ追加。スズメノテッポウ、セトガヤ、ヘビイチゴ、ヤブヘビイチゴ等更新修正 野草種1428種、シダ類136種、苔類137種
2007年5月12日 シロバナエンレイソウ、トウゴクサバノオ、ハシリドコロ追加。タチカメバソウ、ワチガイソウ、アケビ等更新修正 野草種1424種、シダ類136種、苔類137種
2007年5月2日 ヒメバライチゴ、ヒメウツギ、ホソバシャクナゲ、タチキランソウ(桃色花)追加。ヒメスミレ、タチキランソウ、ツクバキンモンソウ、ニシキゴロモ等修正 野草種1421種、シダ類136種、苔類137種
2007年4月29日 ミョウジンスミレ追加。シロガネスミレ削除、フデリンドウ、マキノスミレ等修正 野草種1418種、シダ類136種、苔類137種
2007年4月22日 イヌコモチナデシコ追加。スミレ、ノジスミレ修正 野草種1418種、シダ類136種、苔類137種
2007年4月15日 ノヂシャ、センボンヤリ、ナガバノスミレサイシン、オサシダ追加。野草種1417種、シダ類136種、苔類137種
2007年1月15日 タマツリスゲ、トダスゲ誤りのため削除。野草種1414種、シダ類135種、苔類137種
2006年11月26日 ナルトサワギク、ヤノネボンテンカ、ミモチスギナを追加。野草種1416種、シダ類135種、苔類137種
2006年11月19日 アイノコセンダングサ、トゲバヒシャクゴケ、ヒメクジャクゴケ、サイコクヌカボを追加。野草種1414種、シダ類134種、苔類137種
2006年11月5日 ノハラツメクサ、タチスズメノヒエ、ウチワダイモンジソウ、ジンジソウ、キチジョウソウを追加。野草種1412種、シダ類134種、苔類135種
2006年11月1日 ウンヌケモドキ、ハマコンギク、ハチジョウススキを追加。野草種1407種、シダ類134種、苔類135種
2006年10月28日 ミツカドシカクイ、オオハルタデ、ナガバノウナギツカミ、イヌセンブリを追加。タデ科修正。野草種1404種、シダ類134種、苔類135種
2006年10月7日 アイアシ、サケバヒヨドリ、フクド等を追加。野草種1400種、シダ類134種、苔類135種
2006年9月24日 ミゾハコベ、スズメノハコベ、オオフタバムグラ等を追加。ミズマツバ、シオガマギク等修正。野草種1381種、シダ類134種、苔類135種
2006年9月17日 コフウロ、キンゴジカ、フクオウソウ等を追加。ビッチュウフウロ、ヒメナミキ等修正。野草種1376種、シダ類134種、苔類135種
2006年9月10日 シバナ、イセウキヤガラ、イソホウキギ、クマツヅラ等を追加。野草種1372種、シダ類134種、苔類135種
2006年9月3日 ナガエミクリ、オオヒキヨモギ、ミズトンボ、シュウブンソウを追加。野草種1366種、シダ類134種、苔類135種
2006年8月27日 ヒメヨモギを追加。ハマアカザ、ホソバハマアカザ修正。野草種1362種、シダ類134種、苔類135種
2006年8月22日 ハマサジ、トウオオバコ、トチカガミ等を追加。ナツノタムラソウをシマジタムラソウに訂正。野草種1361種、シダ類134種、苔類135種
2006年7月22日 アメリカオニアザミ、ヤマアワ、マコモ、ヒナノシャクジョウ、タイワンハチジョウナを追加。野草種1356種、シダ類134種、苔類135種
2006年7月15日 アメリカスズメノヒエ、ヒツジグサ、サンカクヅル、シマジタムラソウ、ヒヨクソウ等を追加。野草種1351種、シダ類134種、苔類135種
タツナミソウ属を修正、カイタカラコウは誤認のため削除
2006年7月2日 セイヨウヒルガオ、コメツブウマゴヤシ、ミズハコベ、タニヘゴを追加。野草種1346種、シダ類134種、苔類135種
2006年6月25日 マツナ、ハママツナ、ハチジョウイチゴ、ホルトノキ、シオクグ、カワラマツバ等を追加。野草種1343種、シダ類133種、苔類135種
2006年6月19日 エゾスズシロモドキ等を追加。野草種1337種、シダ類133種、苔類135種
2006年6月17日 シラキ、アワブキ、ムクノキ、イガタツナミ、ミヤコイバラ、モリイバラ、ヒメシャラを追加。野草種1335種、シダ類133種、苔類135種
2006年6月11日 サクラバハンノキ、ハンノキ、コギシギシを追加。野草種1328種、シダ類133種、苔類135種
2006年6月4日 タンナサワフタギ、ハゼノキ、ニワウルシ、サルナシ、アオハダを追加。野草種1325種、シダ類133種、苔類135種
2006年5月21日 シロダモ、カゴノキ、ハタザオを追加。野草種1320種、シダ類133種、苔類135種
2006年5月15日 イチヨウラン、エンコウソウ、ヒメヘビイチゴを追加。野草種1317種、シダ類133種、苔類135種
2006年5月13日 ヒイラギナンテン、オオアマナを追加。キランソウ、カワヂシャ等を更新。野草種1314種、シダ類133種、苔類135種
2006年5月10日 フイリフモトスミレ、シラユキスミレを追加。スズメノヤリ等を更新。野草種1312種、シダ類133種、苔類135種
2006年4月30日 カジイチゴ、ツヤスミレを追加。ヒメウズ等を更新。野草種1310種、シダ類133種、苔類135種
2006年4月29日 オオマツバウンラン、イトツメクサ等を追加。タチツボスミレ等を修正。野草種1308種、シダ類133種、苔類135種
2006年4月22日 カナクギノキを追加、ムラサキケマンを更新。野草種1305種、シダ類133種、苔類135種
2006年4月16日 アカネスミレ、コクサギ、モモイロキランソウ、イヌコハコベを追加、ミカワチャルメルソウを修正
2006年4月 2日 ウスベニツメクサ、ウシオハナツメクサ、ウシオツメクサを訂正。クモノスシダ、アズマツメクサ、コウヤミズキを追加
2006年2月 26日 ミスミソウ追加
2006年2月 5日 ホームページをCSS使用の標準モードに修正。
2005年12月 5日 ケンポナシ、コアブラツツジ追加
2005年11月27日 カラタチバナ、イヌツゲ、アズキナシ、コシアブラ、タカノツメ、ヘビノネコザなど追加し、野草種1295種、シダ類132種、苔類130種
2005年11月20日 マルバノキ追加
2005年10月23日 モミジバヒメオドリコソウ、マシカクイなど追加、ヒメジソ、イヌコウジュ、タカサブロウなど修正し、野草種1285種、シダ類131種、苔類130種
2005年10月15日 イワショウブ、シモバシラなど追加し、野草種1283種、シダ類131種、苔類130種
2005年10月13日 シャジクモ、ホソバアキノノゲシ、ルコウソウなど追加し、野草種1280種、シダ類131種、苔類130種
2005年 9月27日 クログワイ、ケアリタソウ、オギノツメ、ホウキギクなど追加し、野草種1275種、シダ類131種、苔類130種
2005年 9月24日 アイナエ、シソクサ、アブノメ、タケトアゼナなど追加し、野草種1270種、シダ類131種、苔類130種
2005年 9月19日 ヒメビシ、カラスノゴマ、マルバヤハズソウ、クルマバハグマなど追加し、野草種1265種、シダ類131種、苔類130種
2005年 9月13日 ハマナタマメ、ハマネナシカズラ、ハマサオトメカズラなど追加、ハマエノコロ訂正。野草種1260種、シダ類131種、苔類130種
2005年 9月11日 ミズマツバ、ミズオオバコ、ホソバシュロソウ、メガルカヤ、サワトウガラシなど追加し、野草種1255種、シダ類131種、苔類130種
2005年 9月3日 ミカワマツムシソウ、ミズタマソウ、フサジュンサイ、オオカナダモ、ヤマニガナ、アオウキクサなど追加し、野草種1250種、シダ類131種、苔類130種
2005年 9月1日 関市の「散歩道」さんと相互リンク
2005年 8月21日 ヤマソテツ、オオキツネノカミソリ、ツチアケビ、イワヨモギ、ヒトツバヨモギ、ガマ、コガマ、ヒメガマなど追加し、野草種1240種、シダ類131種、苔類130種
2005年 8月13日 志賀高原の植物観察会の植物追加。東館山高山植物園のハリガネカズラ、シガアヤメ、志賀高原のアリドオシラン、ゴゼンタチバナなど追加し、野草種1220種、シダ類130種、苔類130種
2005年 7月23日 ヤマホロシ、オオバチドメ、ホソバノウナギツカミ、カイタカラコウなど追加し、野草種1185種、シダ類130種、苔類130種
2005年 7月18日 ソクズ、オニノヤガラ、ニシキソウなど追加し、野草種1180種、シダ類130種、苔類130種
2005年 7月 3日 ユウスゲ、キバナノマツバニンジン、シラユキゲシ、イロハモミジなど追加し、野草種1175種、シダ類130種、苔類130種
2005年 6月26日 コウホネ、マサキ、オオバイボタなど追加し、野草種1170種、シダ類130種、苔類130種
2005年 6月19日 ツルアジサイ、キバナウンラン、ヒトツボクロなど追加。ミズ、アオミズを訂正し、ヤマミズを追加し、野草種1165種、シダ類130種、苔類130種
2005年 6月13日 アオホオズキ、スズサイコ、ミヤマヨメナ、ズミ、ドクウツギなど追加し、野草種1160種、シダ類130種、苔類130種
2005年 6月4日 ソクシンラン、ヤマシャクヤク、ヤマクワガタ、コケリンドウなど追加し、野草種1150種、シダ類130種、苔類130種
2005年 5月22日 ヤマウツボ、コケイラン、ツクバネソウ、マイヅルソウ、コカンスゲなど追加し、野草種1140種、シダ類130種、苔類130種
2005年 5月15日 アスヒカズラ、アオネカズラ、クマガイソウ、シャク、ウスギヨウラクなど追加し、野草種1130種、シダ類130種、苔類130種
2005年 5月 3日 ホソバニセジュズネノキ、カワラスゲ、コナラなど追加し、野草種1115種、シダ類125種、苔類130種
2005年 5月 1日 ヨウラクラン、フタバアオイなど追加し、野草種1110種、シダ類125種、苔類130種
2005年 4月29日 フデリンドウ、ムベ、クサソテツなど追加し、野草種1105種、シダ類125種、苔類130種
2005年 4月16日 スハマソウ、ヤマイワカガミ、イヌノフグリ、苔類80種など追加し、野草種1100種、シダ類125種、苔類130種
2005年 1月23日 ハギクソウの紅葉、ツヤナシイノデ、苔類13種追加し、野草種1080種、シダ類120種、苔類50種
2004年12月18日 オシダ、シロヤマシダ、キヨスミヒメワラビ、苔類追加し、野草種1080種、シダ類119種、苔類37種
2004年12月4日 オオフユイチゴ、ハマコウゾリナ等追加、シダ類にクリハラン、イワガネソウ等追加し、野草種1080種、シダ類110種、苔類25種
2004年10月23日 ムラサキセンブリ、ヤナギノギク等追加、イブキシダ、オオハナワラビ等追加し、シダ類100種
2004年 9月25日 ミカワシンジュガヤ、コウヤノマンネングサ等追加
2004年 9月20日 苔・地衣類18種追加、シダ類20種追加、ラセンソウなど追加し、全体で約1100種
2004年 9月12日 シダ類約70種を追加、ミシマサイコ、オケラ追加
2004年 7月19日 ヤワタソウ、ノヤマトンボなど追加し、1020
2004年 5月 9日 カザグルマ、ミナトマツヨイグサなど追加し、1000種。INDEXファイル等を修正。
2004年 4月29日 タチキランソウなどの野草種追加し、980
2004年 4月10日 ナベワリなどの野草種追加し、950
2004年 3月31日 indexファイル修正。キスミレなどの野草種追加し、940
2004年 3月 8日 野草種追加し、930
2004年 3月 8日 「フォトサロン風花」さんと相互リンク
2004年 2月26日 セリバオウレン追加
2004年 2月21日 北山湿地追加
2004年 2月15日 トップ画面等修正、野草種追加し900に
2004年 2月11日 「Shuu's After Five」さんと相互リンク
2004年 2月11日 「伊勢志摩地方の植物図鑑」さんと相互リンク
2004年 2月 6日 「鈴鹿の山を歩く」さんと相互リンク
2004年 2月 4日 更新 初期設定確認修正
2004年 2月 1日 開設